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全天星座版の年ごとの誤差って・・
20年も前に購入した全天星座版を時々ながめていますが、太陽系も銀河の中を移動しているので、正確には少しづつ誤差がでてくるのでしょうか?ほとんど気にするほどの誤差ではないと思いますが・・。
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「全天星座版」というのはいわゆる「星座早見盤」の一種だという前提で回答します。 長い年月の経過で、星座早見盤が実際の星空と合わなくなるのは大きく言えば次の2つの理由からです。 1、地球の自転軸が約2万6000年を周期にコマの首ふり(味噌すりとも言われる)のように方向を変える運動をしていること(歳差運動) 2、恒星がそれぞれ別々の方向に運動していることによる相対的な見える位置の変化(恒星の固有運動) 例えば現在東京からは見えない南十字星が2000年昔には見えていたとか、1万年後にはこと座のベガが北極星になるなどと言われるのは主に1による変化です。 2の方は現在知られている最も固有運動が大きい星(肉眼では見えない)でも1年で角度の10秒程度と、スピードが遅いのですがそれでも10万年もたてば例えば北斗七星は今のような柄杓の形ではなくなります。 どちらも人の一生程度の長さであれば、星座早見盤のレベル(精度)ではまったく気にする必要はないと思います。相当程度の厳密さが要求される場合、例えば赤道儀の極軸を正確に天の北極にセットするような時には、1の歳差運動は無視できず、極軸を合わせる専用の望遠鏡には、年々にわずかずつ移動してゆく北極星の見える位置を刻んだ目盛(レチクル)が付いているものがあります。
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- kyo-mogu
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歳差運動で変わりますので、今は2000年が基準。またしばらくしたらあたしいものが出てくるかな。20年前なら2000年かその前の基準だと思う。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- chie65536(@chie65535)
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ご参考。 http://homepage2.nifty.com/turupura/java/TuruPlaKako.htm 形が大きく変わったりはしませんが、たった1000年で、こぐま座の北極星が天の北極からズレちゃう…。
お礼
ご回答ありがとうございます。500年たったら買い替えます。
お礼
詳細なご回答ありがとうございます。