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経済の専門家同士で意見が異なるのは何故?

potatoroomsの回答

回答No.7

先に書いておきますね。 > 物理にしろ医学にしろ大凡全ての学問は未来を予測するのが目的の一つです。 これ、間違いです。 実学は、そういうことを目的のひとつにする学問がある「かも」しれませんが、理学は未来の予測は目的ではなく、手段です。「真理」を追求するための科学的手法に、「実験」「実証」があります。予測は、その中の方法のひとつです。その人たちのいう「未来予測」を、単に「○年後はこうなる」と理解すると、単純に間違いますよ。 さらに、理学の人である「研究者」以外に、実学の「専門家」には2種類います。「経済」だけでなく「医学」などにもありますよ。そういう意見が割れているところは。実学と主義が併存している学問です。各々3者とも、「予測」する理由や目的が違うので、当然、内容も違ってきます。 最近、有名なのは、「地震」や「原発」に対しての専門家の意見でしょ? 実学側で言うと、「防災施設を作る」や、「原発を実現する」という目的の下に、予測が存在します。理学側でいうと、「地震発生のメカニズムを知る」「原子力発電の仕組みを作る」上での地震や事故の発生予測は、その前提が異なりますから、「予測した言葉」だけを見たら、ずれてて当たり前です。 純粋に「学問」のため、真理を追究している人たちと、「主義」や「利益(権益ともいいマスが)」のために行動をしている人たちで、意見を異にするのはよくあることです。「主義」がある「学問」は存在しませんが、「主義」に準じる専門家はいます。 「主義」は結果のために予測を組み立てますから、予測していることは決まっているんですね。 経済の場合、見分けるのはカンタンですよ。本を書いて満足する人は、まず、学問重視の理学の人です。自分の考えを認知されれば、それでOKですから。主義の人は、自分の考えを「布教」します。信徒を増やして、「権益」を作る「権威」を得るのが目的ですから、彼らは本を出し、テレビに出て名を売り、その後で「講演」をします。「教える」のではなく「布教」するんです。見分け方はカンタンで、結論を先に言うのが布教の特徴ですよね。ポイントになるところを詳しく話すのではなく、短く決め言葉で伝えるという特徴もあります。 私的には、株式や為替のような社会現象に対しての発言で、一番信用がならないのが、「主義」の人。次が、「学問」の人。一番、信用できるのが、「主義によらない実学」の人です。この人だけは、失敗したときにいいわけではなく、事実を話しますから。外れたとしても、その理由を把握して、次の行動を「私が」起こすことが可能になります。 学問の人も、その人の学問が未熟で、外れたとしても、事実を話せる人なので、言っていることが正しいかを判断することができます。 一番、信用ならないのは、結論ありきの人です。失敗しても、失敗の理由を「いいわけ」に求めるので、同じ失敗をします。

mandegansu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >経済の場合、見分けるのはカンタンですよ。本を書いて満足する人は、まず、学問重視の理学の人です。自分の考えを認知されれば、それでOKですから。主義の人は、自分の考えを「布教」します。信徒を増やして、「権益」を作る「権威」を得るのが目的ですから、彼らは本を出し、テレビに出て名を売り、その後で「講演」をします。「教える」のではなく「布教」するんです。 どの分野でも布教する人ていますよね。

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