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頚椎症性脊髄症と診断されました。手術のメリット・デメリットとは?
- 頚椎症性脊髄症と診断された身内。手術の必要性とは?
- 手術を得意とする千葉県周辺の病院や医師を教えてください。
- 頚椎症性脊髄症の手術後によくある後遺症は?歩けなくなることはあるの?
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頸椎症性脊髄症は「頚椎椎間板ヘルニア」です。 頸椎症性脊髄症と頸椎脊柱管狭窄症の症状は似ていますけど、頸椎症性脊髄症の主な症状は痺れです。 なお、頸椎脊柱管狭窄症はひどい痛みと腕の動きの支障です。 患者様の症状は典型的頚椎部脊柱管狭窄症ですね。 脊柱管狭窄症は神経の茎が通っている神経穴が狭くなり、ひどい神経の茎を圧迫することが原因で、 詳しいことはMRIとCT撮影をしますと、正確に分かります。 頚椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の治療はまず、理学療法から始めます。大体、初期の頚椎椎間板ヘルニアなら、理学療法でも90%は治りますが、2ヶ月くらい保存療法治療を受けても改善が無いと、手術治療に移されます。 しかし、脱力感がどんどんひどくなるとは神経にも悪影響を与え始めていることですので、これからは本格的な治療を始めるべきでしょう。 もし、毎日受けている治療があまり、効果が無い場合は、もう理学療法や薬物治療の限界であると思われます。 この場合、手術しか方法はありません。 もし、手術を受けるなら、患者様のような頚椎脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの方には「人工椎間板置換術(ADR)」がよく使われております。 これは、固定術ではなく、全身麻酔後、首の前方から接近し、問題がある椎間板を無くし、中に人工椎間板を入れ替える手術です。骨の変形や脊柱管狭窄症も手術の時、微細高速ダイアモンドドリルを利用して全部拡張させ、神経への圧迫も無くします。 特に、手術して5時間後からは自力で歩けるし、5日後は退院ができます。 (手術後、首の動きにはまったく制限がありません) ちなみに、頚椎症の治療の時、固定術は最近あまり使われておりません。
- 参考URL:
- http://www.showamc.com
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- honegon
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頚椎症性脊髄症で巧緻性障害がでているのなら、早いうちに手術をするのが一般的です。 手術さえすれば問題ないということはありません。症状がどの程度改善するかは場合によって違います。 症状が重症であったり、症状が出ていた期間が長いほど症状は改善しにくい傾向があります。 しびれに関しては完全に改善せずに残ることのほうが多いと思います。 >(4)術後、歩けなくなる等の重度の後遺症になることはあるのでしょうか。 ありえますがめったにあることではありません。それ以外には肩の筋力低下で腕が挙げにくくなる、症状が一次的に悪くなるなどが考えられます。 以下は手術をしない場合のデメリットです。 巧緻性障害がでるほどの頚椎症性脊髄症では、放置しているうちに症状が悪くなってくることが多いです。また、転倒などで頸に大きな負担がかかった時に症状が急に進行することがあります。 また、上で述べたように、症状が出ていた期間が長くなるほど、手術をした際の症状の改善がしにくくなります。 要約すると、手術をしなければ、もっと悪くもっと治りにくくなることが考えられる。手術をして症状の進行を止め、できれば症状を改善させたいといったところだと思います。 担当の先生は、手術をしたときのメリット・デメリット、手術をしないときのメリット・デメリットを天秤にかけて、手術をするべきであると判断しているのでしょう。 担当の先生とよく相談してみましょう。
お礼
ご回答有難うございます。 近々、手術について、診断を受けた医師から再度お話を伺うことになりました。セカンドオピニオンも含めて検討することになりました。ご回答いただいた内容で、いくつかの疑問点が晴れて少し前に進むことができそうです。 有難うございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 頸椎症性脊髄症と診断されたようです。 追加で、後縦靭帯骨化症も診断されました。 同じ病院でです。違う検査?で発覚したようです。 手術については、首の後方から縦に2箇所ほど切開し、 それぞれ9cmづつ切るようです。 ADRという話はなかったようです。 いずれにしてもこの病院では手術せず、他の病院を探しております。 なお、頚椎部脊柱管狭窄症とは聞いていないようです。 現在のところ、頸椎症性脊髄症の名医で、探していたところ、 なんとか、巷では名医と呼ばれているお医者さんに診察の予約を取ることができました。 大変参考になりました。ADRについても聞いてみます。 大変有難うございました。