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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:キリスト教を批判している書籍)

キリスト教を批判している書籍

このQ&Aのポイント
  • 若い頃キリスト教の洗礼を受け、その後、疑問を感じながらも、なんとなくこれしかないかという感じで来ましたが、先日、ニーチェの書いた『アンチクリスト』を適菜収氏が訳した『キリスト教は邪教です』(講談社+α新書)という本を読んで、目を開かれた思いが致しました。
  • 勿論、ニーチェの説に全面的に賛同というところまでは行きませんが、なるほど、キリスト教にもこのような側面があったのか、という、キリスト教を客観的に眺めるきっかけを与えてくれたと思っています。
  • そこで、このニーチェの書物のほかに、同じ様に、キリスト教を批判している書物で、学問的にもしっかりした根拠をもって批判を展開している書物があれば、ご紹介戴けるとありがたく思います。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

(1)聖書学の立場から バート・D・アーマン著 松田和也訳 『捏造された聖書』柏書房 ……著者はガチガチの福音主義者だったが、神学校で受けた教育から聖書に疑問を感じ始め、その疑問を研究し続けた一流の聖書学者。邦文タイトルからは想像がつかないほど真面目な本です。 (2)内容の大部分が学術誌に発表されたものであり、それを一般読者にわかりやすく改訂したもの エレーヌ・ペイゲルス著 松田和也訳 『悪魔の起源』 青土社 ……著者はナグ・ハマディ文書の世界的権威のひとり。ヘブライ聖書から新約聖書への時代にかけて、もともとは神の僕であったサタンが、対立するものへと変貌していった過程と、その時代の神学的要請について考察してある。 (3)ジャーナリストの立場から ラッセル・ショート著 杉谷浩子訳 『真説「聖書」…イエスの正体 科学的にとらえた奇跡と復活の謎』 日本文芸社 ……カトリック、プロテスタント、正教会を問わずキリスト教の保守派、リベラル派の教会人、学者へのインタビューを主体に、リベラルな立場からまとめあげた良書『Gospel Truth』の翻訳。 (4)考古学の立場から I.フィンケルシュタイン、N.A.シルバーマン著 越後屋明訳 『発掘された聖書 最新の考古学が明かす聖書の真実』 教文館 ……文献、古文書、聖書写本とは違った「考古学」という切り口で主として旧約時代の真実に迫った良書。フィンケルシュタインは聖書考古学の反逆児だったらしいが、今やボスとして君臨するほどになった実力者。モーセの時代やどのような人々がイスラエルの民となったのかの内容は実にスリリング。ただ最近の発掘調査ではダビデ王朝の時代には、この本の内容とは異なる事実も判明しつつあるようなので注意。 入手しやすいのは(1)で、聖書学のおもしろさもわかります。 図書館、中古市場で入手可能なら(3)もおすすめ。良識的リベラル派の見方がわかります。 違った切り口でも聖書の内容に迫れる点で、(4)も捨てがたいところがあります。 (2)はちょっと特殊かな。でも「悪魔」の変遷に興味があるならどうぞ。 いずれの本も巻末あるいは章末に参考文献の紹介があり、インタビュー内容が多い(3)以外はそれらがたいへん充実しています。

toto77japa
質問者

お礼

沢山あるのですね! とても貴重な情報、丁寧に、詳しく教えて戴き、感謝致します。 とても参考になりました。 全部読んでみようと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

No.4です 少し追記しておきます。 ご存じかも知れませんが、ユングは牧師の息子です。 そのためか、「ヨブへの答え」の中では、キリスト教へと繋がる旧約聖書からの歴史的な一神教という範疇から決して逸脱することなく話を進めています(いるように見えます)。したがって本質的には「キリスト教批判」とは言えない範疇のものになります。 実は、「ヨブへの答え」の訳本は二種類あります。みすず書房版(林道義訳版)とヨルダン社版(野村美紀子訳版)です。前者の方を先ずは読むべきでしょう。よろしければ、ヨルダン社版も比較して読んでみてください。同じ原本を用いながら、これほど異なる訳本はないだろうと思われますし、ヨルダン社版が世に出ているということ自体が、キリスト教ないし一神教の本質を暴露しているようにすら思っています。 下記に参考になりそうな書評のリンクを貼り付けておきます。 http://www.msz.co.jp/book/detail/01218.html http://d.hatena.ne.jp/charis/20060823 http://in-flux.seesaa.net/article/2660200.html

toto77japa
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございました。 書評のリンクも面白かったです。 とても参考になりました。

回答No.4

学問的根拠は別として、批判的な視点から見つめるのであれば、下記は外せないでしょう。 「ヨブへの答え」、CGユング著、林 道義 訳、(みすず書房) ※あえて学問的とするなら「心理学的」というべき視点です。

toto77japa
質問者

お礼

あのユングに、こんな著作があったのですね。 人間と神との関係を、人間の心理を通して解釈する、なかなか面白い視点のように思われます。 一度、読んでみようと思います。 ご回答、ありがとうございました。

noname#194996
noname#194996
回答No.2

キリスト強そのものへの批判ではありませんが、宗教一般への批判の書 「神は妄想である」 リチャードドーキンス   があります。一読に値します。

toto77japa
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。 読んでみたいと思います。

回答No.1

    キリスト教のよーな信仰を維持するのは難しいかもしれない。 しかし周りからの温かい支援があって初めて維持できる信仰なんて信仰のうちに入らんよね。  

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