- ベストアンサー
黄色いハンカチ
このたびイラク派遣の自衛隊員が旭川から飛び立ちました。旭川市では報道によれば、町中に黄色いハンカチが飾られているそうです。以前やはり北海道を舞台にした高倉健、倍賞千恵子主演の映画に登場してきたのでよく覚えています。あのハンカチは身を守るためのものというニュースのアナウンスもありました。このようなものは北海道だけの風習なのか、それとも全国的なものか知りたいと思います。北海道の方ならびに全国の方の実際をお知らせ願えたらと思って質問しました。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この風習の成り立ちを整理しますと・・・ もともとイギリスにおいて黄色は「身を守る」意味があった。 ↓ アメリカに渡った開拓民が「大切な人の無事を祈る」意味で 黄色いリボンを身に付ける風習となった。 (西部劇映画『黄色いリボン』のタイトルはこの辺りの意味・・・) ↓ 同じ意味から、出征兵士が無事に帰還することを祈って 黄色いリボンを戸口に掲げる風習が出来た。 ↓ その意味をバックボーンにして、 ピート・ハミルというコラムニストが自身の体験談をコラムにしました。 バスに乗り合わせた乗客の中に、服役を終えた囚人がいて、 この男が妻に当てて「まだ俺のことを待っていてくれているなら 庭の樫の木に黄色いリボンを結んでおいてくれ。」と手紙を書いていたことに始まる、 名コラムです。 ↓ このコラムの中のストーリーを歌にしたのが、 トニー・オーランド&ドーンが唄った「幸せの黄色いリボン」という曲で 全米No.1のヒット曲となりました。 ヒットを受けて、多くの歌手がカバーしています。 原作コラムよりもこちらの方が有名になりました。 ↓ ピート・ハミルのコラムを原作にして(世界の)山田洋次監督が 舞台を北海道に、リボンをハンカチにそれぞれ置き換え 『幸福の黄色いハンカチ』という映画を撮りました。 リボンをハンカチに変えたのは、映像としての見た目の問題を 山田監督が考慮したのかもしれません。 日本では、この映画のビジュアルイメージが一番有名かもしれません。 ↓ で、現在行われているのは、この映画の影響のようです。 古来からの風習ではないと思われますので、 いろんなところで、いろんな人が行っているのではないかと思います。 長々と書いた割には明確な答えになっていなくて済みません。
その他の回答 (5)
- rosegarden
- ベストアンサー率26% (190/728)
#3です。 黄色いリボンのことがいろいろわかってよかったですね。 音楽については、紛らわしい名前ですが、以下の通りです。 1、「幸せの黄色いリボン」Tie A Yellow Ribon Round The Old Oak Tree (ドーン、シナトラ、D・マーチンもこれです) http://www.e-nita.net/mididata.htm 2、「黄色いリボン」she wore a yellow ribbon (これがJ・フォード西部劇の主題歌です) http://suyakinh.hp.infoseek.co.jp/mid/yellow-ribon03.mid 3、「テキサスの黄色いバラ」The Yellow Rose Of Texas (これはバラですが・・カンケイ無い?) http://www16.big.or.jp/~ogura1/american/yellow_rose.mid ミッチー・ミラー合唱団が2と3を歌っているんですが、なんだかよく似た雰囲気~ 尚、「幸せの黄色いリボン」の歌詞(刑期を終えた男の帰還)も感動?ものだと思いますが、私は似たような意味?の歌、トム・ジョーンズの「思い出のグリーングラス」(刑務所にいて故郷を思う男)の内容がとても好きです。 歌詞の最後が感動?もの~ 古い歌ですが今でも、たびたび聴いています。 よかったら歌詞を調べて感動して下さい。 お邪魔しました。
お礼
再度の回答ありがとうございました。早速聞いてみましたら、幸せな気持ちになりました。一番の「幸せの黄色いリボン」は私のコンピューターの扱いが未熟のために聞くことができませんでした。コンピューターの勉強もしなければと思いました。
- bhoji
- ベストアンサー率53% (1514/2852)
#4の方の回答はしっかりした良い答えですね・・・ 話はそれますが、再映画化の話があるようです。 http://www.sanspo.com/geino/top/gt200308/gt2003082701.html 歌に関してのキーワード:tie yellow ribbon tree 個人的には、Perry Como(ペリー コモ)が好きです。 皆さん無事に戻ってくる事を願う!! ♪ I'm comin' home♪
お礼
回答ありがとうございました。別の角度からの回答参考になりました。私も映画が好きですから紹介していただいたUTLを見ようと思います。
- rosegarden
- ベストアンサー率26% (190/728)
私もアメリカ初だと思います。 日本映画はその真似ですね。 ディーン・マーチンの「幸せの黄色いリボン」は有名です。 またアメリカでは、騎兵隊のカラーで、第7騎兵隊のカスター将軍が肩につけていたのが始まりだという説もあります。 幸せ、無事を祈る色として日本でも採用されたのではないでしょうか~・・・
お礼
回答ありがとうございました。ディーン・マーチンの「幸せの黄色いリボン」はジョン・フォード監督の「黄色いリボン」に出てくる歌とおなじものでしょうか。
- hirokaorin
- ベストアンサー率32% (49/153)
色には、どの色にも古来から種々の意味が持たされています。そして、各国や地域、文化圏の中でそれぞれ使われ、同じ色でも違った意味を持ちます。 ただ、今回の自衛隊派遣で使われている黄色いハンカチは、やはり映画の「幸せの黄色いハンカチ」からきていると私は思います。刑務所に服役していた健さんが、妻の倍賞さんに「今でも待っていてくれているのなら、黄色いハンカチを家の前につけておいてくれ・・」というような意味の手紙を送り、いろいろあって家の見えるところへ行くと、黄色いハンカチが「おかえりなさい」というようにたくさん旗めいていた、というのがあの映画のミソでした。そのことで、黄色いハンカチは、気をつけて行って下さい、私たちはいつまでも待っています。という意味を表しているのだと思います。 山田監督がなぜ、黄色いハンカチを選んだかは私は知りませんが、遊牧民の間では、黄色は故郷を表す色として、織物などに縫いこまれています。そのあたりから、監督がヒントを得た可能性はあると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 「遊牧民の間では、黄色は故郷を表す色として、織物などに縫いこまれています。」の記述から国際的な影響もあるのだということがよくわかりました。
- bhoji
- ベストアンサー率53% (1514/2852)
アメリカなどの「幸せの黄色いリボン」から来ています。 それを映画でアレンジしてハンカチにした。
お礼
回答ありがとうございました。参考URLとても参考になりました。
お礼
回答ありがとうございました。起源はイギリスであるということがわかりました。 「長々と書いた割には・・・」いえいえ、そんなことは決してありません。