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筆書きの読み方とは?草書体の解読方法や歴史について
- 筆書き(草書体)は、古い手紙などによく見られる文字の書き方です。一筆書きで流れるように書かれており、一見すると暗号文のように見えることもあります。
- 草書体の文字毎には、「くずし方」と呼ばれる書き方のルールがあります。楷書体とは異なる独特の書き方であるため、読み方が分からない場合も多いです。
- 草書体の読み方の方法は、ネット検索してもあまり情報が見つからないことがあります。しかし、テレビドラマや映画で草書体を書いたり読んだりするシーンがありますので、参考になるサイトを探してみてください。
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NHK放送大学の講義で,漢字の成り立ちなどについて放送されていました。 甲骨・金石文等のことは省略しますが,中国で最初に国定文字を制定したのが,秦の始皇帝による隷書体でした。命令書・報告文・記録書等の字体を統一したものです。 秦の書記官達は,速記の為に隷書を適当に崩して用いました。現代でも,新聞記者の速記式メモなどは,他人には解読不能と言われます。その為,崩し方にもある種の不文律的法則が成り立ち,やがて草書体に統一され,さらには行書体が考案され,進んで楷書体が成立したとのことです。 中国では,王朝が変わる毎に公用文字が作成されたようです。今から見ると,無意味と思える鳥の飾りの付いた文字なども考案されています。篆書体・魏牌体・宋朝体・明朝体などの他にも・小国家だけで通用した文字もありました。 草・行・楷の順に進化したと言うことらしいのですが,今日では,楷・行・草の順で人々に記憶され,上達と共に崩されて行きます。崩し方・省略の仕方に特定の法則はありませんが,筆順や省略法に一定の決まりのようなものが存在するようです。 思想統制・私文書検閲の厳しかった頃には,日記などは自分にしか読めない文字も工夫された模様です。お祖父様の残された文書にも,仲間同士以外には解読困難な文字が含まれていた可能性はあります。 尚,江戸時代には寺子屋でも,行書に近い草書から教えられていた様子で,大量の書簡や木版書籍・手習い用紙の遺物にも,楷書は皆無に近いのが実情のようです。 我々の時代は,誰にでも読めることが基本とされ,小学生から大学生まで楷書が要求されるようになりました。履歴書他,自治体に提出する文書も楷書ですが,江戸時代には百姓一揆の訴状まで,草書体で提出されています。
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- don9don9
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くずし字の解読ですよね。 ネットでは「ある文字をくずし字で書くとどのようになるか」は調べられますが、逆に「くずし字で書かれた文字が何の字か」を調べるのは大変なので、あまりおすすめはできないです。 図書館へ行って『くずし字解読辞典』や『くずし字用例辞典』などを使って調べた方がいいと思います。 ただ、それも結構ハードルが高いので、一番いいのは読める人に読んでもらうことです。 お近くに古文書を扱ってそうな公的施設(公文書館とか歴史資料館とか)があれば、そちらに持ち込んでみてはいかがでしょうか。 (必ず読んでもらえるかどうかはわかりませんが) 他には、お金がかかりますが解読をしてくれる業者もあるようです。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記などが参考になるかも知れません。 http://www013.upp.so-net.ne.jp/santai/santai.htm >> そもそも、草書体は楷書体文字毎に『くずし方』が決められた文字と解するのでしょうか。 はい、楷書、行書、草書を「三体」といって、上記がその辞典です。右が「行」、左上が「楷」、左下が「草」です。 僕の母などはみんな知っていました。 ですから、ガールフレンドからのラブレターをみんな母に読んでもらって、プライベートなことが筒抜け。「まあ今の若い子は」と言うので「コメントはいいから、早く」と、せかしたものでした。
お礼
ご回答有難うございました。
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