• ベストアンサー

国債の金利について

国債の金利について、4点質問があります。 朝日新聞に新発10年国債、323回債0.85%と載っています。 1.日本では長期金利といった場合、この金利を指すと思ってよいのですか? 2.この金利は金融機関などによる入札制により決まるのですか? また、既発の国債市場もあると思います。 3.この既発国債の金利は、金融機関などによる需要と供給の関係で決まるのですか? 4.また、新発国債と既発国債の金利の関係は、新発の金利が既発に影響されるのではなく、お互いに影響され合うと理解してよいですか? 特に4番目の質問がよくわかりませんん。 よろしくお願いします。

  • 経済
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

1.日本では長期金利といった場合、この金利を指すと思ってよいのですか? はい。 一つの指標でもありますから、この金利を指すという訳ではありませんが、ほぼこの金利と同水準を指しています。 2.この金利は金融機関などによる入札制により決まるのですか? 0.85%は実効金利なので、その通りです。ただし、政府の支払う金利とは別物です。 3.この既発国債の金利は、金融機関などによる需要と供給の関係で決まるのですか? はい。 満期時の最終的な収入額は同じですから、債券価格と表裏一体になっています。 4.また、新発国債と既発国債の金利の関係は、新発の金利が既発に影響されるのではなく、お互いに影響され合うと理解してよいですか? よくないです。 ざっくり言えば、既発国債の金利を考慮して新発国債の金利が決められます。逆ではありません。

taka1012
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 簡潔な解説でよくわかりました。 恐れ入りますが、2番目のご回答について再度、ご解説いただけるとありがたいです。 「0.85%は実効金利なので、その通りです。ただし、政府の支払う金利とは別物です。」 なぜ、政府の支払う金利とは別物なのですか?

その他の回答 (1)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

> なぜ、政府の支払う金利とは別物なのですか? 国債は、政府が支払う金額は発行時に固定されています。市場金利は、この国債の価格という形で成立します。 例えば100万円の1年もの国債を考えましょう。金利(クーポン金利)は1%とすると1年後に101万円支払うことになります。 発行時にはこれを、例えば99万円で売ります。すると  99万円×1.02≒101万円 なので、金利は2%ということになります。 この国債が、例えば発行直後に95万円と市場価格が付けられたとすると、  95万円×1.063≒101万円 なので、市場で成立した金利は6.3%ということになります。 しかし、政府の1年後の支払額は、全く同額の101万円のままです。

taka1012
質問者

お礼

度々のご回答ありがとうございます。 おかげ様でよく理解できました。

関連するQ&A

  • 国債償還と国債金利の関係

    経済の勉強をしているのですが、手持ちの本に以下のように書いてあります。 『政府が国債を償還し、金融市場の流動性が高まれば、長期金利が低下する』 なぜ、金融市場の流動性が高まると、長期金利は低下するのでしょうか? むしろ、長期金利が上昇しそうな気がしてしまいます。 なぜなら、金融市場の流動性が高まりすぎるのを防ぐために、 国債の需要を高める必要があると思うからです。 国債の需要を高めるには、国債の金利(長期金利)が上昇しなければいけないと思うのです。 経済を勉強し始めたばかりの初心者なのですが、 どなたかご教授頂けると助かります。

  • 国債 はて・さて?

    既発の日本国債を持っています。政府が国債を大量発行するとの事や、格付けも上がった事で金利が上がるのでないかと思い、既発の国債で額面が上がっているものを売却して利益確定し、新発がどうなるのか、あとは円定期にして様子を見ようかと思います。発行数と格付け、既発と新発の関係、金利と単価(額面)の関係・・・。考えれば考えるほど頭がごちゃごちゃになります。お詳しい方、良きアドバイスをお願いします。

  • 長期金利が上がると、なぜ国債価格が下がるのですか?

    金融に関する質問です。国債価格と長期金利の関係性です。長期金利が上がると国債価格が下がり、逆に長期金利が下がると国債価格が上がるといいますが、どうもこの関係性がしっくりと理解できません。どなたか素人でも理解できるように説明いただけませんか?

  • 各国が国債を売る

    各国が保有する別の国の国債を大量に売り払った場合、 1、国債の供給が多すぎて、価格暴落。 2,利回りが上昇 3,流通市場の国債利回りが高すぎて、新発物の国債の金利が高くないと入札がない。 4,国債の買い手がないor金利を引き上げて、大変な思いをする。 こんな感じになりますか? むしろ、2の後、その売られた国の問題の程度にもよるでしょうが、比較的問題ないようならすぐに買い手が殺到して価格も、利回りも安定しそうな感じなんですが……。

  • 市場金利と国債金利の関係

      国債の価格が暴落すると、10年後の額面金額に変わりはありませんので、実質的な国債の『金利』が上昇することになることは、何となくわかります。しかし、国債の金利が上昇すると、長期金利が上昇するということに何故なるのでしょうか? 国債の金利を基準に、長期金利を決定するから、という答えが想像できますが、 何故、国債の金利を基準にするのでしょうか?また、何故、国債の金利を基準にしているのでしょうか? 国債が暴落すると、国債を抱えている金融機関などが損失を挽回しようとして、 預金金利を下げ、融資金利を上昇させることが想像させますが、そうゆうことなのでしょうか?

  • 国債の市場金利について教えてください。

    基本的な質問。 国債の市場金利について教えてください。 国債の金利は毎日変動していますが、それは東京証券取引所などで行われる売買によるものですか? それとも、財務省で入札するときの落札額で金利がきまるのですか? 1000兆円の国債があるといわれていますが、国債市場に出回っているのはそのうち何%くらいなのでしょうか? 現在日本の国債は国内で保有されていますが、これは外国資本家は金利が低くて魅力がないから購入してないだけなのですか?それとも、外国資本家の購入は制限されているからですか?

  • 国債と金利の関係

    ・国債の利率と金利の上昇について質問が  あります。  国債の価値が下がると市中の金利が上がる  ということですが、金利が上がる理由が  よく理解できません。 現状の認識として、 step1:「従来より高い利率の国債が新規      発行される」 step2:→「既発国債の価格が下落」 step3:→「下落した既発国債を額面以下で       購入(銀行を想定)」 step4:→「購入者(銀行を想定)の国債       運用利率向上」 (なお、金利とは銀行の貸出金利や  預貯金金利のことをイメージしています。) というくらいなのですが・・。    銀行は額面より安く国債を購入し、  満期まで持っていれば結果として効率的な  運用をしていることになるのだから、  金利を上げて儲けを出す必要はないと  おもうのですが・・・。  どこか勘違いをしてますか?  どうか、お教え下さい。

  • 国債と長期金利の連動について

    経済学部の学生です。 日経新聞を読んでるのですが、よく出てくる国債と長期金利の連動についてよくわかりません。十年ものの国債の利回りが長期金利の指標になるとよく聞くのですがどうしてでしょうか。国債は今のような経済危機状態では安全資産として需要があがり、金利は下がるはずです。長期金利は期待インフレ率やリスクプレミアムが影響すると勉強しましたが、今は将来不安も大きいですし、期待インフレも低いので銀行も長期に金を貸すのは不安なので長期金利は上昇すると考えました。 どうして国債にお金が集まると銀行の長期金利が下がるのですか? 今アメリカの国債は経済対策のために金利が上がっているらしいのですがやはり銀行のプライムレートなどはあがるのでしょうか。

  • 固定金利の国債の金利が上がるということは?

    初期の質問ですが、固定金利の国債の金利が上がるということが理解できません。 既発債の国債が売りに出されると金利があがる、価格は下がるという説明があります。 1%の固定金利の既発債100万円が売りに出されたとき、101万円で買う人がいれば 1万円の利益。 が、買う人がいなければ99万円、98万円と下がる。 仮に98万円で売れたとき、1万円の利益ー2万円の損で、1万円の損ということだと 思っているのですが。 だから金利は動かない。 それと98万円で買う人とは個人ですか?法人ですか? 日銀ですか? 98万円で買い、売るときには金利1%がついてくるのですか? これが100万円に戻すことがあるのですか? 最低でも利益を得るためには、いくらで売ればいいのですか?

  • 国債と金利について

    こんばんわ。早速質問です 本日の日経新聞より 社債が人気という関連から国債の金利に話しが流れ、 市場金利の低下で利回りは1%を国債は切っている 固定金利型(10月発行)5年 表面利率0.60% 変動金利型(10月発行)10年 表面利率0.53% という記事。 また、為替と株の値動きの欄で 10年国債利回り1.395%に上昇 という記事。 この二つは同じ国債金利なのになんで利回りが異なっているんですか? 金利について短期金利やら長期金利やらあっていまいち理解しきれていません。 回答よろしくお願いします。