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かすかな記憶の父との再会
今日は、院生として研究する女性です。よろしくお願いします。 私は、母の実家で祖父母に見守られて育ちました。母は仕事はしていますが、経済的には実家の大きな支えを受け、大変豊かな生活をさせていただいています。と言うよりは祖父の大家族のようなものです。私が母子家庭なのにのうのうと大学院で研究できるのも祖父母の強い愛情と期待と支援があるからです。そのことについては大変感謝しており、優れた研究者になることで報いる積りで頑張っています。 ところが、子どものころからずっと心に陰があります。それは父が居ないと言うことです。居ないと言うよりは、かすかな父の記憶があり、何時から父が家から居なくなったのかが分からないのです。そのかすかな父の思い出が時々、ふっと頭に浮かぶのですが、途中でその景色が消えてしまいます。その後に忍び寄る寂しさはたとえようもありません。 家では父は行方不明になったと聞かされ、信じてそれ以上に深追いはしませんでした。又、父方の親戚との付き合いも全くないのですが、行方不明になったので親戚づきあいが無くなったとも言います。 父への思いが何故か強くなり、戸籍などを辿ってみましたところ、父の氏名が判りました。余りない名前で、高名な人です。書籍などで写真を見ると私の眼がそっくりで、確信しました。 この状態は、何か事情があると思いましたが、会いたい気持ちが強く、父の居る大学の住所に手紙を送りましたところ、大変丁寧な返信があり、連休の土曜日に父の家で会うことになりました。 父は立派な家に独りで住んでおり、そこで私は生まれ、育ったとのことでした。父は学者らしい人格を滲ませ、その品格と知性に打たれました。駅まで迎えに来てくれて、家に入った時、懐かしさはありませんでしたが、何故か感極まって涙があふれました。父は静かに頷いて肩を抱いてくれ、「長かったね、立派に成長してくれてうれしい、とても美しい」と眼にキラリとするものがありました。 その後は、長い会話があり、再会を約束して家を後にしました。 何故、両親が別れたのかと言う話題は出ませんでしたが、それは私の関与すべきことではなく、むしろ、父の存在を知ってしまった以上、母達にどう伝え、どういう関係を持っていけばよいのかに悩みます。多分、複雑な事情があったと思います。 矢張り、母に断ってから、父に連絡すべきだったのかも悩みますが、元には戻れません。 母にどう話を切り出したらよいでしょうか。私としては父との関係を再開させたい一心です。 ご助言、ご意見をいただければ幸いです。
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お礼
今晩は、 お礼が遅くなり、失礼いたしました。連休を利用した研究の集まりで、朝から出かけ、つい先ほど帰宅いたしました。 早速、拝読いたしました。大変ありがとうございます。 ご専門のお立場から数々のことをお教えいただきまして、恐れ入ります。3人の縁のある男女の中心に私が置かれていると言うことをご指摘いただき、少しわかりかてきた感じもありますが、その中心の役割を果たせるかどうか自信はありません。ただ、何とかしてそうありたいと言う気持ちは考えるほどに強くなっています。 ご回答者様ご自身の生き方には心を打たれました。私は、昨日はあのように書きましたが、未だどこかに釈然としない気持ちもくすぶっているのが本当のところです。これから、思いをいたし、祈り、心の縁を深めるしかないのかと思っております。 それにしても、次に父の所へ行く折りに、父との関係をどう言えば良いのかに迷います。連休中にもう一度訪ねたいと思います。 私としては、父との血縁がなくてもずっと心の中に居続けて来た父として何時までも父であって欲しいと思いますが、父にとっては迷惑な話でしょうか。 また、父の眼と私の眼の相似性についても理解できません。父であると言う思い込みでそう見えてしまうのでしょうか。 などと、未だに迷いもあります。 血を分けてくれた父の情報をこれ以上、母に求めるのはよろしくないでしょうか。 未だ迷うばかりです。 有難うございjました。