- ベストアンサー
株式会社の出資金
出資金を出した人は株主になりますか。 つまり会社が黒字になった時に配当金が得られますか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
株式会社の出資者は確かに株主ですが、配当するかどうかは経営上の判断によりますから、黒字だからと言って配当があるとは限りません。配当可能利益がある状態であれば株主から配当を要求することもできますが、持ち株数による多数決で却下されればそれまでです。中小企業の場合には資金の充実を優先するので、よほど金余りの状態でない限り、配当はないのが普通です。
その他の回答 (1)
- -9L9-
- ベストアンサー率44% (1088/2422)
1.「配当可能利益がある状態」とは株主がどういうふうに判断するのでしょうか。基準などはありますか。 まず、用語を間違いました。「配当可能利益」は旧商法の規定であり、現在の会社法では「剰余金の分配可能額」となります。具体的な計算方法は↓のとおりですが、中小企業で、自己株式の取得等がない場合には、本文なお書きの「純資産額が300万円未満の場合には、剰余金があっても、これを株主に配当することはできません。」に抵触する程度と思えばいいでしょう。 http://money.infobank.co.jp/contents/H300178.htm 2.「持ち株数による多数決」とは株主総会などで行われるのでしょうか。 そのとおりです。会社は株主が所有しているのであり、最終的な意思決定は株主総会での決議に基づきます。社長などの経営者は、会社の所有者である株主の委託を受けて日常経営の意思判断をする権限しかありません。会社の存続にかかわる重要事項は株主総会で決めるのが会社法の基本的な考え方です。ただし、日本の中小企業の大部分は「社長=大株主」となっていますから、そういう会社では「社長の意思=会社の意思」ということになります。 なお、決算の定時株主総会では必ず財務諸表が株主に公開されますから、それを見れば、決算時点での分配可能限度額があるかどうかは客観的に判断できます。
お礼
2度の回答ありがとうございました。 素人なもので参考のURLの内容は難しかったですが -9L9-さんの回答で知りたいことはだいたい理解できました。
補足
早速の回答ありがとうございます。 質問があります。 1.「配当可能利益がある状態」とは株主がどういうふうに判断するのでしょうか。基準などはありますか。 2.「持ち株数による多数決」とは株主総会などで行われるのでしょうか。 何度もすみません。