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脳や神経、内蔵に蓄積された重金属というか、毒なので
脳や神経、内蔵に蓄積された重金属というか、毒なのですが、どのようにして排出を促したのでしょう。砒素の中毒というのも、慢性になると、かなり体内に蓄積されていますよね。代謝をあげたら、すみやかに排出されるものなのでしょうか?水銀などの重金属で麻痺してい四肢などは、体内に蓄積された毒が排出されたら、もとのように動くようになるのでしょうか。 水銀中毒とか、工場廃水で汚染された水のために起こったそうですが、治療としては、どういった処置をして、解毒などを行ったのでしょうか。 原爆被害者も、どのような解毒治療を行ったのでしょうか。 具体的な実践的な方法を知りたいです。
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- HAL2(@HALTWO)
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A No.2 HALTWO です。 補足に対して回答します。 >光は粒子なので、毒性の強い粒子を蓄積しているのでは。 光は光子ですが、光子の中に他の粒子を蓄積可能な構造は確認されていません。 私が知る限り、光子が他の粒子を捕獲する要素を持っているという仮説を立てられたのは御質問者さんが最初ではなかろうかと思います(汗)。 >キレート剤を使ったら、古い細胞が高速で、老廃物として代謝されるという説明でしょうか。 いいえ、Chelate 剤は、例えて言えば二枚貝が挟み込んでしまった和布の茎を鋏で挟んで抜き取ってくれる蟹さんみたいなものです(汗)。 異物を抜き取って貰った二枚貝は死滅して他の生物に喰われてしまうわけではなく、致命的な傷を負っていない限りは生き続けます。 細胞も同様に Chelate 剤によって毒性金属分子を取り除かれれば、正常な細胞として寿命を全うします。 >治療というからには、まず、苦痛を緩和することですが。 苦痛緩和は根治 (根本的な治療) 療法ではありません。・・・麻酔を打ったからといって虫歯が治るわけではありません。 順序としては確かに、先ず苦痛を緩和して欲しいものでしょうが、苦痛緩和と根治とは無関係ですので、多少の苦痛があろうとも根治を優先する治療は幾らでも採られています。・・・だから歯医者嫌いの人が多いのでは(汗)? >蓄積された毒というか、老廃物を、体内から出すとか、実践的なことをしてきたのではないでしょうか。 主語が判らないのですが、主語は「人間は…」で良いのでしょうか? そうであれば、勿論、「人間は Chelate 剤等で毒性分子を細胞から隔離させて血流に送り込むことによって排出する治療」という実践的な療法を確立しています。 老廃物の排出は、実践的と言うよりも、全ての生物に先天的に備わっている能力ですが、その能力をもってしても排出できない物質に対して Chelate 剤投与等の薬事治療が施されます。 >細胞は生きていれば、再生しますよ。 いいえ、傷付いてしまった 1 個の細胞は傷を再生して生き続けるなどというような真似はしません。 傷付いた細胞は死滅して老廃物として排出され、周囲にある正常な細胞が分裂増殖することによって排出された細胞の空隙を埋めて行きます。 傷付いていなくとも新陳代謝によって一定時間を経過した細胞は死滅して老廃物として排出され、分裂能力のある若い細胞が分裂増殖を行なっています。・・・全ての若い細胞が分裂増殖能力を持っているというわけではありませんが(汗)・・・。 >毒物を排出して、健康な細胞を、再生させなくてはならないですね。 構成要素が破壊されたり活動が阻害されていない限りは、つまり傷付いていない限りは、毒物を抱え込んでいても、その細胞は健康な状態にあります。 例えば神経毒は神経細胞の活動を阻害するものですが、神経細胞以外の細胞が抱え込んでも害にはならないという場合が殆んどでしょう。 具体的な例を挙げれば LSD25 という麻薬は 1g の 1 万分の 1 以下を摂取しただけでも死に至るほどの強力な毒物ですが、この粉を触って皮膚細胞に取り込まれたとしても、垢と一緒に洗い流されるまで皮膚細胞を浸透して血流に乗るなどということはありませんので、触る分には無害と言えます。・・・勿論、乾燥粉末状のものではなく、皮膚浸透し易い軟膏状などにしてしまったものは極めて危険なしろものとなりますが(汗)・・・。 >なにが効果があるとされているのでしょうね。 今度は目的語が判りません(滝汗)。 「毒素排出」でしょうか? つまり「何が毒素排出に効果があるとされているのでしょうね?」という御質問でしょうか? そうなのであれば「目的に応じた対策が沢山あり過ぎて書ききれません(汗)」としか御答えできません。 先述した Dimercaprol は砒素毒を排出する Chelate 剤の一種であり、他にも Succimer という Chelate 剤も治療薬として用いられます・・・ただし、あくまでも急性砒素中毒に対する治療薬であり、他の毒素に対しては他の治療薬があります。 放射線被曝傷害は毒素の吸着ではなく、火傷みたいなものですので、毒素排出剤などはありません。
- HAL2(@HALTWO)
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基本的には代謝で排出するものですが、体内の組織と融合してしまったものはそれを剥離させる薬剤を投与します。 例えば砒素中毒の場合、砒素が血中内の蛋白質と結びついてしまいますので、これを剥離させる Chelate 剤を投与します。 Chelate 剤とは立体構造をした分子の隙間に目標の分子を挟み込む性質がある化学物質の総称で、Greek の「蟹の鋏」を意味する Chele が語源になっています。 砒素中毒治療に用いられる Chelate 剤としては Dimercaprol が知られています。 中毒を起こして時間が経過すると血中内というよりも毛細血管から細胞に至る身体の隅々にまで蛋白質融合が及んでしまい、こうなると Chelate 剤が目標の砒素にまで届いて挟み込んだ後に血流に乗って戻ってきて排出するという過程は「砂の中から針を探す」動作よりも難しいことになりますので「全く効果はないとはいえないまでも治療は困難を極める」ことになります。 水銀中毒などの金属傷害も基本的には Chelate 剤等による毒素の捕獲排出治療となります。 解毒には蜂や蛇の毒のように毒能を無効化する中和という方法もありますが、砒素や水銀等の場合は Chelate 解毒となります。 原爆被害は全く別物です。 放射性物質を体内に取り込んだのであれば Chelate 解毒となるでしょうが、放射線を大量に浴びて体内組織が破壊された場合は「毒が入った」わけではなく「体内に火傷を負った」ようなものですので自然治癒に任せるしかありません。 皮膚に火傷を負った際に薬を塗るのは外傷に雑菌が付着して病気になるのを防ぐための殺菌や防菌 (傷口を覆う) ものであって傷を治すものではないように、体内に火傷を負った場合も直接治療できる薬はないのです。 取り敢えず雑菌に対する抵抗力を失った傷害部位から雑菌が繁殖しないように大量の抗生物質を投与すると思いますが、外傷のように傷害部位に Pin Point で投薬できるわけではないので投与量は大量となり、弱った身体には副作用の心配も出てきます。 更に放射線傷害の場合は火傷で死滅した細胞が代謝で排出された後にその部位を自己再生する周囲の細胞自体が遺伝子破壊によって正しく機能しなくなっていますので再生した傍から挫滅破壊を繰り返すことになる場合があり、最終的に比較的遠方の正常な細胞が傷害部位まで分裂再生を進ませてくるまでの間に傷害部位付近が大きく変形することになります。 そこまで再生ができなかった場合は整形手術も追い付かぬほどの大火傷を負った場合と同様に障害部位の細胞組織活動の停止に伴って他部位の正常な活動も阻害されて死に至ることになります。 金属傷害も Chelate 剤による排出が不可能となって、金属原子 (分子) を抱え込んでしまった細胞の周囲にある細胞が異常な分子を包み込むようにして成長することにより、結果として命は取り留めても骨や筋肉の変形によって生活に支障をきたすようになります。 砒素や金属などの外的要因のみならず癌細胞のような自己要因による異常細胞も例えば皮膚にあるホクロのように周囲の細胞が包み込む防御機構が人間には備わっているのですが、度を超えると自己防御機能だけでは防ぎきれなくなりますので Chelate 剤の投与や外科治療 (傷害部位の削除) といった治療を施すことになります・・・ただし外科治療は治療可能な大きさが必要ですので、原子 (分子) 1 個相手に外科治療することはできません。
補足
光は粒子なので、毒性の強い粒子を蓄積しているのでは。 体内のタンパク質ですが、古いものから、代謝されていきます。 キレート剤を使ったら、古い細胞が高速で、老廃物として代謝されるという説明でしょうか。 治療というからには、まず、苦痛を緩和することですが。 蓄積された毒というか、老廃物を、体内から出すとか、実践的なことをしてきたのではないでしょうか。 細胞は生きていれば、再生しますよ。 毒物を排出して、健康な細胞を、再生させなくてはならないですね。 なにが効果があるとされているのでしょうね。
- nitto3
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解毒などできないからいまだに苦しんでいる方が居るのです。 また一度細胞に損傷がおき障害になってしまうと、 回復が出来ないのでしょうね。
補足
治療というからには、まず、苦痛を緩和することです。 蓄積された毒というか、老廃物を、体内から出すとか、実践的なことをしてきたのではないでしょうか。 細胞は生きていれば、再生しますよ。 毒物を排出して、健康な細胞を、再生させなくてはならないですね。 なにが効果があるとされているのでしょうね。
補足
サイエンスフィクションというか、SFというか、文系の人の解説ですね。 今の時流で、薬剤に対して、そういったSFの解説をしていると。 看護婦や、広告業者が安易に真似して合唱する危険がありますよ。 実践的な療法が知りたいものです。