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酸素解離曲線
問4(1)e 二酸化炭素分圧が低いほうがヘモグロビンは酸素と結びつきやすくなる。すなわち酸素ヘモグロビンの割合はたかくなりグラフは左にシフトする。よって図の左の曲線が二酸化炭素分圧40mmHgのグラフである。 肺静脈中には動脈血が流れている。酸素分圧が100mmHgで二酸化炭素分圧が40mmHgの点を読めばいい。とあったのですが 肺静脈は肺から出てくる血管なので、酸素分圧 酸素ヘモグロビンともに高い 動脈中では二酸化炭素分圧が低い ということでしょうか? (2)69% 静脈血での酸素ヘモグロビンの割合は、酸素分圧が30mmHgで二酸化炭素分圧が70mmHgの点aで30%。動脈血での酸素ヘモグロビンの割合が(1)のe点で97%なので、97-30=67%。問われているのは酸素ヘモグロビンのうち何%かということなので、67/97×100≒69%となる。とあったのですが 静脈血での酸素ヘモグロビンの割合は、酸素分圧が30mmHgで二酸化炭素分圧が70mmHgの点aで30% の部分がわかりません。なぜ30mmHg、70mmHgになるんでしょうか?
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(1)は,動脈血は酸素が多く二酸化炭素が少ない(酸素分圧が高く二酸化炭素分圧が低い),静脈血はその逆,と理解しておけば大丈夫でしょう。 グラフは二酸化炭素分圧が40mmHgのものと70mmHgのものなので, 同じ酸素分圧でも, より酸素ヘモグロビン(%)が多いefghが乗っているグラフが二酸化炭素分圧40mmHg(動脈血)のグラフで, より酸素ヘモグロビン(%)が少ないabcdが乗っているグラフが二酸化炭素分圧70mmHg(静脈血)のグラフとなる。 最後に考えるのは、肺静脈が動脈血の中でも一番酸素が多い,つまり酸素ヘモグロビン(%)が多いということです。 これによって,答はeとなることが分かるでしょう。 (2) まずは,肺胞と筋肉で整理しましょう。 下線より, 肺胞:酸素分圧100mmHg,二酸化炭素分圧40mmHg 筋肉:酸素分圧30mmHg,二酸化炭素分圧70mmHg よって,対応するグラフから, 肺胞における酸素ヘモグロビン(%)は97%(e) 筋肉における酸素ヘモグロビン(%)は30%(a) ということは,97-30=67%の酸素ヘモグロビンが酸素を解離したことになります。 よって,肺胞における酸素ヘモグロビン(97%)のうちいくらが解離したかなので, (67/97)×100≒69% となります。
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