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中国と共産主義：現実とは異なる理想の形
- 中国は共産主義を掲げる大国であり、理想的な社会主義国家を目指しているが、現実には貧富の差や政治団体の強大さにより、理想国家の構築が難しいとされる。
- 共産主義の理念には差別も優劣もなく、国家が個人の責任を持ち終生恩恵を受けられるというものであるが、現実には一部の人間にしか恩恵が行き渡らず、独裁国家のような状況となっている。
- 中国は共産党に対抗する行為をしなければ比較的自由かつおおらかな国であり、実は楽しい世界が広がっているが、政治情勢や社会問題、犯罪などは依然として存在し、国民の不満も根強い。
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中国こそ家畜人間国家なのです。 共産主義といいながら経済は資本主義で貧富の格差は大です。政治権力は共産党員が握り庶民には選挙権（地方選挙はある）すらありません。人権も農村戸籍と都市戸籍で差別されており農村は奴隷扱いです。 人のいいオッサンに見えるのは見ざる聞かざる言わざるで檻の中の平和です。家畜（庶民）は人間（共産党）に楯突けないのです。共産中国の権力構図は皇帝時代とまったく同じで２０００年以上変わっていません。皇帝が共産党と名を変え、皇帝世襲制が無くなっただけで、共産党支配階層（士大夫）の世襲は相変わらずです。 ＞各家庭に温風を送り、暖を提供するなど、なかなか出来る事では無い気がします。 極悪共産党も人気取りは必要です。飢えさせない、凍えさせない、娯楽（反日運動）は必要です。 中国人が自分たちは自由だと思っていても思想信条の自由、表現の自由を知りません。知った人間は弾圧され収容所に入れられます。中国は世界最大の収容所国家です。この点では人権を認めない共産主義者の本性がよく出ています。。中国庶民に人権はなく、すなわち家畜です。 共産主義のプロパガンダは地上に楽園を作る。でも実際に作ったのは支配者の楽園（賄賂、女、王侯の暮らし）、庶民の地獄です。
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何をお尋ねで、何が疑問か一寸不明瞭ですが、現在の中華人民共和国は完全な共産主義国ではないという事が言えます。資本主義の利点と共産主義の利点を併用して、中国は低開発国だと言う隠れ蓑を行使して今や世界一の国家になりつつあります。共産主義の欠点から滅びたソ連邦、資本主義の欠点から世界一の座を中国に譲りつつあるアメリカ合衆国、キューバ共和国だって共産主義を見直す気配です。中米の反米国家も長続きしません。 中華人民共和国は共産主義国家でなく社会主義国家だと理解すべきで、社会が発達すれば貧富格差は自然と増えるものだし、公務員の汚職も当然できるものです。でも国民は虐げられていませんし、自由な活動も迫害されなくなっています。 貴方もこんなサイトに共感者を求めないで、反原発再稼働運動でもされた方が良いんじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。
確かに現在の中国の実情と、共産主義との関係は判り難いかと思います。 共産主義思想に基づいた最終的な姿（理想の姿）、理想に到る過程の姿、国家体制を受け入れる国民の意識 と大まかに分けられてお考えになられる方が宜しいのではないかと思います。 最終的な姿はお聞きになられたと言われる「共産主義には差別は無く、・・・・主義との事でした。」で宜しいかと思います。 過程の姿が現在の中国の姿だとお考えになれれば宜しいかと思います。 受け入れる国民の意識につきましては「共産党に歯向うようなマネ・・・・実はそれなりに楽しい世界なんでしょうか？」で宜しいかと思います。 非常にやっかいなのが、我々日本人の感覚と中国の方々の感覚が基本的に違っているということです。 平たく言うと、物事に対する考え方や、意味づけや、価値基準、嗜好が基本的に違うということです。 これが相互理解を妨げています。 ただし、中国で暮らしておられる多くの方々は、中国人としての感覚でそれなりに生活を楽しんでおられます。 以前ＴＶで「関口知宏の中国鉄道大紀行 最長片道ルート36,000kmをゆく 」という番組をやっていましたが、そこに映し出された中国の人々の日常生活や表情は日本の情景と何等かわりません。 只単に、車両や設備が古かったり、人々の服装がデザイン的に古かったりしているだけです。 （ＤＶＤも販売されています） 利害が対立する商取引の為に行ってきた。観光に有名都市や場所を駆け足で回ってきた。というのでは日常生活を知ることは難しいです。 これは日本でも起きています。秋葉原へ買い物に来るだけ、有名観光地を回るだけ、の外国の旅行客が日本のごくありふれた地方都市の人々の日常生活を知ることは有り得ないでしょう。 報道機関を通じて入ってくる情報には、世界共通の平々凡々たる日常生活の様子がほとんどありません。いわゆるニュース性のあるものしか入ってきません。 今度の東北の地震で、関西地方や中国地方、九州、四国、北海道にお住いの方々の日常生活が何か変わりましたでしょうか？ 海外で報道されている情報だけを見れば日本中が地震でひっくり返ってしまったような印象を受けてしまいます。 中国に関する報道も全く一緒です。 １３億人を越える人が全員でデモをやっている訳ではありません。 一番やっかいなのが、過程の姿です。 ２０１２年末の中国の人口は１３億５４０４３万人です（香港、マカオ、台湾を除く） ２０１２年末の中国共産党員の数は８５１２万人です。 中国共産党政府は他の政治政党の存在を認めていません。（厳禁しています） 中国で政治に参加できるのは、共産党員のみです 人民解放軍は中国共産党の一つの武力部門であって、いわゆる国軍ではありません。 これでお判りの通り一握りの人間が中国を統治しています。 香港、マカオ、台湾などの多くの人達は共産主義に反対で、別な経済システムで活動しています。 華僑を初め共産主義を嫌って海外で生活をされておられる中国人の方は多数おられます。 政治政党の内部というのは、古今東西を問わず権力闘争の坩堝です。 つまり、中国共産党政府の基盤は決して盤石なものではありません。 強権を発動して抑え込む以外の選択肢がありません。 このような状況下で理想の姿を実現するのがいかに難しいか御理解頂けますでしょうか？ おそらく不可能に近いと思われますがいかがでしょうか。 現在世界中が注目しているのは、中国はどこへ向かうのか？ということです。 １３億人の人々に経験したことのない自由選挙は到底むりでしょう。 すでに、エジプトで失敗しています。 自由選挙に基づいた民主主義もダメ、共産主義もダメとなると、この先どうなるのでしょうかね～
お礼
ありがとうございます。中国に進歩はありませんね。確実です。
- m-m-mg
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中国とアメリカはそっくり。 どちらの国もほんの一握りの人々が国の支配者として権力を行使して、あらゆる方面の活動を抑圧することで、一部の特権階級のための国になっている。 どちらも大きな国であることで、大きな権力が同じような振る舞いをしている。 中国は共産党が公然と力技で市民の抑えこみを行い、アメリカでは一部の大資本家があらゆる方面への情報操作や工作活動を行なうことで市民への抑えこみが行われている。 ただしどちらの国も大国であるが故の大雑把さがあり、そこに自由がある。
お礼
ありがとうございます。
- UROIUSH
- ベストアンサー率17% (41/238)
こんにちは、 共産主義その物は非常に理想的な社会です。 しかし、この１００年の間、共産主義を実現した国はありません。 いずれも崩壊か、質問者さんがおっしゃるとおり、独裁政治に陥って、目的を見失った国家になっています。 結局のところ、人間の私欲がネックになっています。 統治機構も労働者も人間なので、 統治者は自分の都合がいいように国のシステムを作り、労働者は、その生産活動に関係なく一定量の対価しか得られないため、怠けます。 やがて、経済は停滞し、労働者は不満を募らせ、統治者は己の保身と国家維持のため、独裁政治をしきます。 国民全員が働き蟻のように勤勉か、お釈迦様のような聖人じゃないと実現不可能なシステムです。 中国にしても、一国二制度などといって、資本主義と計画経済のいいとこ取りし、貧富が拡大する始末です。国内への締め付けと国外への覇権主義で、何とか国を維持している状態です。末期のソ連と大差なさそうですね。
お礼
ありがとうございます。やはり人ですよね。限界はありますよね。ロボットでは無いのですから。
- hekiyu
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”中国と言えば、ソ連亡き後、唯一の共産主義大国ですが” ↑ 正確には、社会主義国です。 ”共産主義には差別は無く、人の優劣も無く、揺り籠から墓場まで、 すべてにおいて国家が個人個人に責任を持ち、 終生変らぬ恩恵を受けられる主義との事でした” ↑ 資本主義だと格差が出来るので、それを無くそうとして 社会主義が提唱されたわけです。 社会主義とは、労働に見合った収入を保障して平等を 図ろうとするものです。 共産主義はこの社会主義を更に進め、労働できないような 弱者にも必要な収入を保障して、更に平等を徹底しよう とするものです。 ”現実には貧富の差があり、なかなか理想国家が築けない為、 強力な政治団体を作り、そこで貧富の差を是正し” ↑ 自由にすると不平等になり、平等にすると自由が制約される という関係にあります。 自然状態では自由です。自由にすると不平等になります。 だから、その自由を制約し、平等にする というのが社会主義です。 従って、自由を制約するために、どうしても強力な政治的権力が 要求されるのです。 社会主義と独裁はある意味、必然的関係にあります。 ”貧富の差を是正し、皆に平等に富の分配が行き渡るシステムが 出来上がった時には、政治団体も解体し” ↑ 強力な権力機構を解体したら、自由になります。 自由になれば元通りになり、不平等な社会に 戻ります。 ”一部の人間には、富も名誉も行き渡るが、そうでないものは、 一生恩恵を受ける事も無いと思っていました” ↑ これはその通りです。 中国などは共産党との関係が無ければ、何も手に入りません。 経済で成功している人は、皆、何らかの関係を持っている ひとばかりです。 ”中国と言う国は、共産党に歯向うようなマネさえしなければ、 割と自由で、おおらかで、日本で言うなら、人の良い田舎のオッサンが 集まったような、実はそれなりに楽しい世界なんでしょうか？” ↑ 政治問題にクビを突っ込まなければ、結構好きに やっていますね。 しかし、おおらかではありません。 その点、他の途上国とは大違いです。 小ずるいです。 人の良い、田舎のおっさんなんてとんでもない。 自分の利益には動物的に忠実で、何でもやります。 ひとの迷惑など頓着しません。 モラルのひどさは、世界中で有名です。 楽しいというのも見当外れです。 共産党と関係を持てないひとには、夢も希望もない 社会です。 牧歌的なイメージを抱いていませんか？ 打工と言われる出稼ぎ農民など、実際に見てみると 同じ人間か、と思えるほどです。 ”各家庭に温風を送り、暖を提供するなど、なかなか出来る事では無い気がします。 ” ↑ なるほど。そういう見方もありますか。 中国の共産党幹部達は、出世するために命がけです。 そして、出世するためには、賄賂と実績です。 賄賂の為にも、実績作りの為にも、公共事業をやる 必要があります。 公共事業をやれば袖の下をもらえますし、その地方の ＧＤＰも上がって、出世できるからです。 重慶の「簿熙来」はそれをやって出世しようとしましたが やり過ぎて捕まりました。 簿氏は、庶民に安いマンションを提供して、結構人気が あったのですが。
お礼
ありがとうございます。簿熙来は、どうなるんでしょうね。彼も決して正しい気はしませんが、どっちもどっちで、片方を裁くというのもどうですかね。
- pluto1991
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中国に住んでいますが、「政治活動をしない限り」においては日本と全く同じです。 志を持った人は起業して儲ける。ダメなら店を畳んでイチから出直し。 日本にだって政治がらみの利権はあって、それが中国では10倍なのかもしれませんが、それはアメリカだって同じですね。 「一党独裁」には「反対する人がいない」わけですが、 たとえば、新幹線とか道路建設において政府の判断で住人を追い出すことが出来る（もちろん代替地を与えられて、それが新築マンションだったりするので、むしろラッキー。という人は多い）。とか、日本が土地買収で道路がくねくねになったり、東京の感情8号線が開通するのに40年かかったとか、そんなまだるっこしいことがなくて、すごく合理できなんです。 教科書問題、なんてのも反対する人がいないから「パブリックな歴史認識」（つまり学校で教えること）がバシッと一本化されている。 日本には賛否両論あるから「日本人に統一の歴史認識」なんてないでしょう。 そもそも学校教育されていないし。 すごく合理的にいいなと思える面、でも実は統制されていて自由の内面、両面が見えると思うんですよね。 さておき、前述しましたが、政治に絡まない限り、日本と同じですよ。
お礼
ありがとうございます。
- kaxuma119
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共産主義はいくつかの定義がありますが、経済的に重要な点は計画経済、生産財の公有、中間搾取のない利益分配などです。しかしながら現在の中華人民共和国では計画経済は行われておらず、生産財の公有は名目的で実質は私有化されていますし、中間搾取のない利益分配どころか極端な搾取が露骨に行われています。 早い話、中国共産党は独裁政治を続けるためのお題目として共産主義を掲げているだけと言えるでしょう。 中国の歴史は王朝の成立、繁栄、腐敗、崩壊、混乱そして新王朝の成立という繰り返しです。新王朝成立時は、往々にして喰えなくなった民衆の暴動の頭目が最終的には新王朝の始祖になっています。そういう意味では、毛沢東は共産党王朝の始祖であり、今は繁栄の頂点を過ぎて腐敗が進みやがては崩壊する時期が来るでしょう。 今、中国国内で本気で共産主義を唱えたら国家転覆罪で極刑にされてしまうでしょうね。
お礼
ありがとうございます。
楽しい世界なら「天安門事件」はなかったと思います。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。やはりとんでもない国ですかね。