整数論基礎:最大公約数の証明

このQ&Aのポイント
  • 整数a,bの最大公約数dについて、d=ra+sbの形で表現できることの証明について質問があります。
  • この証明では、イデアルIを使ってd=ra+sbの形を示します。
  • 具体的なステップごとに説明がありますが、最後の(5)が理解できません。
回答を見る
  • ベストアンサー

整数論基礎

次の証明の最後の部分が理解できません。どなたかご教授願います。 整数a,bの最大公約数dについて、d=ra+sbの形で表現できることの証明 (1) イデアルIを、元(a)、元(b)によるイデアルとする。すなわち、Iはma+nbの形式で表現されるとする。 (2) (a)+(b)=(c)とおく。c=ra+sbとおける。 (3) a,b∈I (∵r=1,s=0またはr=0,s=1の時、明らかに成立) (4) c|a,c|bが成立するため、cはa,bの公約数。よって、c≦d (5) d|a,d|bより、d|c (6) 以上より、d=c (5)が理解できません。dがaの約数で、かつbの約数であれば、なぜcの約数になるのでしょうか。 ((2)の時点で、rもしくはsが負の数であれば、aまたはbより小さいことになります。) どなたかご教授願います。

  • entap
  • お礼率29% (93/313)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.8

流れは、A No.5 に書いといたんだがなあ… 結論である「ディオファントスの定理」を使わずに、 (2) の根拠を示せばいいんですよ。 Z の (0) 以外で任意のイデアル I について、 I の任意の元 x をとると、x∈I かつ -x∈I であり、 x>0 または -x>0 でもあります。 すなわち、I は少なくともひとつ正の元を持ちます。 I の正の元のうち最小のものを a と置きましょう。 再び I の任意の元 x をとると、a での除算 x=aq+r, q は整数, r は 0≦r<a の整数 が成り立ちます。 r=x-aq∈I であることから、r>0 と仮定すると r が I の正で最小の元であることに矛盾します。 よって、r=0。 I の任意の元は a の倍数であり、 Z が単項イデアル整域であることが示せました。 こうして、「ディオファントスの定理」を経由せずに Z が単項イデアル整域であることが示せましたから、 ここから (2) での c の存在が言えて、 循環論法なく、質問文中の証明が完成します。 そこから逆に、Z がユークリッド整域であることを 示すこともできるでしょう。何だか、遠回りな気も しますが。 御手許の教科書にも、何らかの方法で、 Z が単項イデアル整域であることが証明してあった ハズです。ちゃんと読みましたか?

その他の回答 (7)

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.7

No.4です どーでもいいんだけど・・ ディオファンティウスって・・・普通の日本語の本だったら ディオファントスって書いてない? 英語だったら Diophantus...ディオファントゥスか。。。 原語のギリシア語のスペルはΔιόφαντοςだからディオファントスなんだよねー ベズーにしても,代数曲線の交点数のベズーの定理を思い出す人の方が多いと思うなー 何を言いたいのかというと,名前つきで書くなら誤解のないようにということ 閑話休題 >わざわざイデアルを利用してディオファンティウスの定理の証明をしようとしているのは、 >ユークリッド互助法と、それに絡む、a,b,が互いに素である時、 >sa+rb=1となることの必要十分性を証明しようとして、四苦八苦しているというのが原点にあります。 >ユークリッド互助法は実際にやってみるのは簡単なのですが、 >証明などに使おうとするとうまく言語化できないんですよね… ということは「分かってない」んです 話を整理しないとダメです. すでにalice_44さんのご指摘がありますが I=(a)+(b)と定めようがこれは精密化には寄与大ですが,本質ではありません 本質は 「I=(c)となるようなcが存在する」((2)のこと) です. これの根拠はなんですか? そもそも,あなたは何を根拠にして何を証明しようとしてるのか?です. イデアルを使って証明するために,I=(c)とかけることを使うのであれば I=(c)できることの根拠は「Zが単項イデアル整域」ということでしょう. しかし,あなたは(教科書にあるであろう)定義を知らないという. I=(c)の根拠として・・・ >aとbの2数を生成元としているのですから、おのずと「aの倍数」と「bの倍数」の加算によって、 >Iは生成されているはずです。ですから、Iはaとbの公約数を、同時にその元として持つはずです。 としていますが,これは違います. 「同時に」というのも意味不明だけど aとbの公約数の方が「小さい」のだから公約数がIに入るとはこれからはいえない 例えば,(10)は10の倍数,(2)は2の倍数 12は(2)の元だけど(10)の元ではない. aとbの公約数をgとおくとI=(a)+(b)⊂(g)というのが引用部分の帰結であって話が逆です. 適当な公約数gでI=(a)+(b)⊃(g)となるものはあるというのはどうやって示しますか? ここが本質. ============== a<bとしましょう.割り算して b=qa+r (0<=r<a) aとbの最大公約数をd,aとrの最大公約数をd'としましょう 明らかに,d'はbの約数で,d'はaの約数だから,d'はaとbの公約数となり d'<=d r=b-qaだから,明らかにdはrの約数だから,dはaの約数でもあるからdはaとrの公約数. したがって,d<=d'です. よって,d=d' a,bの最大公約数を(a,b)と書きましょう ユークリッドの互除法は b=q1a+r1 a=q2r1+r2 r1=q3r2+r3 と割り算していくと r1>r2>・・・・>rn>・・・>=0 (a,b)=(a,r1)=(r1,r2)=・・・・=(rn-1,rn) となる列r1,r2,...rn,... が得られるが,0で打ち止めになるので,いつかは必ず0になるのです. つまり b=q1a+r1 a=q2r1+r2 r1=q3r2+r3 ... rn-2=qn rn-1 + rn rn-1=qn+1 rn + rn+1 rn=qn+2 rn+1 となるのです.rnとrn+1の最大公約数(rn,rn+1)はrn+1なのはOKですね. となると (a,b)=rn+1です. ここで,この割り算の列を逆に追いかけていけばいいのです 簡単のためr3から r3 = r1 -q3 r2 = r1 -q3 (a-q2r1) = r1(1+q3q2) -q3 a = (b-q1a)(1+q3q2) -q3 a = (1+q3q2) b - (q1(1+q3q2)+q3) a 式で書くと汚いけど,適宜置き換えればもっとすっきりするでしょう r3=sa+tbの形になるけど 同様にr4,r5とどんどん直せるでしょう? これで終わり. (a,b)=sa+tbと表せる I=(a)+(b)とすると,d=(a,b)とおけば dはIの元になるので (d)⊂I 一方,I⊂(d)なのは明らかなのでI=(d) こういうわけです.

entap
質問者

お礼

ご指摘ありがとうございます。途中から記述を変えています。ディオファントゥスです。 また、単項イデアルという「単語」そのものが参照した教科書に載っていませんでした。(I=(a)として利用していた意味については把握しており、副読本として利用している別の代数学入門書で単項イデアルという単語を確認しました。) 何度も書いていますが、証明そのものは整数論入門の教科書に書いてある内容です。そして、(2)の詳細は教科書には書かれていません。教科書では、ユークリッドの互助法をディオファントゥスの定理から証明しています。 ともあれ、本題の証明はユークリッドの互助法を使って地道にやるのが正道ということで、そのことは理解いたしました。また、(2)については、教科書の執筆者に問い合わせてみます。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.6

←A No.5 補足 (1)の文面は、「元 (a) 、元 (b) による」を 「元 a、元 b による」または「イデアル (a)、 イデアル (b) による」に修正するべきであり、 補足によって、記述の細部が正確になったことは よいことだと思います。 しかし、その自明な書き間違いの訂正では、 (1)の意味も、証明の欠陥も、全く変わりません。 (2)の根拠は、どうなりましたか?

entap
質問者

補足

該当の証明部分(今回の(1)~(5))は、教科書の記述をそのまま引いたものですが、教科書によると、(2)の根拠は結合法則による、とのことです。 この記述は私自身理解できておらず、よって、次の解釈をしていました。 ・(a)+(b)=(c)が成立する条件について考察する。 イデアルIの元が(a)+(b)であるならば、その元は任意の整数r,sによってra+saとおくことができる。 (∵イデアルの定義より。例として、(2)を元として持つイデアルJは、0に任意の回数、2を加算または減算した数の集合である。) そうした数の集合をKとおく時、その集合は、aとbの共通因数(=公約数)を元とするイデアルとなる(∵イデアルの定義より。) これより、(2)が言える。 しかし、これはご指摘の通り、証明しようとするベズーの等式が利用されているようです。 仰るとおり、証明としての順序が異なるように思われます。 教科書の執筆者に手紙を出し、内容の真意を確認いたします。 尚、教科書では、このディオファントゥスの定理(ベズーの等式)をユークリッドの互助法の証明に用いています。 他にイデアルの側面からこの問題について記述した資料を持っていないため、イデアルについての別の教科書を入手し、ベズーの等式についての何らかの記述がないか探して見ます。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.5

とりあえず、単項イデアル整域の定義くらいは、 教科書で確認されたらいかがですか? 任意のイデアルが単項生成であるような環を 「単項イデアル整域」と呼びます。 任意の整数 a,b に対して (2) の c が存在することは、 整数環 Z では事実ですが、決して自明とは言えません。 多くの教科書では、Z がユークリッド環であることから、 互除法を使ってベズーの等式(貴方の言う「ディオファンティウスの定理」) の成立を証明し、A No.3 の [X] と [Y] が同値なことから Z が単項イデアル整域であることを証明する…という 手順をとります。その流儀に慣れた者の目には、質問文中の 証明は奇異に写ります。(2) はどこから出てきたのか?と。 A No.3 4 で言われているのは、そういう話です。 (a)+(b)=(c) となる c が存在すること自体は、Z が 結果的に単項イデアル整域であることから、真ではあります。 (a)+(b)⊆(c) であることから、(4) の考察により c|d。 (a)+(b)⊇(c) であることから、c=ra+sb となる r,s が 存在し、A No.2 にあるように (5) の d|c が導けます。 よって、c=d。この部分は単純なのですが、証明全体を見ると、 (2) の根拠を述べていない点に、まだ論証の飛躍があります。 貴方は、「ディオファンティウスの定理」を経由せずに (2) の c の存在を示す方法を見つけたのでしょうか? そうであれば、問題はないのですが。 下記質問の A No.3 が、ユークリッドの互除法を使って ベズーの等式を示す方法の参考になるでしょうか? http://okwave.jp/qa/q7600423.html

entap
質問者

補足

教科書によると「ディオファントゥスの定理」ですね。 調べたところ、一般的には、仰るとおり、ベズーの恒等式と呼ばれるもののようです。 ここまで引き伸ばして非常に申し訳ないのですが、教科書の証明をもう一度確認したところ、 もとの証明ではイデアル I = (a) + (b) と定義していました。 これで意味が変わってくるかと思います。大変失礼をいたしました。

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.4

>(2) (a)+(b)=(c)とおく。c=ra+sbとおける。 ここの前半になぜ疑問がないのかが分からない. Zがユークリッド整域であって, ユークリッド整域ならば単項イデアル整域となるのは既習? >((2)の時点で、rもしくはsが負の数であれば、aまたはbより小さいことになります。) これは無意味.rやsの符号なんて勝手に決められません. ついでにいうと `` | ''は使わないできちんと言葉で書けば案外分かると思う. そうすればNo.1さんの「自明」もすぐ納得できます. ========== けど,これって別にイデアル使う意味はないというか 「ユークリッド整域が単項イデアル整域」ってのは((2)の言及) 本質はユークリッドの互除法そのものだった気がする

entap
質問者

補足

>>ここの前半になぜ疑問がないのかが分からない. >>Zがユークリッド整域であって, >>ユークリッド整域ならば単項イデアル整域となるのは既習? Zがユークリッド正域であるのは理解していますが、単項イデアル整域についてはよく分かっていません。 疑問を持っていない理由は、No3の方に補足回答させていただいています。 (その理解が間違っている可能性はありますが…) >>別にイデアル使う意味はない お察しの通り、わざわざイデアルを利用してディオファンティウスの定理の証明をしようとしているのは、ユークリッド互助法と、それに絡む、a,b,が互いに素である時、sa+rb=1となることの必要十分性を証明しようとして、四苦八苦しているというのが原点にあります。 ユークリッド互助法は実際にやってみるのは簡単なのですが、証明などに使おうとするとうまく言語化できないんですよね…

  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.3

(5)を、   「d|a,d|bなら、(2)により、d|c」 とすれば疑問が解消しませんか? また、(4)は、「よってc≦d」を「よってc|d」に変える方が良いと思います。 あとは、余談です。この証明で最も違和感があるのは、(2)をいきなり出しているところです。   [X] 「a,bの最大公約数は、ra+sbの形で表現できる」   [Y] 「あるcが存在して、(a)+(b)=(c)と表現できる」 という2つの命題を考えます。示された証明は、[Y]を前提にして[X]を導いていますが、 [Y]は、どのようにして導かれたのでしょうか。[X]を使わずに[Y]をいきなり証明するのは、結構難しそうです。

entap
質問者

お礼

再検討する中でそのように読み替えています。ありがとうございます。 ご指摘の疑問ですが、(c)は、イデアルIの生成元である、というくらいの意味です。 aとbの2数を生成元としているのですから、おのずと「aの倍数」と「bの倍数」の加算によって、Iは生成されているはずです。ですから、Iはaとbの公約数を、同時にその元として持つはずです。 (ただし、ここではcがどのような公約数であるのか、全く限定していません。)

回答No.2

a=xd、b=ydとおいたら、cの式にdが含まれませんか?

entap
質問者

お礼

理解できました。単純でしたね…

回答No.1

自明な話では?

entap
質問者

補足

他人にとって自明なことが、自分にとってとてつもなく難解だということがよくあるものです…

関連するQ&A

  • ユークリッドの互除法

    (1)a,bは互いに素な整数である。 (2)a,bについて、1 = ra + sb が成立する(a,b,r,sは整数) この2命題の関係性を調べよ、という問題があります。 以下の回答は正しいでしょうか。 ディオファントゥスの定理(ベズーの等式)より、a,b二数の最大公約数をdとする時、整数r,.sを適切に取ると、d=ra+sb (ディオファントゥスの定理は別途証明することとします。具体的な証明はhttp://questionbox.jp.msn.com/qa7620419.htmlでしています) よって、d=1の時、(1)は(2)の必要十分条件である 上述の定理においては(1)と(2)が同義のため、一言で書いていますが、これで通用する書き方なのか疑問に思っています。

  • 整数論の問題です。おねがいします。

    整数論の問題です。よろしくお願いします。 (1)主張「a,b,cを整数とする。aがbcを割り切るが、bを割り切らないならば、aはcを割り切る。」が正しいなら証明し、正しくなければ反例を述べよ。 (2)主張「整数a,b,cのうちのどの2数も互いに素でないならば、a,b,cの最大公約数は1より大きい。」が正しいなら証明し、正しくなければ反例を述べよ。 (3)素数13を法とする1の原始根をすべて挙げよ。

  • 整数問題

    二つの奇数a,b にたいして,m = 11a + b,n = 3a + b とおく.つぎのことを証明せよ. m,n の最大公約数は,a,b の最大公約数をd として,2d,4d,8d のいずれかである. 僕はユークリッドの互除法を考えました。 (11a+b)=(3a+b)*1+8a よってmnの最大公約数は3a+bと8aの最大公約数である。 さらに(3a+b)=(3/8)*8a+b として8aとbの最大公約数が求める最大公約数と考えましたが、ここで矛盾が生じます。 bは奇数であるので偶数の2d等を因数に持たない。 よく考え直してみたのですが、ユークリッドは商が整数にならなければならないのでしょうか?2回目にユークリッドを使うときに商が3/8となってるのがまずいのでしょうか? またこの問題はどう解いたらよいでしょうか?教えてください。

  • aとbをa=b=0でない2つの整数とする。a,bの公約数の集合の中の最

    aとbをa=b=0でない2つの整数とする。a,bの公約数の集合の中の最大数dを、aとbの最大公約数といい、 d=(a,b)とかく 例えば(6,4)=2 このときar+bs=(a,b)のような整数rとsが存在するというのを証明する。という問題です、教えてください。

  • 整数の問題です(簡単かもしれません・・)

    妹に質問されたのですが、解けませんでした・・。 兄貴の威厳を保つためにも、どうか教えてくださると助かります・・。 (1)7で割ると2あまり、11で割ると8あまり、13で割ると7あまる数を求めなさい。 求める数をXと置いて、 X=7a+2 X=11b+8 X=13c+7 と立式して、それぞれイコールで結んでまとめたりしてみたのですが、どうしてもXが求まりません。 (2)a,b,c,dを素数とする。aがbcdの約数ならば、a=bまたはa=cまたはa=dであることを証明しなさい。 これはいろいろ立式してこねくり回したのですが、結果的に手が出ませんでした。 以上の2題です。 みなさんには初歩的な問題かもしれませんがよろしくお願いします。

  • {ax+by|x,y∈Z}

    aとbが互いに素とは限らないときは、{ax+by|x,y∈Z}は、aとbの最大公約数の倍数全体の集合になる。この定理の証明でわからない点があるので質問します。 これらの定理は、S={ax+by|x,y∈Z}とおくと集合Sが"差に関して閉じている"という性質をもつ。 (x_1,x_2,y_1,y_2∈Zのとき、(ax_1+by_1)-(ax_2+by_2)=a(x_1-x_2)+b(y_1-y_2)ここでx_1-x_2,y_1-y_2∈Zとなること)ので、ある正の整数dを用いてS={nd|n∈Z}(Sはdの倍数全体)と表されるのであるが、 Sの最初の定義から、a∈S(x=1,y=0とする)かつb∈S(x=0,y=1とする)であるから、aとbはdの倍数(dはa,bの公約数)であり、・・・(1) ここからがわからないところです。他方、ax_0+by_0=dとなる整数x_0,y_0が存在するのだから、a,bの任意の公約数はdの約数であるから・・・(2)、dはa,bの最大公約数というわけである。で証明は終わるのですが、 証明の大まかな流れは、(1)よりd≦(a,b) (a,b)は、aとbの最大公約数、(2)よりd≧(a,b)よって、d=(a,b)だと思うのですが、ax_0+by_0=dをa'dx_0+b'dy_0=dとしてみたりしても、a,bの任意の公約数はdの約数であるから、というのがわかりません。どなたか、他方、ax_0+by_0=dとなる整数x_0,y_0が存在するのだから、a,bの任意の公約数はdの約数である。を説明してください。お願いします。

  • 整数の問題

     整数(?)の問題です。よろしく御指導下さい。 1)3つの自然数a,b,cがa~2+b~2=c~2を満たしている。このとき、a,bの少なくとも一方は偶数であることを証明せよ。 2)自然数はa,b,c,dはc=4a+7b,d=3a+4bを満たしている。 2-1) c+3dが5の倍数ならば、2a+bも5の倍数であることを示せ。 2-2) aとbが互いに素で、cとdがどちらも素数pの倍数ならば,p=5であることを示せ。. (2-1は解決済みです。2-2の方がよく分かりません)  尚、このような整数、約数、倍数、素数、互いに素 というような問題(例題)を扱った  参考書、WEB サイト等ありましたら、ご紹介いただければありがたいです。よろしくお願いします。

  • 整数論、公倍数について

    [a,b,c]=[[a,b],c]を示せと言う問題です。 aの公約数の集合をA(a)で表すと、a,bの公倍数の集合はA(a)∩A(b)で表される。 同様にして、a,b,cの公倍数の集合はA(a)∩A(b)∩A(c)で表され、[a,b]とcの公倍数の集合は、[a,b]の倍数の集合∩A(c)で表される。    ここで、[a,b]はa,bの最小公倍数であるから、[a,b]の倍数とはa,bの公倍数のことである。 したがって、[a,b]の倍数の集合=A(a)∩A(b)である。    よって、右辺=[a,b]の倍数の集合∩A(c)        =(A(a)∩A(b))∩A(c)        =A(a)∩A(b)∩A(c)        =左辺 というような感じでいいのかなと思ったのですが、この問題、数式で証明しようと思ったらどのようにすればよいのでしょうか?教えてください。 イメージとしてはa、b、cの最大公約数をkとおくとみたいな流れでの証明方法です。宜しくお願いします。

  • 整数

    ユークリッドの互除法とa=bq+rを使って次の証明をお願いします。 「a,bは整数とする。(a,b)=1のときax+by=1を満たす整数x,yが存在することを示せ」 (a,b)=1というのは互いに素つまり1以外に公約数を持たないということです。 非常に困っています よろしくお願いします。

  • 高校数学A ユークリッドの互除法についてです。

    こんにちは。高校数学A、ユークリッドの互除法についてです。 問題集の 整数aを正の整数bで割った余りをrとする。aとbの最大公約数はbとrの最大公約数と一致することを証明せよ。 という問題の解説で aをbで割った商をqとすると a=bq+r aとbの最大公約数をg1、bとrの最大公約数をg2とし、 a=a'g1:b=b”g2,r=r'とする。 ただし、a',b',b”,r'は整数で、a'とb',b”とr'はそれぞれ互いに素である。このとき、 r=a-br=a'g1-b'g1q=(a'-b'q)g1 a'-b'rは整数であるから、g1はrの約数、★すなわちbとrの公約数になる。 以下略 この★の部分がわかりません。 g1がrの約数になると bとrの公約数とも言える理由は何なのでしょうか? どなたかよろしければ ご教授お願い致します。