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簿記1級と公認会計士資格を取るか迷っている高校生の悩み
- 高校生が簿記1級と公認会計士資格を取得することについて悩んでいます。
- 公認会計士資格を取るためには多くの勉強と時間が必要であり、経済的な負担も大きいです。
- 一方、簿記1級まで勉強すれば一般企業での会計職に就くことができる可能性があります。
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私は専門学校へ進学し税理士を目指し、挫折しました。 専門学校でのカリキュラム上、途中まで会計士受験生と一緒で、その後も仲良くしています。 私の聞いた話は旧試験制度の場合ですが、公認会計士は国家試験でもトップレベルの試験です。 日商簿記1級と2級では大きく異なります。これは学習時間も合格率もです。 私は運よく数カ月で合格できましたが、専門学校に2年在籍し、簿記ばかりを学んでいて合格できずに卒業となる人もいるのが1級です。 しかし、社会での評価はさほど高くないと思います。 大企業の会計部門・税理士事務所の職員などでは、日商1級はスタンダード資格なため、持っていて当たり前、もっていないと不自然などと考える場合も多いことでしょう。 公認会計士試験ですが、私の友人は旧試験の1次試験・2次試験のすべてを合格するまでは日商1級を常に受験し、常に合格する簿記力を維持しながら、試験勉強をしていました。学校では朝9時から夜9時までを担任制の授業で学び、宿題もありましたね。専門学校に4年間在籍し2次試験合格した友人ですが、その学年では一ケタの人数だったと思いますね。 学生時代に最高峰の国家資格を目指し合格できる人は、時間を惜しんで勉強している人の中でも一部だと思いますね。専門学校では資格を目指す授業ばかりですが、大学ではそれ以外の単位を取得しなければ卒業できません。そのうえで専門学校などで学ぶような人と対等に試験で戦うには、夜や休日などはダブルスクールで、それ以外は自習ですね。 私は現在零細のIT企業を経営しながら、起業コンサルタントをしております。総務系から法務・会計が専門ですが、簿記1級といえども、会計の基礎だと思っています。経理の一部の基礎である簿記の資格の一つですからね。 会計士の飽和も事実でしょうが、会計士には監査以外の道もあります。会計士が税務を学び税理士登録して税理士業を営むことも多いです。会計士が会計分野の業務をしながら会社経営をしている人もいます。 会計士は無試験で税理士登録が可能です。 行政書士登録も可能です。 会計士資格で商業登記業務もほとんどできます。 会計士資格で社会保険などの業務を行うこともできます。 会計士は税理士と異なり幅広い業務ができるほか、経営や金融関係まで扱う基礎知識があることでしょう。 私の知っている公認会計士は、公認会計士事務所を個人事務所、税理士を雇っての税理士法人、行政書士を雇っての行政書士法人を経営しています。会社の設立関係業務から許認可、社会保険関係業務から税務、許認可がらみの監査証明業務やコンサルタント業務までをこなしています。 公認会計士となるための監査業務経験は監査法人でなければ難しいですので、監査法人に就職できれば、その後は資格を活用させるのはあなた次第ですね。 私の友人は地方出身で地元での開業を考え、ワンストップサービスができるように考え、公認会計士として監査法人で勤務しながら司法書士資格を取得しましたね。そうすれば商業登記だけではなく、税理士業務の相続がらみの業務での不動産登記も扱えますからね。 サラリーマンのような安定を目指すのであれば、厳しいかもしれません。しかし、将来独立を目指すのであれば、公認会計士はとても良い、レベルの高い資格だと思いますね。 どうしても、大学でのサークルなども考えるのであれば、税理士を考えてはいかがですかね。 税理士であれば、民間企業の経験などでも税理士登録できますからね。それに、大学院などを使った免除制度も使いやすいかもしれませんし、仕事をしながらでも長期計画で目指せなくはない資格ですからね。
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- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
下記のサイトではこのように言っています。 ということは在学中に3000時間を確保できるかです。 学校の講義や試験勉強を除いた時間でこれを確保するのはかなりの決意が必要です。現実には毎年1000時間確保して4年目に合格できれがラッキーでしょう。 まずこのことを良く検討してみましょう。 会計士の就職状況は今はかなり劣悪です。多分30歳以上の合格者の就職は無理でしょう。 これが何時まで続くかは不明ですが、上場企業があまり増えていない現状では改善にはかなり時間がかかるのではないでしょうか。 従って合格者で若くて優秀なものから採用され、そうでないものは宝の持ち腐れの恐れが大きいと思います。 就職のためだけを言えば、簿記2級でも良いと思います。 1級取得者はかなり少ないので、多くの会社でも殆どいません。 経理の責任者でもそこまでは持っていないほうが多いと思います。 また非上場企業では1級までの知識を要求していないということも現実です(もちろん会社によって違いますが) 私は資格は簿記2級程度にして、それよりも専門の学科の成績をよくしたほうが就職には有利だと思います。 採用はまず成績が第一の評価点で、資格はそれが同じ者同士ならばあったほうが少し有利という感じです。 現実的な判断としては会計士はリスクが大きすぎるので、本来の学科にがんばって事業会社への就職を狙ったほうが良いと思います。 ------------------------------------------- 公認会計士試験に合格するまでに要する「勉強時間」 標準勉強時間は3000時間程度です。 予備校の講義や模擬試験等の時間を省いた勉強時間です。 http://www.studytime1.com/cat3000h/1000000004.html
- marb127
- ベストアンサー率69% (16/23)
初めまして。 公認会計士の国家資格は簿記1級の延長上にありますね、なのでスタート地点が違います。 とは言え、簿記1級と会計士ではやはり差が十分にあり、勉強量もそれ相応に必要です。 個人の能力によって勉強に費やす時間は違います。大学での勉強に加え、会計士の勉強となると 自分の時間はほぼないです。 専門学校の講師が言うには学校での授業プラス自宅等での勉強1日最低5時間。 となるとバイトどころではないですね。寧ろ睡眠時間の方が心配です。 年間出願者数に比べて合格者数を見ると分かるように難関です。 そして苦学の末に合格あと、最低2年間監査法人などで仕事に従事して初めて資格が得られるのです。 ですので就職できなければ公認会計士になれないのです。仰る通り、試験に合格しても就職難です。 目指されるの比率が男性が多いせいもあるのですが男性の方が就職難だと言われています。 第二の都市の大阪では就職先があまりなく、その枠から漏れた人は就活を続けるか、引越すのを 覚悟の上、東京での就職先を探すほどです。もし就職できなければ奨学金という借金だけが残ります。 何年でも就活はできますが、時期が遅れる程、年々合格者はいるので不利になります。 もちろん10年掛かりで資格をとって活躍されている方もいます。 マイナス面ばかりお話ししましたが、就職さえできて2年従事すれば会計士になれますし、 会計士は簿記と違い国家資格ですから、その後は転職したりとキャリアアップができます。 年収もいいですし、1000万超えも全く夢ではないです。社会的に見ても上位の仕事です。 簿記1級までの取得に関してですが、会計士に比べれば見劣りさえするものの立派な資格です。 資格全般から見ても難しい部類に入りますから、向かわれる職種では有利に入ります。 あとキツイ意見になりますが、奨学金という借金をしてまで目指されるのですから サークルに入ってキャンパスライフを楽しみたいなんて考えは捨てて下さい。 長くなりましたが、お金に纏わる仕事は大変興味深いもので視野が広がりますし、世の中のお金の流れを知るのも楽しいです。 また多種多様にありますから、将来的にいろんな職種につけますのでどうぞ邁進なされて下さい。
- kuroneko3
- ベストアンサー率42% (250/589)
・現役で公認会計士資格を取るためにはどれくらいの勉強量が必要でしょうか? →短くても2年くらいはかかると考えて下さい。もっとも,それ以上の時間がかかる人もいますし,いくら勉強しても合格できない人もいます。 ・バイトやサークル活動をしている暇など微塵もないでしょうか? →微塵もないというわけではありませんが,1日の大半を受験勉強に費やす必要があることは確かです。バイトもするのであれば,かなり殺人的な学生生活になると思います。 ・もしそんな暇がないならば、それだけの価値のある資格でしょうか? →会計士になりたいのであれば必要な資格ですが,企業での就職を考えているなら必ずしも必要ではありません。 なお,公認会計士になるには,試験に合格しても監査法人等で一定の実務経験を経なければならず,監査法人等に就職できなければ,試験に合格しても公認会計士の資格は取れません(このため,試験に合格しても就職先がなく資格を取れない「待機合格者」が急増しており,金融庁は一時待機合格者の救済策を考えたものの,業界の反発に遭い断念したそうです)。なお,特別なキャリアがない人の場合,監査法人に就職できる年齢は25歳くらいが限度だと言われています。 現在の公認会計士試験は「国営ギャンブル」と言われており,もはや司法試験と並ぶ「割に合わない国家資格試験」の双璧と言っても過言ではありません。 ・調べてみたら会計士は現在飽和状態とのことですが、これは資格を取っても私自身が優秀でなければ食いっぱぐれるということでしょうか? →もちろん資格を取っても食いっぱぐれることはありますし,上記のとおり試験合格までに時間がかかり過ぎた場合には,合格しても資格を取れない可能性があります。 ・簿記1級までしか取らない場合、社会的にはどの程度の評価なのでしょうか? →就職にあたり,簿記・会計の知識がある人としてそれなりには評価されているようです。
補足
丁寧な回答ありがとうございます。 やはり相当厳しいことになってしまうようですね・・・。 色々と考え直さなければいけないかもしれません。 こういうとき実家が金持ちだったらなぁとどうしても思ってしまうものです。
補足
回答ありがとうございます。 職に就くことさえ出来れば勝ち馬って感じですかね。 >>キツい意見~ 心に留めておきます。今のバイト先で大学生の先輩は、大学生が一番自由でやりたいことが出来るよーと言っていたのでそういう憧れをどうしても見てしまうのですよねw