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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:福島第一原発事故について)

福島第一原発事故について

このQ&Aのポイント
  • 福島第一原発事故の疑問について、素人目から考えます。
  • 福島第一原発事故の原因や対応策について疑問が浮かびます。
  • 隣の原発との違いや日本人の矜持についても考えます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3046)
回答No.1

1 水素は放射性物質を覆うジルコニウム合金が水の酸素を奪い酸化することで発生しているので、水素が発生している時点で放射性物質は漏れています。水素爆発が問題を致命的に悪化させたのは事実ですが、水素が大量に発生してる時点ですでに事態は極めて深刻です。 2 なぜかとなると、GEがそうやって作ったからとなってしまいますが、社内でも非常用ディーゼル発電機の設置してある場所が脆弱である事は認識されていて、移設費用は2000億という概算もされていました。 ただし脆弱である根拠は津波より建物の耐震性の問題です。 その後インドネシアで津波があった後、国会で津波対策の脆弱性が指摘されていますが、自民党政権に握りつぶされています。 その2000億をケチった結果があの惨禍です。 3 水素がこもり爆発したのは建物であって炉内ではありません。 そして建物には水素抜きの配管が作られてはいました。 ですがその配管を鋼管で設置する必要があるにもかかわらず、溶接ダクト構造で作られていました。 その結果ダクトなので地震でゆがみダクトが壊れ、建物内に水素がたまりました。 4 女川は初めから地盤のかさ上げが福島第一より高いです。(もっと近くの福島第二もそうですね) だから津波をかぶりませんでした。 一言で言うと矜持も何もありません、ただただ日本の電力会社は安全性を無視していたとしか言いようがない状態です。

kisenyama
質問者

お礼

ありがとうございました。脆弱さが分かっていながら「無いことにする」日本人のエエ加減さは救いようがありませんね。政府も官僚もグルですから責任の所在もボヤケてしまう。被害者は一般市民だけ。他のセイにばかりせず、同じ考え方がないか、反省します。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • KDH
  • ベストアンサー率17% (11/62)
回答No.6

疑問その一 1号機では非常用復水器の配管の電動弁が冠水電源喪失でほぼ閉状態になり 地震から約3時間後には燃料が露出したとされています。 一方 2号機、3号機では津波後も隔離時冷却系が生きていましたんで時間稼ぎが可能でした。 ですから免震重要棟と中央制御室がいち早く1号機に優先集中して さらにわずか1時間半足らずの中で明かりやまともな通信手段が無い中 ガレキや漂流物 海水溜まりをなんとか避けながら奔走して非常用復水器配管の電動弁の制御電源、駆動電源を確保できたのであればこの大惨事を回避できたかもしれません 疑問その二 非常用電源は常用電源と同位レヴェルに設置されていました 疑問その三 手順書を頼りに位置、操作方法、使用工具を確認したそうです 女川 主要施設の標高は14.8メートルだったことと 外部電源も2系統の送電幹線のうち一つは生きていました

kisenyama
質問者

お礼

ありがとうございました。回避出来たかもしれない可能性があった、との御回答は悔しさが募ります。日頃の実践的な確認、危機意識、基本的知識の復習、疑問点の解消などプロ集団だから当然やっておられるものとばかり・・・。誰の責任か、ではなく日本全体が自分のこととして考えなくてはいけない、ということですね。ありがとうございました。

  • dqf00134
  • ベストアンサー率28% (1050/3665)
回答No.5

その二に関しては、以前「日経ビジネス」で読んだ菅直人元首相へのインタビュー記事に出ていたことですが、元々福島第一原発の場所はもっと海抜が高かったのだそうです。 だから、そこにそのまま発電所を作っていれば、津波による被害はなかった可能性が非常に高いようです。 現実には土地を削って低くしてしまったわけです。 なぜそんなことをしたのかというと、冷却のため海水を引き入れるわけですが、やはり高いところまで引き上げるより低いところまで引き上げる方が効率は良いはずです。 このことは東京電力の社史に誇らしげに書かれているということを、菅元首相が話していました。 なので、東京電力は安全よりも儲けを増やすことの方を重視していたと言っても良いのではないかと思われます。

kisenyama
質問者

お礼

ありがとうございました。やるべきことをスッポカスと代償が大きいということですね。企業はもっと責任を感じてほしい。刑事罰的検討も聞きませんし。ありがとうございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2712/13696)
回答No.4

今月号(8月号)の文藝春秋の増田福島第二原発所長の対談を読むと、福島第一原発との違いがよく分かります。非常用冷却装置と電源が津波で流されなかったこと以外、第一とまったく同じだったのです。原子炉自体は非常停止しても第一と同じように電源系統は壊滅し、循環冷却は行われなくなりました。必死で機材を集め、非常用電源の修復に当たりましたが、なかなか回復せず、このままでは第一と同じように水素爆発が起きる可能性もあったのです。助かったのは非常用電源が修復されたことです。 「疑問一」 おっしゃるとおり、水素爆発さえ起こらなければ、今度の事故はこれほどにはなりませんでした。水素爆発が起こったのは、原子炉の循環冷却が止まったからです。この事は第二でも同じでした。第二の場合、水素爆発が起きる(原子炉の温度が上がって蒸気が漏れ出す)以前に非常用電源が動いて冷却が始まったからです。このあたりの緊迫した状況がこの対談で話されています。 「疑問二」 そのことはアメリカの原子力関係者も一様に驚いています。予想できないではなく、予想すべきだと言っています。そのことはNHKが事後に放送した「アメリカから見た福島原発事故」というドキュメンタリー番組で詳しく述べています。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~denzasou/m-mid-left/5-diary/110923tg.html 「疑問三」 ベントについてもこのドキュメンタリーで触れています。どうやら東電は本気で使うつもりでベント取り付け工事をしていなかったようで、テストもしていませんでした。だからあの時動かなかったのです。隣の(女川ではなく)第二発電所との違いは前述の対談の通りです。 三陸沿岸の女川原発は震源地のすぐ近くで、建て屋などが福島よりひどい被害を受けましたが、電源と冷却系統が無事だったので、緊急停止して無事でした。そのことから原発の安全性対策は、非常用電源と冷却システムの確保が最優先のはずですが、いまだにどこの原発もやっていません。断層がどうの審査がどうのと、どうでもいいような不毛な小田原評定をしています。日本人はつくづく駄目な民族ですね。原発を使う資格がありませんね。

kisenyama
質問者

お礼

ありがとうございました。「念には念を」が基本の筈なのに形だけ設置して作動点検確認も疎かにしているとは、ガックリします。ホンマ、原発や科学技術の基本が理解出来ていませんね。ありがとうございました。回答者様のような意見は無視され、「なかったことに」されてしまう。ときには制裁さえ喰らいかねない。太平洋戦争の特攻隊を例に「日本民族は強いのだ!」と一人よがりの満足ではこの先思いやられますね。

  • ura235
  • ベストアンサー率18% (165/870)
回答No.3

”どうして10メートルや20メートルの津波で破壊されるような高さの場所に発電機を設置したのでしょうか?”----これが最大の問題点でしょう。この発電機位置は技術者ならだれでも考えられない配置と思うでしょう。しかし東電幹部は悪質専横恐怖政治で正しい意見を抹殺し この大災害を作りだしました。この真の原因を直せない限り日本で安全に原発を動かすのは無理でしょう。 この点だけでも明らかに東電幹部の犯罪行為による人災です。

kisenyama
質問者

お礼

ありがとうございました。企業幹部の社会性や課された責任の大きさについて、自覚のカケラも無いのですね。生きるべき意見が消され現場の人々だけが責を負う空気は太平洋戦争の終始と何も変わらない。それを許してしまう国民にも「誰かがやってくれるだろう」主義の「自分さえよければ」のツケがきているんですね。ありがとうございました。

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.2

1.水素爆発がなければ上の問題は全て起こらなかったのではないでしょうか?  →とりあえず「デシベル」ってのは勘弁してください・・・。水素爆発が事態を悪化させたのは事実ですが、重大なのは炉心溶融がおこってしまったことです。水素爆発はその結果にすぎません。 2.どうして10メートルや20メートルの津波で破壊されるような高さの場所に発電機を設置したのでしょうか?現地の伝承や記録から、今回のような津波を予想することは出来なかったのでしょうか?  →そんな大きさの津波が来ることを想定していませんでした。文献などでは記録がありましたが、原発建設にあたってどのレベルの津波を想定するかは投入できる費用との兼ね合いで決まります。起こりうる最大の津波を想定するとしたら、原発なんぞどこにも建設できません。なんたって標高4000mのアララト山でノアの箱舟が見つかったって話もあるくらいですから。  なお(故人を誹謗するつもりはありませんが)2008年に、想定以上の津波の襲来の可能性が学術的に予想された際、東電の原子力設備管理部は「そんな津波はありえない」と、建屋や重要機器への浸水対策を講じなかったとのこと。その当時の責任者が吉田所長だったとされています。 3.ベントが作動していたら、水素が籠ることなく排気されて水素爆発は起こらなかったのではないでしょうか?ベントは自動と手動の両方で操作出来るようになっている、と報道されています。津波が退いたあと手動でベントを操作出来なかったのでしょうか?  →迅速に行なわれていれば起こらなかった可能性はあります。ベント操作に手間取った原因については、そもそも全電源喪失なんて想定していなかったことから、対応マニュアルなどの準備が全くなかったためとされています。事態が切迫してはじめて設計図をにらんで「どーやればいいんだろ」となった状態のようです。  3.隣の原発(女川?)は無傷と聞いています。どこが違ったのでしょうか?  →無傷ってわけではないですが、到達した津波の高さを上回る立地にあったことが幸いしました。  もうしわけありませんが「死をも恐れぬ矜持」のあたりは意味をくみ取ることができませんでした。

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