- ベストアンサー
南アフリカの人種差別について
ロンドンオリンピックの開会式を見ていて、南アフリカは黒人の方の方が多いはずなのに、選手は白人の方の方が多いなと思いました。 これは、まだ人種差別が残っているからなのでしょうか!? 今の南アフリカの人種差別の現状も教えてください(>_<)
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
南アフリカでは日本における単純な人種平等思想は当てはまらないと思います。 日本のようにほぼ単一民族国家であれば理想イコール現実となれますが、南アフリカの場合は何世代もアフリカに生まれて育ったアフリカ人としての意識を持った白人がいます。 その白人たちは南アフリカ経済の原動力となっています。 南アフリカがアフリカで一番豊かなのはそれらの白人が貢献しているからです。 マンデラさんが大統領になって政府の役職は黒人に独占されました。もし産業も黒人に奪われたらたいへんなことになります。果たして黒人たちがダイヤや金などの産業をちゃんと管理できるかどうか。 南アフリカは難しい国です。確かに人種不平等は残っていますが、ある程度仕方がないです。 他のアフリカ諸国であれば白人は本国から送られた役人でしたから独立後白人の役人たちは本国へ帰りました。しかし南アフリカのボーア人は、見かけは白人でも生粋の南アフリカ生まれの人達ですから帰る祖国がないんです。そしてそのボーア人が南アフリカの経済を支えています。 質問の趣旨から逸脱してすいませんでした。 白人の比率が多いのは、お金持ちでないとできないスポーツがあるせいだと思います。私はブラジルに住みましたがブラジルでもスポーツは黒人が多いスポーツとそうでないスポーツがあります。たとえば陸上ならほぼ黒人の独壇場となります。サッカーも黒人が多いです。でもヨットや水泳、射撃、こういったお金がかかるスポーツは白人が多くなります。
その他の回答 (1)
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
「南アフリカ ブログ」で検索されれば現地に駐在している日本人のブログを読むことができます。人種差別は合法化されてはいませんが、やはり無くなってはいないようです。また経済格差も大きい。非公式居住地と呼ばれて、電気・ガス・上下水道が何も整備されていない地域に住んでいる人も少なくなく暴動や抗議デモがあるようです。戦前の日本のようです。戦前の日本も都市と農村で大きな公共インフラの格差はありました。南アフリカは地主がすべて白人で、小作人は全て黒人という極端な階級格差があります。そういう社会矛盾がそのまま選手団の構成にも現れているのでしょうね。選考で差別があるというのでなく、それ以前にスポーツに注力している黒人はほとんどいないということだと思われます。