• 締切済み

配管の性能比較

どなたか力になって下さい。 某建物の雨水配管を検討中で、耐火二層管とライニング鋼管、ステンレスの性能比較を探しています。寿命、強度、流量、断熱性、遮音性等の具体的な数値か、それの記載されているホームページを教えて下さい。配管はほとんど建物内部を通ります。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • akadonta
  • ベストアンサー率41% (33/79)
回答No.2

一覧で載っているサイトまでは存じ上げませんが・・・ (1) 寿命について  建築設備の寿命は環境因子によるものや、保守管理の仕方によって大きく左右されてしまうので一概に言えないのではないでしょうか。メーカーとしても保証は行ってくれないはずです。  とはいえ、さすがに隠蔽される(?)雨水管にわざわざステンレス鋼管を使うのは過剰なような気もしますが? (2) 強度について 参考:JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管      引張強さ290N/mm2以上    JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管    引張強さ520N/mm2以上(10S 304TPの場合)    JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管 引張降伏強さ49~50N/mm2  ライニング鋼管の原管はSGPであること、耐火二層管の原管は塩化ビニル管であることから上記を抜粋してみました。  一般配管用ステンレス鋼管を用いる場合は違ってきますが、上の場合は圧倒的に配管用ステンレス鋼管が強度で優位に立ちます。  ただ、駐車場のようなところでは鋼管を用いて破損防止を図るということは良くありますが、屋内配管で強度が問題になることは余りないのでは・・・? (3) 流量について  厳密に言えば管種によって呼び径が同じでも内径は異なりますし、内面の粗度も違いますので、僅かながら流量に差はあるかもしれません。  ですが、雨水の管径を決定する時にはSHASE規格を参考にしてしまいますよね。  よって管種が違うからといって管径が変わることは通常ありません。 (4) 断熱性、遮音性について  雨水配管が屋内を通る場合、熱絶縁処理が必要かどうか検討しなければなりません。  冬季や湿度が高い時期に冷たい雨水が流れると管表面が結露してしまうためです。  鋼管やステンレス鋼管の場合は殆どの場合例外なく保温されますから、断熱性能や遮音性能は管の材質よりも保温材の材質と厚さに因ることになります。  耐火二層管の場合、熱絶縁は必要ないと言われています。  しかし、流水音を押えたい場合には遮音シートを施工したり保温を行ったりすることはあります。  この辺りのデータは耐火二層管協会又は会員各社のサイトをご覧になってください。 (5) その他  ステンレス鋼管や炭素鋼鋼管は重量がありますから、強度があるからといってずさんな配管支持を行うと地震などで簡単に壊れたり落下したりします。  耐火二層管は原管が塩化ビニルですから、熱による伸縮が鋼管よりも遥かに大きく、適切な箇所に伸縮継手を設けないと破損の原因となってしまいます。  防水層に設置されるルーフドレイン金物と接続される場合、殆どがねじ接合となると思いますが、当然その場合は管用ねじが切れる管であること、あるいは管用ねじが設けてある継手が存在することが大前提となります。

  • arcorb
  • ベストアンサー率28% (35/122)
回答No.1

一級建築士です。耐火二層管が一番いいんじゃないですか?ライニング鋼管とステン鋼管は昔からありますので、遮音性能まで書いてないと思います。金属なので錆びない保証はないのと一般的には厚みで耐久性も遮音性も決まります。水漏れが耐久の限度であるとすれば、それは施工状況の良し悪しのほうがむしろ大事な話です。また、材料強度や流量の心配ってあんまり必要ないと思います・・・調べるなら耐火二層管協会とかあるので、そこに電話して全てをお調べなったらよろしいかと思います。http://www.fdpa.jp/publicity.html#ability

関連するQ&A

専門家に質問してみよう