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政策金利を下げても国債売ってるから・・・
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- at9_am
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> 日本銀行が国債を銀行に売ると、コール市場からは金が減少します。 何かを勘違いしているのかもしれませんが、国債を発行しているのは日本政府であり、日本銀行ではありません。 日本銀行は、市中銀行が引き受けた国債を購入することで市中のお金を増やしています。 国債の発行によって通貨供給量(M1)が変化することはありません。変化しうるのはいわゆる信用創造による流通量の変化です。 通貨の流通量は普通M2+CDで測りますが、過去数年間、国債の発行量や通貨供給量に関わらず、伸び率が年2%~3%で推移しています。つまり、現状では国債の発行量は通貨の流通量に特に影響がありません。したがって、このパスで金利上昇はあり得ません。
- 4649D
- ベストアンサー率60% (407/668)
政府は国債を発行(売る)をします…税収だけでは国家予算が足らないので、国債で不足分を穴埋めします。 日銀は政策金利引き下げをします…日銀が民間の銀行にお金を貸す時の金利で、基本的に金利0%以下にはなりません。民間銀行も日銀からほぼ0%でお金が借りられれば、企業や個人に金利0%ではないにしても安くお金を貸すことができます。 でも政策金利が0%でも、景気が悪いと企業が設備投資や個人が住宅ローンのためにお金を借りてくれません。会社は儲からないので余計なことはしないし、個人も給料は上がらないしリストラの不安もあるためです。 つまり日銀が街中にお金を流そうとしても、民間銀行でお金が止まってしまいます。政策金利を0%に引き下げしても景気回復が見込めない場合は、量的緩和をします。 量的緩和とは民間銀行が政府から買った国債を、日銀が買い上げて銀行にお金を渡すことです。さらに銀行にお金を流して、企業や個人にさらに安くお金を貸せるようにします。 という感じで国債を民間銀行に売っているのは政府であって、その国債を民間銀行から買い上げているのが日銀です。日銀は民間銀行が政府から買った国債よりも、もっと多く国債を買い上げればいいのです(つまり過去に買った分)。なので民間銀行はお金じゃぶじゃぶのはずです。 でもやっぱり企業や個人がお金を借りないので、アベノミクスで公共事業復活です。民主党の『コンクリートから人へ』の逆で、公共事業を多く行うことで街中へお金を流しましょうと昔のスタイルに戻す政策です。 公共事業で街中へお金が流れることにより、ほんとに景気が回復するようになれば、企業が設備投資したり個人が家を買ったりして銀行からお金を借ります。借りる企業や個人が多くなると、貸し手(銀行)が有利になるので金利は少し上がります。 しばらくその状態が続くと、土地や家などの不動産価格や株が上がったりしてバブルになります。そしたら日銀は金融緩和の解除(引き締め)と政策金利引き上げをします。 結論としては、金利が上がるのは景気がよくなってからだと思います。
補足
分かりやすいです。ご回答ありがとうございます。 アベノミクス三本の矢ですね >という感じで国債を民間銀行に売っているのは政府であって、その国債を民間銀行から買い上げているのが >日銀です。日銀は民間銀行が政府から買った国債よりも、もっと多く国債を買い上げればいいのです(つま>り過去に買った分)。なので民間銀行はお金じゃぶじゃぶのはずです。 日銀が、民間銀行が政府から買った国債よりも、もっと多く国債を買い上げることは 現在の赤字国債の発行額(40-50兆位?)から言ってないのでは、と思っていました・・・ 日銀が、民間銀行が政府から買った国債よりも、もっと多く国債を買い上げることはできるのでしょうか?
- 佐藤 志緒(@g4330)
- ベストアンサー率18% (840/4653)
政策金利を下げても国債売ってるから市場に金が溢れるのです。 国債の代わりに国に入った現金は市場に出てきます。 金利が低ければ銀行に預けずに他の所に回ります。
補足
政府は金の回りをよくするために、政策金利を下げることにより、 企業が銀行から金を借りる時の金利も下がることを期待している と思います。 しかし、日本政府は毎年赤字国債を発行しており、日本銀行が国債を 銀行に売ると、コール市場からは金が減少します。その結果、金利は 上がってしまうと思います。 >国債売ってるから市場に金が溢れる これは上記と逆になっていると思うのですが・・・ よって政策金利を下げることにより、個人・企業が銀行から金を借りる際の 金利は、下げようとしているけれども、国債発行の影響で思うほどには 下がることがないのでは?と思い質問しました。
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