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The Marvels of Suffering: Is There a Deeper Meaning in 'The Happy Prince'?
- Discover the profound message hidden within Oscar Wilde's 'The Happy Prince.' Explore the unparalleled suffering of men and women, and the enigma it presents.
- Unveiling the astonishing tale of agony in 'The Happy Prince.' Delve into the inexplicable mystery that surpasses all others - the suffering of humanity.
- Unraveling the enigmatic portrayal of human suffering in 'The Happy Prince.' Dive into the depths of misery, a mystery so profound and astounding.
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>the most marvellousという最上級を使って表現してしまうと読んだ時のニュアンスが違ってくるのでしょうか? 「more marvellous than anything is the suffering of men and of women」は「M音とN音」という「鼻音」、「L音とR音」という「流音」で何とも言われないリズムを醸し出していると萩原朔太郎(名著「恋愛名歌集」の作者)なら評すところでしょうね。 「most」の場合は「T音」という「閉鎖音」でリズムを止めてしまって台無しになってしまいますね。 文体の観点から英文学を鑑賞できるようになりたいものですね。 以上、参考になれば幸いです。
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- jjubilee
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最上級の意味を表すのに、4種類の形で表現できます。少し基本的ながちがちの学校英語的例文で見てみましょう。形態的に1)2)←→3)4)と頭の部分としっぽの部分の位置がひっくり返っているのが分かればこの書き換えも自分で自由にできるようになります。 1)最上級(富士山は日本の山の中でもっとも高い。) Mt. Fuji is the highest of all mountains in Japan. 2)比較級(富士山は日本の他のどの山よりも高い。) Mt. Fuji is higher than any other mountain in Japan. 3)比較級(日本の他のどの山も富士山より高くない。) No (other) mountain in Japan is higher than Mt. Fuji. 4)原 級(日本の他のどの山も富士山ほど高くない。) No (other) mountain in Japan is as(/ so) high as Mt. Fuji. 名詞に"-thing (/ -body)"などが含まれる場合、"other"が"else"になって、名詞の後ろにつきます。 1)最上級(時間はこの世で最も価値あるものである。) Time is the most valuable of all things on earth. 2)比較級(時間はこの世の他の何ものよりも価値あるものである。) Time is more valuable than anything else on earth. 3)比較級(この世の他のいかなるものも、時間より価値のあるものはない。) Nothing (else) on earth is more valuable than time. 4)原 級(この世の他のいかなるものも、時間ほど価値のあるものはない。) Nothing (else) on earth is as(/ so) valuable as time. 本文の、"more marvelous than anything is the suffering of men and of women."は倒置で「CVS」になっています。元に戻すと、 ↓ The suffering of men and of women is more marvelous than anything (else).← 2)の型 こ文は上の4種の中の 2)に当たります。 他の 1)3)4)を書くと 1)The suffering of men and of women is the most marvelous thing. 3)Nothing (else) is more marvelous than the suffering of men and of women. 4)Nothing (else) is as(/ so) marvelous as the suffering of men and of women. つまり、本題の共通の意味は日本語で言うと最上級がいちばんいいでしょう。 「人間の苦しみがもっとも驚くべきことである。」 上の4種で倒置できるのは1)と2)だけです。なぜかと言えば3)4)は否定語を主語にする英語の癖に合致していますので、これをさらに倒置する意味はないのです。 本文を含め例題の1)2)を倒置してみます。「SVC」が「CSV」になるだけです。「S」が比較的長い場合に怒る可能性は高いです。したがって"Mt. Fuji"や"time"など短い主語が倒置されることはまれでしょう。でも一応書いておきます。 1) The highest of all mountains in Japan is Mt. Fuji. The most valuable of all things on earth is time. The most marvelous thing is the suffering of men and of women. 2) Higher than any other mountain in Japan is Mt. Fuji. More valuable than anything else on earth is Time. More marvelous than anything (else) is the suffering of men and of women.← 本題の英文になります。 *** "else"や"other"は文頭に出ると省略される傾向があるようです。もちろん書いてもいいですが。3)4)の文の"else"や"other"は省略されることが多いですね。 >ここは「苦しみを受けている人々の話は最も驚くべきことだ」と言っているように感じるのですが → およそその通りですが、文法的に忠実な訳は、「人々が受けている苦しみ(こそ)が最も驚くべきことだ。」となるでしょう。 → (結城浩訳)は、4)のタイプの訳を採用されています。質問者様は1)のタイプではないかとご質問されたわけですが、結局は同じ意味なのですよね。 これまでの堅苦しい理屈は、一応、基本形式として覚えられるべきでしょう。実際の英語はかなりえっ?と思うような形に出くわすことはしょっちゅうあります。 #3様。他の質問での過分なご評価ありがとうございます。自分の実力は大したことはありません。間違うことはしょっちゅうです。言及された松本道弘氏の"give と get"にはかなり影響を受けました。言語学習から論理的になったと言うよりは、松本道弘氏の考え方や西洋哲学・インド哲学・西田哲学の勉強から英語と日本語の行き来がある程度できるようになりました。実際の英語はかなり変化しており、私の理屈も一瞬でネイティブから崩されることも多いです。
お礼
回答ありがとうございました。 意味が同じでもいろんな表現ができることを改めて学ぶことができました。 たくさんの例文と詳しい説明をありがとうございました。 (基本形式はおさえておきたいです)
- Oubli
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the most marvelous とmore marvelous than any...は意味的にほとんど同じです。「驚くべき話を聞いたが、中でも最も驚くべきなのは...」ということで、言いたいのは次の文でしょう。MysteryとMiseryが無冠詞大文字始まりですから抽象化と言うか、物象化されていて、「悲惨であることほど大きな(偉大な?)不思議は存在しない」と言うことだと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 There is no Mystery so great as Misery. のところはメッセージを感じます。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1619/6638)
日本語に訳してそこから類推するしかありません。 「最も驚くべき」と「何よりも驚べき」の差だと考えていいと思います。 比較級だと、比較するものが書かれます。この場合だと最上級では比較するものが表現されません。「何よりも」という言葉があるだけで言葉に厚みや深みが出てきます。 「文学」という観点から言葉を読み取ってください。
お礼
回答ありがとうございました。 比較級にして言葉に厚みや深みを出していたことがわかりました。
お礼
回答ありがとうございました。 この英文にそんな技巧が凝らされていたなんて・・・!(驚) (萩原朔太郎はちょっとだけ読んだことがあります)