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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:横文字使い過ぎでは?(長文です))

横文字の使用について

joshua01の回答

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  • joshua01
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回答No.6

こんにちは。 なかなか難しい問題ですね。日本語の乱れについては私もいささか悩んできているのですが、最近は少し冷静になってきています。 既に他の方から近い回答もいただいていますが次のような考え方はいかがでしょう。 ポイントとしては、「結局、外来語としては漢字と同じ。強調・略語としては熟語と同じ。 変化としては方言と同じ。しからば、少なくて良いので良い内容を美しい言葉で書いた「代表文書」をもう少し大事にしませんか。そして実は批判だけに甘んじている私たちの責任も・・・」 (1) 外来語として  これは質問者さんもお気づきですし他の方からの回答にもありますね。今までに我が国になかった新しい技術・理念については、それを提案した人や国の言葉を使わざるを得ませんよね。  福沢諭吉がlibertyを「自由」と訳したあたりはうまく行ったようですが、特に技術やその設計概念は頻繁に変化するので、やはり最初に考え出した国の言葉にならざるを得ず、考えてもみればそれは漢字の伝来の意義そのものと言えるでしょう。(何しろ、文字という概念を持ち込んだ)  現在、技術者の多くが共通語として英語を使用しているため技術単語が英語になるのは当然としても、最近はドイツ語や北欧語も増え、メーカの商品名が一般通用語になっているものも少なくありません。その点では消滅も早く、乳酸菌飲料全般が「ヤクルト」と呼ばれるのは苦笑として、即時現像写真の「ポラロイド」はもはや死語になっていますので、いちいち目くじらを立てる必要もないかと。 なお、その点で言えば、「ハッカー」を「黒客」と書くように外来語でも意味と音とを同時に割り当てようとする中国語の文化にはいささか尊敬を持っていましたが、最近はこのような妙訳は間に合っていないようですね。 (2) 強調付き略語として 「昔のことを学ぶと将来の参考になります」は、正しい説明でしょうが、長くしつこい文章の割には誰も目にとめてくれません。あまりにもわかりやすくて。 その代わり、「温故知新」と書くと、少し目をとめてくれますね。何で「温」を「たずねて」と読むのだというツッコミとともに・・・。これが四文字熟語の意義でもあり故事成語の重要性でもありましょう。 一方、「人間とは愚かなものだ」と書くより「ニンゲンとは愚かなものだ」と書くと少なくとも作者の複雑な悩みの意図が大きめに伝わってきます。 このように、カタカナそのものに一定の強調の機能があり、さらにそれを不自然に省略すると、どういう意味かという疑問としてさらに目をとめてくれるでしょう。 (質問者さんも、「ネトウヨ」について目がとまりやすくなったでしょうし、もはや「インターネット上の右翼」であることを二度と忘れないでしょう(笑)) (3) 方言も変化の結果  私も若者言葉の乱れについては「耳に余る」ところがあり、息子たちや部下たちの「ら抜きことば」をやんわり訂正することぐらいはするものの、私からの提案は後述するとして、「時代毎の言葉の変化」としてひとまず冷静・寛大に見ようと思っています。 考えてもみれば、「京言葉」に対する「東言葉」も、「東京標準語」に対する「東北弁」も、ひどく見下され、卑下されていた時代があります。 他方、人口の都市集中や通信放送の普及により世界でも絶滅言語が増えており、見直す動きもあるとか。 まあ、「時代毎」と「地域毎」を同列に見てはいけないかもしれませんが、同様に寛大になる必要があるでしょう。 (4) で、ご提案・・・でも・・・  とはいえ、私も無限の乱れを容認したいわけではありません。その観点で日本語に欠けているのが「多くの人が暗唱に取り組む共通的(代表的)文書」。何とかそのようなものを作れないかと思っています。 例えば、英語も変動したり乱れたりしていますが、その幅が比較的小さいのは、「聖書」と「演説集」の存在と言えます。 聖書についても訳の異なる版もあり、それぞれに現代の話し言葉と乖離している表現もあるものの、多くの人の共通の書物として繰り返しこれに接し暗唱がなされているため、「共通であり標準たる英語」としての地位が確立しています。  (なお、イスラム教のコーランはアラビア語の韻まで神聖化しているので多国語への翻訳が許されておらず、アラビア語の標準文書機能としてはさらに強力!) さらに、米国では「名演説集」社会に溶け込んでおり、「独立宣言」やリンカーンの「ゲティスバーグの演説」などを暗唱・発表する機会が子どもの頃から与えられ、話し言葉の標準としてばかりでなく、幼少期からの「演説」(プレゼンテーション)能力の大きな育成力になっています。 (シュワルツネッガーが幼稚園で活躍するコミカルアクション映画「キンダーガーデンコップ」をご覧になると出てきます) ・・・でも・・・ (5) 日本におけるいささか致命的問題  まず、日本語では近年まで「文語体」の文化があったために口語体に関する代表・標準文書が根付きにくかったのはやむを得ないでしょう。ひとまずこれを最大の理由として挙げつつ、もう一つの問題を感じています。  質問者さんもまさに「メディアや為政者には全ての国民に理解出来る解り易い言葉で伝えて貰う事は、無い物ねだりでしょうか」と書かれており、多くの方は同感されるでしょうが、このような論を述べられる多くの方は(特に行政について)「あいつらは俺たちの代表などではない。俺たちは忙しいので難しい問題について勉強する必要などない。あいつらこそがわかりやすく説明する義務を怠ってずるいことばかりしている悪い奴らなのだ。」といった認識を多かれ少なかれ持っているでしょう。 確かに我が国は、過去、政府の指導のもと過剰な団結による戦争を経験しながら、ドイツに比べても国旗や国歌を含めた行政について自ら議論する機会が乏しかったことは否めないでしょうが、あまりにも「行政と個人は他人(無関係)」といった認識が強いため、・・・ ・行政課題(社会的課題)にはすべてが丸く収まる課題は少ない。どのような選択をしても利点を得るには必ず欠点を容認する必要がある複雑な問題だが、多くの人が問題解決に参加しない「他人」として欠点ばかりをあげつらう特性がある。 ・現代の社会的課題については関係者の権利・義務・関連技術等の理念だけでも複雑で、さらに解決策の利点と欠点、さらに欠点への再対応策までは「最低限一式」。でも「私」は自分のことで忙しいし勉強する意識はあまり強くないので「あー、めんどうくさい」・・・。 ・マスコミは「わかりやすくする」ためによくがんばっていると思う。しかし、「わかりやすい」は「問題を単純化する」ことにつながり、結局「欠点をあげつらい、悪者を強調する」手法に偏りやすいことはやむを得ないとして、読者までも「悪者を決めつける」ことでひとまず解決できた気になってしまう。(飲み会での優越感も得られる) ・その結果、行政も政治家も、「欠点を含めて大いに論じて前進させる」ということができなくなり、それでも前進させるためには「欠点」をあいまい・複雑に修飾することが当然になった。 ・その結果、公文書、演説を含めて、「皆が口にできる話し言葉の共通・標準的文書」は作りようがなくなっている。(泣) (理念ばかりで良いはずのゲティスバーグの演説でさえも、自分たちの能力の限界を率直に述べているのに)  なお、・・・日本の子どもたちにもプレゼンテーション能力のために、暗唱する(演説・説得・説明を人前で大きな声で、迷わずになめらかに述べる)機会を与えたいのですが・・・皆がそれに合意できる文章をどなたか提案できますでしょうか? なお、私は、このような目的のために若者に日本国憲法の前文(前置文)の丸暗記と人前での披露をお勧めしています。が、実はそれは「英文のプレゼンテーション」の練習としてです(日本国憲法は英文が先なのが悔しいが、結果としてあまりに美しい英文・・泣)))    さてさて、私も気になっていた問題でしたのですっかり長くなってしまいました。 お役に立てば幸いです。 (で、ごめんなさい。今回は「日本語課題」であるので、皆さんのご期待のもとあらかじめ仕込まれているのかもしれませんがあえてツッコミを。・・・今回の場合、「ご解答」でなくて「ご回答」でしょう(笑)。”ここまで言っといて何ですが”平和な世の中でよかったです。)

noname#244637
質問者

お礼

ご解答ありがとうございました! とても参考になりました! 私も技術用語や名称については、目くじらを立てるつもりはなく、若者のら抜き言葉にも目くじらを立てるつもりはないのですけど、使う場所によっては目くじらを立てております。 横文字と日本語(現代語)は、それを使う人間が、全てその本来の意味や概念やニュアンスを、理解して使い分けているとも思いませんけど、分かっているかどうかよりも、正しく本意が伝わっているかどうかが問題だと考えます。 為政者の言葉ですけど、日本人の人口構成を見ると高齢者が多く、投票する人間のパーセンテージは、若年層よりも高齢者が高いのです。 その投票行動の理由は、人それぞれでしょうが、為政者が学歴や年齢や性差を問わず、分かり易い言葉で説明し行動してもらえれば、もっと投票率は上がるのではないでしょうか? もっとも、小泉さんのように劇場型政治は困りますけど… また、日本人も和製英語以外に英語を使う機会が増えましたが、その単語の概念やニュアンスを理解せずに、英単語でありながら和製英語になっているケースも多いらしいです。(アメリカ人の友人からの指摘) 聖書やコーランも、国や人種によって様々な解釈のされかたをしているらしいです。 しかし、あなた様が言われるように正式解釈を公表している組織団体があるから、あなた様は支持されているのでしょう! 言葉同様、現代史も日本人としての正式見解をしっかり公表し、反省すべきは反省し、尊重すべきは尊重出来る世界になって欲しいと、切に願います。

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