- ベストアンサー
日本語の質問です
次の二文の修飾における違いを指摘してください 1、弟は太郎が持っている辞書をほしがっている。 2、あの大学で英語を教えている田中さんは私の友人です。 よろしくお願いします
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1.の修飾は「太郎が持っている」で、主語と述語を備えています。これを「節」といいます。 2.の修飾は「英語を教えている」で、主語がありません。これは「句」と呼ばれたりします。 ちなみに、節を含む文は「複文」と呼ばれます。2の文は節を含まないので単文といいます。
その他の回答 (2)
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
こんにちは。 文例1の「文章の骨格」は「弟はほしがっている」です。そして目的語(日本語文法では「連用修飾語」と「連体修飾語」と呼ばれます)は「辞書」であり、体言である「辞書」を説明するのが「太郎が持っている」です。ですから「太郎が持っている」は「辞書」に対する「連体修飾語」である、と説明できます。 また別の解釈として「弟がほしがっている辞書」を「弟がほしがっているのは太郎が持っている辞書であり、それを奪い取ってでも自分のものにしたいと考えている」との解釈も成り立ちます。 この場合には「辞書に対する説明」として2つの解釈が成り立ち「太郎が持っている辞書と同じものは書店にもあるが、どうしても太郎のものでなくては意味がない」ともなり得ることから「曖昧な文章」の典型ともいえます。 文例2の「文章の骨格」は「田中さんは友人です」です。そして「あの大学で英語を教えている」は「田中さん」に掛かる「連体修飾語」であり、同様に「私の」は「友人」に掛かる「連体修飾語」である、と説明できます。 この場合には「限定が施され」ていることから他の解釈は成り立ちにくくなるといえます。
1、 弟は 太郎が持っている辞書を ほしがっている 弟は辞書を欲しがっている。 どの辞書をですか? 太郎が持っている辞書をです。 2、 あの大学で英語を教えている田中さん は 私の友人です。 田中さんは私の友人です。 どの田中さんですか? あの大学で英語を教えている田中さんです。 もうひとつのパターン あの田中さんは私の友人です。 どの田中さんですか? 大学で英語を教えている田中さんです。