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関数の問題
関数gは任意の非負整数mに関して以下の性質を持ちます。 g(2m)=g(g(m)) g(2m+1)=g(2m)+1 例えば、もしg(0)=0なら、g(k)は任意の非負整数kに対して非負整数の値を返します。(これは数学的帰納法で証明できます) しかしながら、もしg(0)=1とすると、関数gは矛盾をはらむのでg(0)は1に等しくならないことが分かります。(これも比較的簡単に証明できます) また同様に任意の非負整数kに対して、g(0)=2^k としたり、g(0)=2^k + 2 としたりすると、矛盾を導きます。 それでは、どのような非負整数にg(0)が等しければ、関数gは矛盾をはらまずに任意の非負整数kに対してg(k)が非負整数の値を返すでしょうか。 もし何かそのようなg(0)の値に決まった性質があったら教えてください。
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- muturajcp
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非負整数mに対して g(2m)=g(g(m)) g(2m+1)=g(2m)+1 とする g(0)=1 と仮定すると 1=g(0)=g(g(0))=g(1)=g(0)+1=2 となって矛盾するからg(0)≠1 自然数kに対して g(0)=2^k と仮定する g(1)=g(0)+1=2^k+1 だから n=1のときg(2^{n-1})=2^k+1が成り立つ ある自然数nに対してg(2^{n-1})=2^k+1を仮定すると g(0)=2^kは偶数だから g(2^n)=g(g(2^{n-1})=g(2^k+1)=g(2^k)+1=g(g(0))+1=g(0)+1=2^k+1 だから 任意の自然数nに対してg(2^{n-1})=2^k+1が成り立つから n=k+1のときも成り立つから g(2^k)=2^k+1 2^k=g(0)=g(g(0))=g(2^k)=2^k+1 となって矛盾するからg(0)≠2^k 自然数k≧3に対して g(0)=2^k-2 と仮定する g(1)=g(0)+1=2^k-1 g(2)=g(g(1))=g(2^k-1)=g(2^k-2)+1=g(g(0))+1=g(0)+1=2^k-1 g(3)=g(2)+1=2^k だから n=1のときg(2^{n-1})=2^k-1が成り立つ ある自然数nに対してg(2^{n-1})=2^k-1を仮定すると g(2^n)=g(g(2^{n-1})=g(2^k-1)=g(2^k-2)+1=g(g(0))+1=g(0)+1=2^k-1 だから 任意の自然数nに対してg(2^{n-1})=2^k-1が成り立つから n=k+1のときも成り立つから g(2^k)=2^k-1 n=1のときg(2^{n+1}-1)=2^kが成り立つ ある自然数nに対してg(2^{n+1}-1)=2^kを仮定すると g(2^{n+2}-1)=g(2^{n+2}-2)+1=g(g(2^{n+1}-1))+1=g(2^k)+1=2^k だから 任意の自然数nに対してg(2^{n+1}-1)=2^kが成り立つから n=k-2のときも成り立つから g(2^{k-1}-1)=2^k 2^k-2=g(0)=g(g(0))=g(2^k-2)=g(g(2^{k-1}-1))=g(2^k)=2^k-1 となって矛盾するからg(0)≠2^k-2 g(0)の値として不可能な値は {2^k}_{整数k≧0},{(2^k)-2}_{整数k≧2} g(0)の値として可能な値は 0,3,5,7,9,10,12,… g(0)=3 のとき g(1)=g(0)+1=4 g(3)=g(g(0))=g(0)=3 g(2)=g(3)-1=2 k=1のときg(2^k)=2 ある自然数kに対してg(2^k)=2を仮定すると g(2^{k+1})=g(g(2^k))=g(2)=2 だから 任意の自然数kに対して g(2^k)=2 だから g(2^k+1)=g(2^k)+1=3 非負整数m=Σ_{k=0~j}(a_k)2^k の2進表示の全桁の和をs(m)=Σ_{k=0~j}(a_k) とする ある自然数nより小さい非負整数mに対して s(m)が偶数のときg(m)=3 s(m)とmが奇数のときg(m)=4 s(m)が奇数mが偶数のときg(m)=2 となっていると仮定する s(n)が偶数のとき nが奇数のとき n-1が偶数だから s(n-1)は奇数だから g(n-1)=2 g(n)=g(n-1)+1=3 s(n)とnが奇数のとき s(n-1)は偶数だから g(n-1)=3 g(n)=g(n-1)+1=4 s(n)が奇数 nが偶数のとき n=(2^k)m となる自然数k,奇数mが存在する s(m)=s(n)が奇数だから g(m)=4 g(2m)=g(g(m))=g(4)=2 k=1のときg((2^k)m)=2 あるkに対してg((2^k)m)=2を仮定すると g(2^{k+1}m)=g(g((2^k)m))=g(2)=2 任意のkに対してg((2^k)m)=2 g(n)=g((2^k)m)=2 ∴ g(0)=3のとき 自然数nの2進表示の全桁の和をs(n)とすると s(n)が偶数のときg(n)=3=g(0) s(n)とnが奇数のときg(n)=4=g(0)+1 s(n)が奇数nが偶数のときg(n)=2=g(0)-1 となる
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