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近親相姦は何故駄目か
近親相姦は何故心の内で嫌悪されるばかりか「そんなことあっては駄目」と存在自体拒絶、否定される傾向が強いのでしょうか? (地域限定するならば日本と欧米などでしょうか) 例えば同じ少数派として同性愛なるものがありますが。 こちらは嫌悪する人がいるにしても否定的な声をあげようものなら「本人たちが幸せなら良いじゃないか」と批判されます。海外では同性婚を認めていたり。 愛し合うのに性別が関係ないなら年齢も立場も関係無いと思うのですが。実際問題は困難があるにしても、それを乗り越えるかどうかとかは本人たちの自由なのでは。その本人たちの意見を否定し「正しいのは血の繋がりの無い(異性)愛なんだ」と説明、教育、されたらどうなんだろうという。 「道徳的にちょっと…」という話もありますが、何が善で何が悪なのでしょうか。 同性愛は子供が作れません。 近親相姦も奇形児などの危険性があるので作れないのでしょうが。 人間にとって性行為=子作りってわけではないので。 しかし、 子作り目的でなくとも避妊していても、続けてればいつか…な危険性があるから。だから危険な可能性は排除するべき…ってことでしょうか? でも血の繋がりの無い異性愛でだって正常な子供が絶対産まれるとは限らないし。特に女性の年齢が上がれば危険性がグンと上がってくるわけですから。危険な可能性は排除、ということなら年齢が上がるにつれどんな関係でも異性間の性行為は排除するべきなのでしょうか。 それとも、血縁者同士と非血縁者同士の子供についての危険性はそれぞれ質や内容が違うのでしょうか。 年齢関係無い確率の多さってことでしょうか? と色々疑問があります。 ただ、自身の勉強不足からこんな考えになったのかなということもありますので、近親相姦が何故駄目なのか否定されるのか道徳的に駄目なのかなど、理由お願いします。 「正常な子供が産まれないから」という意見については性行為=子作りではないという点と、血縁者同士非血縁者同士のそれぞれの子供の危険性の差?確率?について説明してくださると幸いです。 はてなが多くてすみません。 自分の考え等もあれば宜しくお願いします。
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- usagidoshi7gatu
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こんにちは、中年の男性です。 お礼の中で質問をされたので、望み通りでは無いかもしれませんがお答えします。 >良く理解できておらず申し訳ないのですが、その場合同性同士の恋愛、結婚についても同じですか? >同性愛も家族、社会を否定する存在でしょうか? 少し解説します。 1.親族同士の婚姻を禁じる 2.結婚する(子どもが生まれる)には家族以外の人を選ぶしか無い 3.家族の女性(姉・妹)は、他家に嫁ぐ 4.他の親族から結婚相手を迎える なぜ1.が禁止されるのか? それは3.4.を目的とする為である。 他家との結婚が家族と家族を結びつけ子孫と姻族(親戚)をつくり、姻族同士の結びつきが社会を形成する機能と構造を持っていると考えられます。 近親相姦では子どもは出来ますが、姻族は出来ないと思います。 つまり血縁として社会から閉ざされることを意味します。 特定の国と時代では、王侯・貴族が血統を最重要視し近親婚を繰り返す事も近親婚が禁止される事の理由と真逆だろうと考えます。 血統を尊ぶあまり、社会的に自分たちの階級を閉ざし、支配的な権威・権能を高めることを目的としているのでは無いかと推測します。 同様に同性愛についても似た方法で考えることが出来ます。 1.同性同士の婚姻・恋愛を禁じる 2.結婚・恋愛するには異性を選ぶ 同性婚では姻族は出来ますが、子どもは出来ません。 ですから、多くの国と文化では禁止され承認されずに来ました。 しかし、現代社会では性愛について多様性を認める文化が育まれつつあります。
- shizumo
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人肉食の補足です。この場合の人肉食は飢えではなく、文化的なものです。例えばマオリなどは 戦闘で戦死した戦士を食べることでその強さを自分も取り込む、あるいは肉親が死んだときその人の体を食べることで自分の体と一つになり心と思いと命を受け継ぐ。わたしはとても理解でき納得できる考えです。 故人の遺髪を編んで懐中時計のコードとして肌身につける これは19世紀では普通にありました。食べるか肌身につけるかだけで考え方は同じ線上です。人によっては死人の体の一部を身につけるというのは嫌悪感があるでしょう。でもわたしはやはり文化的な圧力だとおもいます。 近い体験を述べます。妹が子供を産んだときです。妹は母乳を子に飲ませました。母乳があまったので哺乳瓶に入れて保存していました。妹は「兄さん、わたしの母乳飲む?」とそれを差し出しました。 わたしは人肉食う機会があったら食べたいし、もし、自分の片足でも切り落とすことがあったら焼いて食うくらいの好奇心がある人間です。ところがその母乳は飲めなかった。がんばって舐めただけに終わりました。 これはわたしにとって強烈なことでした。イスラム教徒がブタを食えない。これは明らかに文化的圧力ですが、 その感覚がはじめてわかったのです。それは毒ではない。むしろ健康的な食料であるのは知識ではわかる。蜂の子ヤザザムシのように形状が生理的嫌悪感をもよおすものでもない。 でも生理的に食えない、飲めない。はきそうだった。 妹の母乳は近親相姦と人肉食にちかい区分に入ります。
お礼
補足ありがとうございました。 具体的例のおかげで理解できました。
- shizumo
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とても興味深い質問です。 神代日本、古代エジプトなど近親相姦は王家などよくありました。父=娘、あるいは兄=妹間などです。一つは同族での結束を高める、というのがあったと思います。 遺伝的な問題は確かにあります。ですがそれ以外に思いつかない。 逆に言えば遺伝的な問題さえなければ容認するのだろうか? なぜ人肉食がだめか?という質問同様、文化的な圧力としか思われません。 同性愛も西洋だけ見ても、文化によって全く変わってきます。
お礼
>逆に言えば遺伝的な問題さえなければ容認するのだろうか? 一番気になるのはそこですね。 >なぜ人肉食がだめか?という質問同様、文化的な圧力としか思われません。 人肉食はお互い合意の上なら別に勝手にしたら良いのではとも思いますが、もし相手を殺す勢いならどんな理由でも合意の上でも人を殺せば犯罪になるので難しいところです。死人に口なしというのもありますし。 人肉食でよく聞くエピソードでは事故などで遭難して食糧難に陥った時、同じ事故で死んだ人の肉を食べて生きながらえたとかそういうのもありますね。
遺伝子がどうとか難しいことは置いといて 何故ダメか?で最初に思い浮かんだことを書きます。 女の子を性奴隷しにないようにかと思いました。 子どもの洗脳なんてたやすく出来ることだし 近親相姦を許したら性奴隷者が今よりも増えるように思えます。
お礼
性犯罪の可能性もありえなくはないのですが、可能性があるからと全て排除してしまうと少々極端過ぎではないかとか、他の物事にしても危険性があるから全て排除拒絶するのか、という疑問があります。 それと近親相姦と一言でいっても、大人と子供だけの関係にとどまらず、同性同士、兄弟同士姉妹同士、などの男×男(女×女)、子供×子供もあるかと思います。その場合は特に洗脳などは関係ないのではとも思いました。 意見感謝です。 回答ありがとうございます。
補足
ちなみに、大人×子供でも子供×子供の場合でも子供の年齢が低い場合は本人の自由とするには難しいかなと思いました。虐待等がなくとも、恋愛でない感情を恋愛と勘違いしてしまうのは小さい子供によく見られたりするようなので。というかよく分かっていない(?) じゃあどこからOKかと言われて私が決めることではないですが、考えとしては成人ぐらいかなと思いました。 現段階ではですが。
http://dic.pixiv.net/a/%E8%BF%91%E8%A6%AA%E7%9B%B8%E5%A7%A6 これが私が納得行く回答かな? 近親者同士の子供は1代では奇形の確率は、通常の子どもと変わりはないが、何代も続くと高くなる。 純血を求められる天皇家や徳川家もそれに悩まされたとか。 現実には世界中近親者同士の子供が生まれるというのはかなりあると思います。 日本では戸籍は私生児扱いになりますので、父親不明と言うことになると思います。 なぜ忌み嫌われるのか・・・・よく分からないというのが本当の所だと思います。 人口を増やす目的で奨励された場合もありますので。 男性はあまり感じませんが女性はDNAが近い異性の体臭に対して本能的に嫌悪感があるようですから、そこから来たのではないかと思います。
お礼
リンク先の 「人間でも、年頃の女の子が父親を嫌ったり(父親の体臭に嫌悪感を持つ)、母親が成長した息子の体臭を嫌うのは、近親相姦回避本能だという説があるが、遺伝学上は否定されている。 」 は他の話でも聞きましたのでやはりそうなのでしょうか?とすると思春期の娘によく見られるその傾向は何なのでしょうか。疑問なところです。 なぜ忌み嫌われるのか…については、やはり本能的な子供についての危険性の部分が、強く影響を受けているのではと思います。 しかし特に人間は本能だけで生きているわけではないし、子供の危険性を回避出来る挿入無しの性行為だってあるし、血縁者且つ同性同士の話だってあるし。となると、よく分からないです。 別に心の内で嫌悪感を持つのは仕方ないと思いますし(そういうのはどんなジャンルにも多種多様ある)、何も結婚まで許可しろ社会全体で受け入れろと思ってはいませんが(当事者達が望めば声を強く出していけば良い話)、 かといって心の内どころか存在まで否定拒絶され「間違っている」と公に主張され教育されるのは、個人の自由?など考えるとどうなのかな、と思いまして質問しました。 ただ回答によって色々学べた部分もありますので再度調べて考えてもみたいと思います。 回答ありがとうございます。
- fusem23
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駄目な理由は、それが慣習だからですね。 > 人間にとって性行為=子作りってわけではないので。 と書いてますが、少し前までは子作りだった訳で。 性行為すれば子供ができるのは当たり前で、家の継続のためにむしろ積極的に子作りをしていた。 そんな状況で、奇形ができるのを承知で、近親相姦が許可されるとは思えません。 「女性の年齢が上がれば」と書いていますが、それすらも昔はタブーだったと思われます。 では、「性行為=子作りってわけではない」現代ではどうかというと… 実は、何も変わっていません。 同性愛で子供が作れなければ、家系が終わるのは間違いないし、 高齢出産や近親相姦で奇形が生じる危険も変わりません。 変わったのは、ただそれらの危険性に鈍感になったというだけ。 あるいは、個人の視点で考えた場合に、家系の継続よりも大事なものが出来てしまったとかんがえるべきか。 ところで、近親相姦のメリットは何なのでしょうね? 同性愛には、異性を愛せないという事情がある。 高齢出産には、自己実現欲求や、少なくとも子供を残そうという意志がある。 近親相姦の場合は、近親に対する自由恋愛と考えた場合でも、 近親者以外を愛せないという事情があるとは思えない。 また、近親者間の性行為は、性的虐待との区別が付けにくい。 つまり、慣習としての嫌悪感は続いているにも関わらず、 認めるべき理由はほぼ存在しない。 そのような状況では、個人主義を根拠に認めるにしても、最後の最後でしょうね。 なお、現代社会で近親相姦がそれほど危険視されてるかというと、そうでもありません。 目を人間以外に向けてみれば、品種改良は頻繁に近親間で行われています。 より良い遺伝子を残そうとすれば、尖った同士を組み合わせてより尖ったものを生み出すのは自然なことです。 近親間で奇形が増えたとしても、逆に優れた性質が現れることもある筈で、 自然淘汰が前提なら、否定すべきことではありません。
お礼
>あるいは、個人の視点で考えた場合に、家系の継続よりも大事なものが出来てしまったとかんがえるべきか。 近年、個人の自由などの傾向が強くなってきたかなと思います。それは日本よりも欧米の方が強いでしょうか。自由の国アメリカなんてことですし。 私的には個人の自由も大切にしたいところですが社会や家系についても軽視はしてないので悩みどころです。でも結局は自分のしたいようにしてしまうかな。 >近親相姦のメリットは何なのでしょうね? なるほどメリットですか。しかしメリットデメリットで人間完結出来るのかは難しいと思いました。例えば両性愛者(男性)は女性男性どちらも可ですが、同じ性である男性を一生のパートナーとして選ぶ人もいるわけで。その場合、その両性愛者の男性は異性である女性を愛せないわけではない、にも関わらず男性を選んだのですから…。逆の場合も同じで。 メリットデメリットは無いかなと思いました。 >また、近親者間の性行為は、性的虐待との区別が付けにくい。 性的虐待についてはそうですね。個人的にはお互い成人越えてれば区別つけやすいのかなと思いました。ただ精神的にトラウマなどがあり、同意の上だと信じ込んでしまっているなどの可能性もあれば区別も難しく問題かもしれませんが、その可能性を考えると少々極端な話過ぎやしないかとも思えました。が、また考えてみます。 >なお、現代社会で近親相姦がそれほど危険視されてるかというと、そうでもありません。 >目を人間以外に向けてみれば、品種改良は頻繁に近親間で行われています。 そのようですね。 回答ありがとうございます。
- usagidoshi7gatu
- ベストアンサー率32% (88/271)
>近親相姦が何故駄目なのか否定されるのか道徳的に駄目なのかなど、理由お願いします。 近親相姦がなぜ駄目なのか? それは、社会と家庭(家族)を否定する行為であるからです。 文明社会・原始社会を問わずに近親相姦のタブーは存在しています。 有名な本で 『親族の基本構造』 クロード・レヴィ=ストロース 著 この本が詳しく解説しています。 http://blog.livedoor.jp/khideaki/archives/51808939.html この方のブログでその本の詳しい解説を載せています。 文章の中には現代的では無い表現が使われているので少し補足し説明します。 一つの家庭に生まれた「女性が他家に嫁ぐこと」と他家からその家庭に「女性が嫁いでくる事」で、社会が成り立っている。 この様な結婚を通じての交流が、社会を生み出すため、インセストタブー(近親婚の禁忌)が存在していると結論づけています。 家族と対の概念としてどこの国・時代でも社会が存在し、近親婚によって社会を否定するれば自ずと家庭そのものも否定されると言う考え方が、普く存在します。 近親婚は社会・家庭を崩壊させる。 これが近親相姦が道徳的に否定される理由です。
お礼
リンク先文中の真ん中あたりでよく分からなくなってしまいましたが、またきちんと読んでみたいと思います。紹介ありがとうございました。 >一つの家庭に生まれた「女性が他家に嫁ぐこと」と他家からその家庭に「女性が嫁いでくる事」で、社会が成り立っている。 良く理解できておらず申し訳ないのですが、その場合同性同士の恋愛、結婚についても同じですか?同性愛も家族、社会を否定する存在でしょうか? >家族と対の概念としてどこの国・時代でも社会が存在し、近親婚によって社会を否定するれば自ずと家庭そのものも否定されると言う考え方が、普く存在します。 上記の疑問は置いておくとして、今まででは一番納得いく回答かな、と思いました。 回答ありがとうございます。
- dragon-man
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正常交配(優性遺伝)で生じた遺伝子疾患は個体の自然淘汰で(病死などで)排除されますが、劣性遺伝子は残ります。非近親交配では劣性遺伝子が出現する確率は低いですが、近親交配はその確率が非近親交配よりはるかに大きくなります。近親交配を繰り返すと種が絶滅してしまうため、生物はいろいろな方法で近親交配を避けています。シロクマなどの肉食動物の雌は妊娠出産すると、子熊が大きくなるまで雄を避けて近づけません。タンポポは種子を風で遠くに飛ばし、近親交配の機会を少なくします。人間はもう少し知性があるので、近親相姦を社会的に邪悪なものと規定し、忌避しています。生物はありとあらゆる方法で近親交配を避けているのです。 高年齢者同士の交配は優性遺伝での遺伝子疾患が起きやすいですが、それは自然淘汰されます。高年齢同志の出産が未熟児や不成功に終わる事が多いのはそのせいです。近親相姦による劣性遺伝出現とは違い、種に与える悪影響はありません。本人にとっての悲劇だけです。同性愛は社会的問題は別として、遺伝子疾患とは無縁です。本人の好き勝手です。
お礼
>近親相姦による劣性遺伝出現とは違い、種に与える悪影響はありません。本人にとっての悲劇だけです。 なるほど理解しました。知識不足ですみません、ありがとうございました。 同性愛や近親愛などの多種多様な恋愛について何を基準に判断されるかって子供についてなのですかね。その場合近親相姦では同性同士の恋愛もありますから、それは本人の好き勝手ではダメなのでしょうかという疑問がありました。 回答ありがとうございます。
- chie65536(@chie65535)
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近親相姦により子供が出来た場合、普段は発現しない劣勢遺伝子が発現する確率が高くなり、劣勢遺伝子が発現すると、色々な「奇形や、先天的な障害や病気」が発生します。 あと、生物は、本能的に「種の多様性を求めるように出来ている」ので「自分の遺伝子と似た遺伝子を持っている異性に対し、嫌悪感を抱くように出来ている」のです。 中学高校の女の子が、自分の父親に対し「なんかキモい」っていう感情を抱くのも「子供が作れる身体になると、本能的にそうなるように出来ているから」なのです。 似たような遺伝子の異性が子孫を残すと、多様性が失われ、みんな、似たような遺伝子を持つ個体ばかりになります。 1つの種で、みんなが似たような遺伝子に近づいて行くと「病気で全滅する危険性」が高くなります。 多様化して、色んな遺伝子を持つ個体が居れば「殆どが病気で死んでも、特定の遺伝子を持った個体だけが生き延びる可能性がある」のです。 なので、本能的に「自分と近い遺伝子の異性は、性的に受け付けない」ように出来ていて、本能的に「自分の遺伝子と離れた遺伝子を持つ異性に魅かれる」ように出来ているのです。 そういう「本能的な忌避」が基本になって、後付け(こじつけ)で「理性」や「道徳」で「忌むべき行為」となっているのです。
お礼
その父親と娘の話なのですが、他の方の回答のリンク先にもあったように 「人間でも、年頃の女の子が父親を嫌ったり(父親の体臭に嫌悪感を持つ)、母親が成長した息子の体臭を嫌うのは、近親相姦回避本能だという説があるが、遺伝学上は否定されている。」 などという話も他でも見られるので、どうなんでしょう。また「そういった不仲は家族(夫妻)関係が悪いだけ」という話もありました。これに関しては日本の心理学の先生だけが言っているのかもしれませんが。そこらへんはまた調べて見ます。 近親相姦というのも色々あるかと思いますが、例えば妊娠の危険性を排除した挿入行為無しの行為。や、血縁者の同性同士の行為、については本能的な忌避の意味が分からなくなる?のですが。 結局はっきりとした理由がなくとも「とにかく駄目なんだ」ということで心の内の嫌悪だけに留まらず存在すら否定拒絶されるということでしょうか。 なるほどこじつけですね。 回答ありがとうございます。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
それはもうDNAというか知恵とか道徳よりもっと深い部分で「そうならないように」できていると思います。基本的に動物であっても近親相姦はやりません。別に動物に道徳の時間があるわけではなく、彼らは本能的にDNAが近い間柄は避けているのです。 こういう実験があります。男性にシャツを一日着てもらって、そのシャツの匂いを女性に嗅いでもらい、それが自分にとって心地よい匂いか嫌いな匂いか聞いたのです。すると、女性が「この匂いが好きです」と選んだ場合はその男性とのDNAが遠い人を選んでいることが多かったそうです。 「ヒトは異性のどこに惹かれるのか」というのは答えが出ないテーマのひとつなのですが、こと女性に関しては「匂いが重要」というのはほぼ研究者の見解が一致するところです。一説には、思春期の娘が「お父さん、臭い!」と言い出して生理的に嫌悪するのは近親相姦を避けるためともいわれます。 近親相姦の最大の問題は、奇形率が非常に高いことです。競走馬なんてそういう意味では近いところの交配、交配ですから、「血が濃すぎる」なんてことはしばしばありまして、そういう血が濃すぎる仔は、ケガなどが多いことは競馬にちょっと詳しい人なら誰でも知っていることです。 進化という見地に立てば、なるべくDNAが遠いところ同士がDNAのシャッフルをしたほうがなにか劇的な進化が発生する確率が上がります。だから、これは人類の歴史とかではなく、約40億年に渡る生命の歴史がそうさせているのだと思います。40億年間の試行錯誤で、「血が濃すぎるとよくないね」ということを学んだのだと思いますよ、生命は。 同性愛に関しては、認められているのは先進国のごくごく一部にすぎず、例えば現代日本でも同性愛をカミングアウトする人はまずまれです。芸能界にはそういう人が多く活動しているじゃないかという意見もあるでしょうが、平井堅ちゃんのように男性とのお泊りを何度も週刊誌に撮られていてもカミングアウトしない人も多いわけで、サッカーの中田英さんとか織田裕二さんのように業界では常識といわれながら世間じゃあまり知られていない人も大勢います。一般人ともなれば、同性愛をカミングアウトしている人なんてまずまれで、差別されないのは東京などの一部の都会だけでしょう。そんなことをカミングアウトしたら村八分にされる地域なんていっぱいあるでしょう。現代でも途上国だと、同性愛者だとバレると私刑によって処刑されてしまう国もあります。例えばアフガニスタンでは同性愛者は死刑と決まっています。
お礼
その父親と思春期の娘の話なのですが、他の方の回答のリンク先にもあったように 「人間でも、年頃の女の子が父親を嫌ったり(父親の体臭に嫌悪感を持つ)、母親が成長した息子の体臭を嫌うのは、近親相姦回避本能だという説があるが、遺伝学上は否定されている。」 などという話も他でも見られるので、どうなんでしょう。また「そういった不仲は家族(夫妻)関係が悪いだけ」という話もありました。これに関しては日本の心理学の先生だけが言っているのかもしれませんが。 そこらへんはまた調べて見ます。 人間は子供を作らない性行為がありますから、例えば妊娠の危険性を完全排除した挿入行為無しのやり方もあるかと思います。そのような子供を作らない前提での血縁者同士の恋愛までを、(心の内だけでは留まらない)否定するのはつまり、何を問題視しているのでしょうか。また、血縁者同士尚且つ同性同士では子供は産もうと思っても産めません。こちらは何を問題視しているのでしょうか。 そこらへんについても、近親相姦を肯定する又は否定しない人達の疑問が残ったままになるのではと思います。 「子供を作った場合の危険性」が本能的にあるから、それにより性行為の有無や性別については関係無しにとにかく全てひっくるめて「血縁者では恋情を持ちあっては駄目なのだ」ということでしょうか。その意見は果たして人間に通用するのか、難しいところだと思いました。 一応この質問では日本欧米の先進国中心で話を進めます。 同性愛については、近親相姦よりも、存在を否定拒絶されるのがますます理解出来ませんでした。奇形児等の心配は無いわけで。子供を産まないのではなく産めないから否定されるのであれば、異性愛者でも子供を産めない体の男女は否定されるべき人間なのか、色々疑問がありました。それにこちらは人間以外の動物界でも広く見られる現象なので。 回答ありがとうございます。
お礼
>近親相姦では子どもは出来ますが、姻族は出来ないと思います。 >同性婚では姻族は出来ますが、子どもは出来ません。 そういった違いもあったのですね。 知識や理解力不足で頭が追いつけていない部分がありますが、更に勉強してみたいと思います。 ありがとうございます。