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293細胞へのダブルトランスフェクション
293細胞にリポフェクタミンを使って2種の遺伝子を同時に遺伝子導入したいと考えています。1種類ずつ、2日連続で通常のプロトコールでトランスフェクションを行うのか、2種類のベクターを同時に混合して加えてもよいのかわかりません。 どなたかご教示いただけますとありがたいです。よろしくお願いします。
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2種類のDNAを混ぜて導入することをお勧めします。 この場合、例えば、totalで10まいくろグラムのDNAを加えたとします。 単純には5マイクログラム+5マイクログラムと混ぜて、totalのDNA量を 1種類の時と合わせるとOKです。 この時、それぞれの発現量を調節したい場合は それぞれのDNAの量の比を変えることで調節できます(もちろんtotalの量は変えずに)。 私は同時に4種類のプラスミドを混ぜて発現させたこともあります。 2日連続で通常のプロトコールは、やめた方がいいです。 その理由は少なくとも2つあります。 1つ目は、そもそもトランスフェクションする前日にまいた細胞の量は コンフルエントに近い状態です。そのときにうまくいくようにリポフェクタミンの プロトコールは出来ています。 なので、2回目のトランスフェクションの時には際簿が増えすぎです。 2つ目は、リポフェクタミンの毒性は結構あります。また、トランスフェクションで 遺伝子を強制発現させるのは結構細胞にダメージがあるときがあります。 なので、2回目のトランスフェクションの後、結構な細胞が死んでしまう可能性が高いです。
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- ga111
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2種類同時で構いません。発現の比率をコントロールするにはプラスミドDNAの比率を変えます。このとき、合計が今まであるデータのうち最良のDNA量にします。 発現に違いがありすぎるなどの都合により、1種類ずつ、2日連続で通常のプロトコールでも構いません。
お礼
皆様、どうもありがとうございました。 2種類混ぜて、一度でトランスフェクションしてみます!