- ベストアンサー
殺人禁忌の文化が根付いたのはいつ頃から?
phjの回答
この間、NHKの番組でやっていたのですが、前石器時代には「人を殺せる道具」が発明されていたということです。 もちろん本来は狩猟用の道具なのですが、野生動物を殺して狩る事ができるということは当然に、人間を殺傷できるということでもあります。 この道具が出来た頃、人類は小さな集落から大きな集団に社会が変化したといわれています。理由は簡単で「争いごとが起きたときに、罰則を適用することが出来るようになったから」です。 それまでは争いがあっても力が弱い集団(家族単位)は力の強い集団に暴力を受けても取締りをしてくれるところは無く(警察権が未整備)殺されても泣き寝入りだったものが、道具のおかげで一定の水準以上の武器の使い手であれば、隊を組むことで乱暴者を懲らしめることができるようになったため、家族以上の集団で生活することも可能になり、また暴力や殺人などもコントロールできるようになったのです。 したがって、世界的に見て、人の殺傷能力を持つ武器が出来、それを利用して警察権が発動できる程度の集団が出来たときが「殺人禁忌」の文化が出来たとき、といえるのではないでしょうか。 ちなみにその「武器」とは投擲器のことでNHKの番組はNHKスペシャル「ヒューマン なぜ人間になれたのか」です。
関連するQ&A
- 服装文化とジェンダーについて。
男性と女性の身形の文化の違いは国が違っても ほぼ世界共通的な所がありますが (化粧は女性のみ、男性がスカートを吐くのは好ましくない、 腋毛をそるのは女性、男性の乳首は見せてもいいが女性は駄目等) これは歴史的にいつごろ決定されたのでしょうか? そのあたりの経緯について触れている本がなかなか見つからないので、 ご存知でしたら教えてください。
- ベストアンサー
- その他(社会)
- 日本文化の崩壊
イギリス人から「イギリスでは、駅を作るときに景観を考える。中世の絵画に近づけるように 電線もはずすし、裕福な人は山ごと購入する」と聞きました。 私は、日本の歴史・文化にも興味がありますが、近年開発ばかりです。 都内は、歴史的な古い建築物が失われています。原因のひとつは 戦争に負けて、文化も遺産もなくしたのだと思います。 歴史保存に日本人は関心が、あまりないと思います。 実歴史の勉強会に参加したときは、70代以上の人が数人いただけです。 韓国・中国の方は自国に誇りを持っているように見えますが、日本人は あまり日本に興味がないように、感じます。 年代にも寄ると思いますが、なぜでしょうか?
- ベストアンサー
- 歴史
お礼
あ~、なるほど、警察権の発動ができるようになったときですか。 分かりやすい説明ありがとうございました。