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発送電分離+スマートグリッド+補助金廃止で脱原発
- 発送電分離とスマートグリッドの導入により、脱原発が可能なのではないかと考えます。
- 現在の電力供給システムをクルマの例えにすると、愛知県民はトヨタのクルマしか買えず、トヨタが作った道路しか使えないような状況です。
- 民間の発電会社だけでは安定供給が不安な場合は、国営の発電会社をバックアップとして導入することも考えられます。さらに、補助金関係を廃止し、使用済核燃料の最終処理まで発電会社が責任を持つことで、自然に脱原発へと流れるのではないでしょうか。
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発電方式 発電単価(円/kWh) 設備利用率(%) 水力 8.2~13.3 45 石油 10.0~17.3 30~80 LNG 5.8~7.1 60~80 石炭 5.0~6.5 70~80 原子力 4.8~6.2 70~85 太陽光 46 12 風力 10~14 20 2008年経済産業省発表のデータです。(100%鵜呑みにできるわけでもありませんが) どう考えても石油は高いですよ。石油を燃やして電気を作るのですから、石油のエネルギー単価に発電効率をかければ、燃料コストはすぐ概算できます。どう考えても誤魔化し様がなく高いです。 また天然ガスについては、日本の急な需要増の足元を見られて他国の倍のスポット価格を吹っかけられていますが、これは北米で新規ガス田開発・長期契約することにより5年後には落ち着くと見ています。 原子力発電については、事故コストは含まれていません。 核燃料の最終処分費用も概算に過ぎません。 廃炉費用は含まれています。これについては解体の実績があるのである程度正確です。 事故コストの概算は非常に難しいですね。 東電のずさんな管理と千年に一度といわれる地震があいまって起きたわけで、この事故コストを千年に一度として割っていいかどうかは議論が分かれるでしょう。また一応現状では千年に一度の地震に耐えられるよう対策することになっています。 今回の東電は予測のつくことにもかかわらずずさんな管理で事故を起こしたわけですが、本来予測しえないからこそ事故がおきるわけで、それをどうコストとして算定するかはどんな機関が作っても個人の見解レベルになってしまいそうです。
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- my-hobby
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当然分社化すれば、そのために国が有るのだから、発電の管理は義務化が必要で有る、 それからスマートメーターでピーク時負荷の調整もすることが出来る 例:頭脳持つスマートメーターは、エアコンなどの消費電力制御出来る(ピークカットする) 日本の電力の送配電網は世界一管理されてる、変電所まではITで制御が出来てる、変電所から需要化のの間が出来てない、この間を整備誰がするかが問題で有る、 それから日本の地熱の技術でインドネシアは地熱発電で余った油日本が買ってる現状?? やっと国立公園内も地熱発電出来る様に成ったので 資源が無い国が安定電力は国が支援して地熱しかない、風力や太陽光は蓄電池が安く成らない限り補助でしょう 地熱 http://www.dir.co.jp/souken/asia/asian_insight/110701.html http://sankei.jp.msn.com/life/news/110514/trd11051421330033-n1.htm 原発20基分 http://sankei.jp.msn.com/life/news/120321/trd12032120320015-n1.htm http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110426/268275/ http://www.dailymotion.com/video/x9hv4n_yyyyyyyyyyyyyyyyy_news http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/electoric/electoric_hybrid01.htm
- watch-lot
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#2です。 現行法では、電力会社に最後の供給義務があります。 つまり、新規事業者が契約しない場合は、電力会社がこれを引き受けなければならないのです。 これは必要な電力を常に将来に向けて予測をたて、電源を開発/確保しなくてはならないという非常に重い責務です。 一方、新規事業者は自家消費の余剰分を売ればよいだけの身分ですから、契約する場合も自らの余力分との兼ね合いだけを考えればよいだけなので、自ずと単価も安く設定できます。 もし、発送電分離となれば、従来の電力会社も新規事業者と同等の扱いにしなければ意味がありませんから、需給バランスはもっと厳しいものになるということです。 東電の話し方には腹が立ちますが、だからといって、発送電分離は慎重に考えるべきだと思います。 ちなみに、米国事情ですが、「発送電分離」を行い、電力自由化を実施した州の電気料金は、平均で約14セント/kWh(2008年)となっており、全米平均約11セント/kWh(2008年)を上回っています。一方、電力自由化を実施していない州の電気料金は平均約9.5セント/kWh(2008年)となっており、全米平均よりも低い状況になっています。 発送電分離が必ずしも安価になるとは言えない実例です。 それと、何度も言いますが、太陽光発電や地熱発電などは自由化によって、その経済原理からますます対象とはされなくなります。
お礼
>発送電分離が必ずしも安価になるとは言えない実例です。 電力は自動車や携帯みたいなわけにはいかないようですね。 何度も御丁寧にありがとうございました。
- my-hobby
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基本は 送電と発電分離ですが 現状でする事は、発電の全量買い取り適正価格で義務づける事だ(現状では3%ぐらいしか認めって無い) 北海道の風力発電:ゴミ焼却所の発電:公共の屋根道路の太陽光:地熱発電:温泉の廃熱低温発電その他 で電気代は安く成ると思う 日本のスマートグリットの技術は世界一で輸出してます http://www.oki.com/jp/press/2011/09/z11054.html 停電させない為に需要家の負荷の制御も出来ます 赤字のPHSの利用の可能性もあります(孫さん??) 東電の場合は必然的に国有化に成るでしょう、補償は東電には出来ない、時間掛けた事で株主と銀行を助けた。
根本的に質問者さんが言ってる発送電分離する際の発電と送配電の管理体制は逆です。 非常にコストがかかって常にリスクが大きい発電の分野を行政が行うという考えが一般的です。 送配電こそが民間企業に競争させればコストダウンによる電気料金の低下に繋がると言われています。 しかし実際には様々な大きな問題がありすぎて現実的な話ではありません。 送配電会社が複数存在するようになったからといって、道路上に送配電会社毎の複数の電柱や設備が乱立しては世の中とても不便になります。 設備は既存の一社が管理し、その他の会社は設備使用料を払って共用させてもらうのが最善なんですが、その使用料分は設備保有会社よりは電気料金が高くなります。 しかし設備保有会社とて設備の保守にかかる年間経費は莫大になります。 それらの予算をどこから調達するかです。 東日本大震災によって東北の太平洋側では大きな街がたくさん無くなりました。 東北電力では電力の需要が大幅に減った分だけ減収になってます。 東京電力も首の皮一枚状態です。 その他の電力会社もかなり疲弊した状態です。 余力はさほどないでしょう。 これで発送電分離が始まることにでもなれば、確実に規模の小さい電力会社はいなくなります。 当分競争できる状況にないので競争はほとんど起きないと思われます。 日本の電力会社は衰退し、変わりに発電所を持った行政が財力を付けます。 民間の発電会社が増えたとしても、そのほとんどは無難な火力発電でしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 >非常にコストがかかって常にリスクが大きい発電の分野を行政が行うという考えが そうだったのですか。ちなみに発電事業のリスクとはどういうものでしょうか? 素人的には、電気はみんなが必要なものだし需要はあるんだからおいしい商売では? などと思ってしまうのですが・・・ >送配電会社が複数存在するようになったからといって、道路上に送配電会社毎の複数の電柱 これは確かに現実的ではないですね。既存のネットワークを流用する形で使用料を払う、ということになるでしょう。国民の財産として税金で維持する、というのも有りかと思います。
- jkpawapuro
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石油火力は糞高いコストがかかります。 新技術に依り天然ガスの開発が各地で可能になり、(長期ベースで)天然ガスが安定してそれなりの価格で発電できるようになりそうなのは最近の事です。 まあ十年前までなら、火力は馬鹿高くて話にならないと言うのも事実だったんですよ。 で、20年後か40年後かわかりませんが、化石燃料が枯渇して発電コストが高くなったらどうします? 必ず来る問題ですよ。 まあ火力に切り替えて発電所を建設始めても、それにあわせてガス田開発は可能なので20年程度は電力を賄うのは可能だと思います。民間となれば電気代もおそらく値上げ前の現状に近いところで推移するでしょう。 燃料を買うだけの貿易黒字を日本が稼ぎ続けるかどうかは大変怪しいですが。 いずれ化石燃料は枯渇するし、燃料を買うお金も日本はいずれ無くなります。 それに対する答えが無いと、その場しのぎの答えにしかならないでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 >石油火力は糞高いコストがかかります。 ここがわからないのです。質問にあげた事故リスクや廃炉コスト等をいれても石油の方が高いのでしょうか? 言われるとおり石油はいつかは枯渇するわけで、その対応はしておかなければならない、だから原発を推進してエネルギー源の分散を図る、ということだったのでしょうが・・・ ソーラー等の再生可能エネルギーもコストや安定性を考えるとすぐに原発の代替にはなりませんし。 どうしたものでしょうか・・・
- my-hobby
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- my-hobby
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基本的には 送電:配電:発電の分社で電気料金は安く成ります まず日本で他の発電方法選択されなかったのは、利権者の利益為です ※地熱発電は世界一の技術の国で、世界第三位の地熱資源が有る国です 日本は縦割りで国立公園法が邪魔と利権者が原発優先で税金の開発補助が無かった、 開発にお金掛かりますが、原発の廃棄物の予算の見当が付かない事から見れば問題ない 又温泉の廃熱で小規模発電も出来ます ※現状では北海道で風力発電が有力な場所でも売電出来ない現状 ※太陽光も現状は余った電気だけ売電これは現状の電力が独占だからです ※自由化で大停電は発電を自由化したら義務ずければ良い話しです ※スマートグリット技術も日本の技術は素晴らしいのに東南アジアな負けます 無策民主党では何も出来ない 地熱 http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E3E2E1978DE0E3E2E1E0E2E3E09797E0E2E2E2 http://www.dailymotion.com/video/x9hv4n_yyyyyyyyyyyyyyyyy_news http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/electoric/electoric_hybrid01.htm 太陽光発電は余剰電力売電で無く、常時売電にする必要が有る その為のスマートメータで http://www.oki.com/jp/press/2011/09/z11054.html ピーク時の電力制限も出来る 国は本来支援の前に、東京電力を倒産させるべきで有る、 、企業努力してない東電にに税金で援助するべきで無い。 http://jyu-denkou.com/soora/so_ra1.html
- watch-lot
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>今の東電の値上げ騒ぎのようなことはおきないのではないでしょうか。 ●さあ、どうでしょうか。 たとえば、かつて石油ショックのとき、産出国は「日本は石油が要らないのか」と言って強引に値上げを行ってきました。 独占だから値を上げれるという理屈ばかりではなくて、売り手市場であっても値を上げれるのです。 つまり、自由化が進めば進むほど、需給バランスによっては「そんな値段では契約できません」と言えるわけです。 それと競争によって、短期にしかも安価で投資回収ができる発電方式を自ずと選んでしまうのもやむを得ない、つまりガスタービン発電ばかりが増えて、コスト回収の困難な例えば太陽光発電なんかは敬遠されるのは目に見えています。 発電方式のベストミックスのコントロールはどこで行うのでしょうか?送電会社でやるのでしょうか? これがうまくできないと、アメリカでのニューヨーク大停電の二の舞になると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >売り手市場であっても値を上げれるのです 独占≒売手市場というか 産油国は世界でも限られているわけで、そういう意味では日本の電力事情も同様では? 言われるとおり、価格決定メカニズムには需給バランスというのもあります。 だから新規の発電会社の参入によって価格の適正化が図れるわけですよね。 >自由化が進めば進むほど、需給バランスによっては「そんな値段では契約できません」と 自由化が進んで新規参入があれば、このようなことはおきないのでは? 家電や自動車、小売業でこのようなことがおきているでしょうか。 電気は特別? >発電方式のベストミックスのコントロールはどこで行うのでしょうか? 電力の安定供給における最終責任者は誰なのか?国?電力会社? 私は国かなあ、と思いますが、なかなか難しい問題ですね。
>今の東電の値上げ騒ぎのようなことはおきないのではないでしょうか。 まあ、同感です。 原子力に関しては、電気事業がどうこうというような合理性よりも、 経産省の財布代わりの事業の一つで進められてきたという 色のほうが強いと思いますが。 とりあえず、NTTの時のように送電網は一時国有化で、 送電量に応じて送電料を払うというようにして、 どの発電企業も自由に送電網を使えるような仕組みを 作ればよろしいんじゃないでしょうか。
お礼
市場原理がまったくないのが諸悪の根源ではないかと考えます。 かといって行き過ぎた市場原理も問題ですが・・・ バランス取りが難しいですね。 回答ありがとうございました。
お礼
燃料単価だけで見ればウランはだいぶ安いみたいですね。 事故コストは・・・確かにむずかしいですね。風評被害をどうみるか・・・ これだけの事故は日本としてははじめてですし。 回答ありがとうございました。