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硬さ試験について質問です。
材料の硬さは材料の結晶方位に依存するということを知ったのですが、なぜ結晶方位に依存するのか理由を教えてください。お願いします。
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結晶体(ある単位の格子の併進移動で張られる空間)であるということは「必ず異方的」であるということが核心であります。どこかの原子に着眼して、幾つかの方向に直線を考えましょう。原子間の距離が近い方向・遠い方向などいろんな方向があります。多分距離に応じた原子間力が働いています。そうしてその同じ周期が無限に繰返されるのが結晶体の空間です。方向によって凝集力の強く働く方向とそうでない方向がその空間全体で定まっているわけです。 硬さ以外にもヤング率・剛性率・磁気的電気的性質・化学的性質など多くの物性が結晶方位依存性を持っているのは「異方的な原子配列を持つ空間」であるからです。 ところで等方的な原子配列を持つ空間とは?ガラスなど非晶質、すこし下がって多結晶体ということになります。
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- foomufoomu
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回答No.1
それが材料の性質だから というのが、いちばん正しい理由だと思いますが、もっともらしい説明をするなら 説明しよう 結晶というのは、分子が規則的に並んでいる状態である。 そのため、分子のもつ、方向による性質の違いが、そのまま全体の性質として現れるのだ。
質問者
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。