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三面等価と国内総支出で貯蓄が出てこない関係について

三面等価の原則では生産・分配・支出が一致するとされているかと思います。 ぼーっと考えていた思ったのですが、生産・分配については一致することは分かるのですが、分配で得られた金については、支出と貯蓄の2種類に分けられ、支出の定義からすると、貯蓄は入らないはずなのではと疑問に思いました。 ――  生産・分配>支出となるのではないかというイメージです。 この貯蓄はどこへ行ってしまったのか、三面等価の原則との関係でご教示いただければと思います。

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回答No.1

分配は、大別すると雇用者所得、営業余剰、間接税-補助金、固定資本減耗に分けられると思います。そして、雇用者所得から一部が家計消費、一部が貯蓄になります。GDPのうち、労働分配率はおおよそ70%です。一方総支出に占める家計消費の割合は、おおよそ58-60%です。したがって、その差額の分がだいたい貯蓄に回っていると考えてよいと思います。

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