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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:生徒をあまり愛せなくなった?)

生徒を愛せなくなった?中学教員の変化について

このQ&Aのポイント
  • 中学教員として20年以上の経験があり、生徒には好かれる先生として教師をしてきましたが、最近自分の中に変化があり、生徒への心の動きが弱くなっていることに戸惑っています。
  • 卒業が近づいても以前のように生徒と離れたくなくなる感情が湧かなくなり、淋しさも感じなくなりました。それによって自分自身に対して戸惑っています。
  • 年齢のせいで感情が薄れてしまったのか、生徒とのつながりが薄れたから自分も同様になったのか、原因は定かではありませんが、同じような経験をした方やアドバイスがある方からの意見を求めています。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#178467
noname#178467
回答No.4

 こんにちは。毎日の奮闘ご苦労様です。  僕は60歳の元中学教員です。昨年、両親の介護と自らの体調不良のため 早期退職をしました。  貴女がおっしゃる気持ちよくわかります。僕も悩んできました。  結論から言えば仕方の無いことなんでしょうね。 だから、ある程度の年齢になると、管理職を目指すようになるのだと思います。 「愛せなくなった」この悩みを数年、抱えつつ長期入院手術するはめになり、 その間、疲れた神経をゆっくりと癒やしながら考える事ができました。 結論から言えば「愛せなくなった」のではなく「愛し方が変化した」のだと思います。 どれほど、上手に説明できるか自信はないのですが、 (1) 僕たちの生徒への接し方が僕たちの年齢で変化したのを感じておられますか?  20・30代はそれこそ兄や姉の感覚です。30代後半から父母の感覚に変わりました。  そして50代になると父母では徐々にしっくりこなくなりました。  50代後半、退職前になるとあっと気づきました。そう祖父母の孫に対する感覚です。  少々悪くても「よしよし」と思える。子どもたちも安心して甘えるが距離がある。  こちらも、少し距離がほしい。「愛せなく」感じる主因はこの距離感だと思います。  考えれば当然で、子どもたちも僕たちも「疑似家族」でつきあってきたのです。  子どもたちにすれば祖父母よりも父母、父母よりも兄姉がいいわけでしかたない。 (2) 僕たちも年齢と共に最も親しみを感じる対象年齢が上昇すると思います。僕は  退職前数年は、大学を卒業して働き始めた卒業生たちに最も関心を寄せました。 (3) 僕たちの老化もいなめません。思考のスピードも遅くなり生徒と日々ズレが。 (4) 時代の変化。生徒たちはやはり冷めてきた。本質はちっとも変わっていないと  思わせるできごとも経験できましたが、でもやはり社会の風潮が助長しています。 (5) 全国的な教員に対する管理強化と「雑務」の増大による多忙。  僕が新人であった35年前、放課後は実にのんびり、生徒たちとおしゃべりする  時間がありました。少しずつ忙しくなりましたが、それでも10数年前、ある生徒の  求めに応じ2時間ほど話を聞いてあげる時間がとれました。生徒は感激してくれま  した。今は、まず、書類作成、そして生徒への接し方のマニュアル化。  僕の場合は生徒に対するよりもマニュアル化で個々の生の生徒を見ようとしなく なった職場、教員への評価で個々の教員の取り組みを見なくなる事へのうんざり感 が強かったように思います。そして生徒たちもそんな学校に期待をもたなくなりま す。 ★要約:僕たちの年齢上昇で「愛し方」に変化がある。    :管理強化とマニュアル化の学校で子どもたちは期待しなくなり距離が開く。    :それでも子どもの本質は変わらない。時間をかければ可愛い子供の姿になる。 ★ 後、10年ほどですか。どうぞ、お体を大切に無理しすぎないで頑張ってください。  

noname#158161
質問者

お礼

本当にご丁寧に、詳しくアドバイス頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、同じ感覚を乗り越えられてきたということで、すべて納得のいくことばかりで、うなずきながら、何度も読ませていただきました。 一番共感したのは、やはりここ最近の仕事の多忙…しかも、その多忙が子供たちに還元されない悲しさです。でも、子供たちが本質的に何も変わらないというのは、日々実感しています。やはり、自分の年齢とともに、自分も変わり、子供が自分を見る目が変わって当たり前で、しかたないというか、自然というか、受け入れていくしかないと、納得しました。 そのスタンスを受けて入れた上で、今後どのように生徒と向き合っていくかは、ゆっくり考えていきたいと思います。心の込められたアドバイスのお蔭で、自分の状況が本当によく把握できました。一言で表現すると、こんなに忙しい思いをしてきたのに、なんで感動できないんだろう?つまらない…ってことなんです。たぶん…そうなんです…。毎日が忙しすぎて、心も体も疲れてしまったのかもしれません。でも、子供たちは本当に可愛いですよ!!素敵な卒業式にしたいと思います!!ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.3

あなたは教師としても人間としても立派な方だと推測いたします。 生徒の気持ちを裏切っている気がして悩んでいるのでしょうか。 自負している通りの教師ではなくなったのではないかと悩んでいるのでしょうか。 自分自身にがっかりしているのでしょうか。 私は教員をやったこともないし、人との出会いや別れに大きく心を動かされたことはありません。 あなたから見れば悲しい人間かもしれません。 そんな人間の言うことになんの説得力もありませんが、私が思うことを言います。 人の気持ちは同じ状況下でいつも同じ状態である方がおかしいと思います。 あなたの場合、感動が薄くなったことを悩むより、むしろ20年もの間生徒を思いやり、感動し続けられた事に誇りを持ったほうがいいと思います。そんな人、なかなかいないと思いますよ。 そんなあなたが今年になって急に冷めた気持ちになったのには、何か原因があるかもしれません。 ご自身で書かれているように、年齢的なこと、慣れ、生徒との年代差や温度差、もしかしたらあなた自身の私生活面、健康面とも関係しているかもしれません。20年の幸福感で満腹状態で、今は消化期間かもしれません。このまま消化されない可能性もなくはありません。 でも、逆に今悩んでいることが、来年素晴らしい感動を呼ぶかもしれませんよ。 感動するあなたも冷めたあなたも、あなたはあなたです。 これからも生徒に愛される良い先生でいて下さい。

noname#158161
質問者

お礼

自分の生きてきた20年間に誇りを持って…素敵なご意見ありがとうございます。とても嬉しい気持ちになりました。 確かに、私は職場の同僚の中でも一番と言っていいほど、感情移入が激しく、子供の中に入り込んでしまうタイプです。だから、今の私くらいが普通というか平均的なのかもしれません(笑)確かに気持ちがいつでも変わらない方が不自然ですよね…。あまりジタバタせず、今の自分を受け入れていこうと思います。有難いことに、いつもいつも子供たちに愛されてきたので、満腹状態なのかもしれません。 心穏やかに、卒業式を迎えたいと思います。ご回答ありがとうございました。ちなみに、貴方様のような方を悲しい人間だなんて、これっぽっちも思いません。こんなに親切にアドバイスしてくださり、むしろ素敵な方だと思います。ありがとうございました。

  • sachi7283
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回答No.2

毎日お疲れ様です。 私の子供たちは、何年も前に中学を卒業しました。お世話になりました。(直接関係は無くても) 中学の先生には感謝をしています。子供に出来る限りの事をしてくれました。学年主任の、子供を受け入れる気持ちは本当にありがたかったです。実は私の子供は特別支援クラスでして、交流の為に沢山のアイデアを出していただきました。お陰さまで子供は、もう少しで一般の社会人になれそうです。 以上、自分の感想文です。 さてさて、私は営業を職にしています。 畑は随分と違いますが、同じように感動は少なくなりました。私も少々で50です。 最初に仕事が1件取れた時は、本当にありがたかった。でも今はいつもの1件です。 同じ仕事ではないし、同じ日は有りません。でも感動は薄くなりますね。 相談者さんも、毎年違う子供の担任で、去年とは違う問題や発見が有ると思います。でもやっぱり同じなんでしょうね。 歳のせいかな?それとも入学~卒業って同じシチュエーションだからかな?もし毎年の卒業式が毎回違ったら、新鮮な気持ちでいられるのでは? 去年の震災ですが、子供は丁度高校の卒業1週間前でした。 最後の最後まで、卒業式をするかしないかで、先生方は悩まれたようです。 ベテランの先生が「卒業式が出来て、本当に良かった」と泣いていらっしゃいました。…余談です。 私は対仕事ですが、相談者さんは対人間。 そこが「これで良いのかしら?」と思われる部分では? 私はこの心の変化、普通なんだと思います。 子供の頃、ショートケーキを食べてえらく感動しましたが、今食べてもいつもの美味しさです。歳を取るって、こう言う事なんでしょうね。 もし、気持ちがふさぐようであれば、自分も旅立ちの時と考え、違う道を探してはいかがでしょうか?私の先生業をしていた友達は、何故か図書館司書の資格を取りました。その人は自分自身の変化を求めていたのだと思います。

noname#158161
質問者

お礼

私の学校にも、特別支援クラスがあり、通常級との交流もあります。最初は感情を表現できなかった子が、1年間交流した後、笑顔でありがとうございます…と言ってくれて、感激した経験もあります。どの子も、本当に一生懸命生きていて、この職業は素晴らしい職業だなと常々思います。保護者の方からのご感想、私の職場にもお伝えしたいと思います。お子様のご成長、おめでとうございます。 さて、私の贅沢な悩みについてですが、ショートケーキのお話の通りだなと思いました。あまりに生徒に大切にされてきたので、感動が薄くなってしまったのではないかと思います。本当に贅沢です…。でも、年を取るってこういうことなのかな…と、つまり、自然なことなのかなとも思います。だから、あまり深刻にならず、目の前の生徒と向き合っていきたいと思います。 親身なご回答ありがとうございました。お互い素敵に年を重ねていきたいですね。去年は震災で卒業式ができなかった学校がたくさんありました。一週間後の卒業式は心を込めて、生徒を送り出したいと思います。大切なことを思い出させていただきました。本当にありがとうございました。

noname#161314
noname#161314
回答No.1

卒業する(した)身からの意見ですが…私は中学生の頃が1番卒業したくなくて、卒業まで毎日泣いていました。 大好きな仲間や恩師との時間が終わってしまうのが悲しくてしょうがありませんでした。 それだけ中学時代、思い切り頑張って楽しんだのだと思います。 高校卒業の時になると、離れても変わらない絆があることを理解していたので、通過点という感覚でした。 短大や専門学校卒業の時は、新たなスタートラインに立つのだという気持ちだったので、早く夢に近づきたい想いの方が強かったように思います。 私が20歳を過ぎて卒業する時に感じていた気持ちを、今の若い世代はもっと若い歳で感じているのかもしれません。 もちろん寂しさもあるのでしょうが、それよりも達成感や新たな決意が心にあるのではないでしょうか。 主様の生徒さん立ちへ向き合われた時間は決して忘れられているのではなく、糧として胸にあり、感謝と誇りを持って卒業されるのだと思いますよ。

noname#158161
質問者

お礼

生徒としてのお気持ちを丁寧にご回答いただき、ありがとうございます。 あと一週間で卒業する子たちも、貴方様のように、卒業したくないと言っている子がたくさんいます。先生のクラスでよかったと言ってくれる優しい子やまた成長したら遊びに来るから…とまだ卒業していないのに言う子もいます。 私は、そんな愛ある子たちに囲まれ、幸せ過ぎなのかもしれませんね。 その幸せを噛みしめて、残りの日々を大切に過ごしたいと思います。 ありがとうございました。

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