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営業キャッシュフローの減価償却

営業キャッシュフロー欄で当期利益がプラスになれば、本業がプラスとして計上されるかと思います。 営業キャッシュフロー欄で減価償却がプラスになった場合はなぜ当期利益額に対してプラスされるのでしょうか? 費用が発生するのでモノの価値がさがった分、キャッシュも引かれると思うのですが。。。

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  • -9L9-
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回答No.1

企業会計のキャッシュフロー計算書は基本的にP/L、B/Sから誘導的に作るものです(間接法の場合)。したがって質問はすべて順序が逆です。 >営業キャッシュフロー欄で当期利益がプラスになれば、本業がプラスとして計上されるかと思います。 間接法の場合、P/Lの当期利益からキャッシュフローの計算を開始するのです。キャッシュフローは本来利益とは関係なく、キャッシュフロー計算で利益を算出するのではありません。キャッシュフロー計算書で算出するのは期末現金残高(現金同等物を含む)です。利益と現金残高がずれているので、それを補正するのが間接法キャッシュフロー計算書の作成目的です。 >営業キャッシュフロー欄で減価償却がプラスになった場合はなぜ当期利益額に対してプラスされるのでしょうか? 当期利益にプラスするのではありません。キャッシュフローにプラスするのです。減価償却費を計上したことで利益が減少していても、キャッシュが減るわけではないのでプラスするということです。なお、資産購入年度には固定資産計上額を減算します。 >費用が発生するのでモノの価値がさがった分、キャッシュも引かれると思うのですが。。。 キャッシュ(現金及び現金同等物)の意味が分かっていませんね。資産の価値が下がっても現金は減りません。そのことを計算するのがキャッシュフロー計算の目的です。 そもそもキャッシュフロー計算書の存在理由も計算対象も計算原理もなにもわかっていないようなので、一から勉強することをお勧めします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8

nikogoo
質問者

お礼

>減価償却費を計上したことで利益が減少していても、キャッシュが減るわけではないのでプラスするということです。 大変よく理解できました。ご教授いただきありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • xexstyle
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回答No.2

下の回答者さんの回答でほぼ理解されているかと思いますが、多少、補足させていただくと、例えば、ある物を購入したら、その時点でキャッシュは流出します。 それは購入年度のキャッシュフロー計算書に現れているはずです。 以降、その購入物は減価償却されますね。 減価償却は、時間の経過とともにその物の価値が下がると考え、それを費用として計上することです。 そのため利益を計算するときには当然、その減価償却分も費用として加味されています。 しかし、減価償却というのは価値が下がっただけで、そこにはキャッシュの流出はありません。 税引き前当期純利益をベースとしてそこからキャッシュの出入りを逆算してキャッシュの残高を計算しようとするときには、減価償却分は戻して(プラスして)やらなければなりません。 なぜなら、キャッシュは購入時にもう流出しているのですから、減価償却をそのままにしてしまうと、二重で流出させてしまうことになるからです。

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