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津波の非難先になぜ地下が提案されないのか?
いろいろな津波対策がとられていますが、地下に避難先を作る案は聞いたことが無いのはなぜですか?私もよいと思います。
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- pokoaruki
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>あなたは、逃げる時間が無く近くの強固な建物より高い波が来る場合、で近くにシャルターあれば入る?入らない? 通れないほど道路が壊れてる状況なら、まず助からないんじゃないですか。 2週間位生き延びられるシェルターだったら、最後の手段として入るかもしれません。 1日程度しかもたないシェルターなら、そのまま生き埋め必至です。 数十メートル級の津波が襲った跡なんて、自分のシェルターのところに重機が来てくれるのはいつになるでしょうか。 一旦津波に飲み込まれても、どこかに掴まって助かる可能性を選びます。 海水とヘドロが染み込んだ重い瓦礫が延々と広がり、地面にも一面のヘドロ、どこに生存者がいるとも、遺体があるとも限らない。これを無視して考えないでください。 >いろんなタイプがあってよいのではないですか? 浮くようなカプセルタイプは中の人間がもたないと書いたのを読まなかったのですか? 近所で助け合ってというのは、時間を無制限にという意味ではありません。 現実的には「助けるのを諦める」選択も出てくるでしょう。 でも普段から防災意識を高く持って、すぐに逃げ始めれば、隣のお婆ちゃんくらいは連れて逃げられるかもしれない、そういう話です。 自力で歩けないくらいのお年寄りは、シェルターの扉も自分では開けられませんよ。 「這ってでも」という表現からは、独居老人なども想定してると思うのですが、歳を取ると「こうすれば開くだろう」といった推測ができなくなります。 頭がハッキリしている方であっても、道路が壊れるような状況下では、停電になってませんか。 歩けない人が重い扉を手動で開けれますか。 まあどちらにしても、1日しかもたないシェルターでは、生き延びられませんが。
- kawasemi60
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高さ40メートルの堤防で津波を受ける場合を考えます。 単純化する為に海水の上下水平の移動速度を無視します。 参考に出来るのはロックフェルダムの形式です。 日本式には重量式ダムといえるでしょう。 基本はダム自体の重量を用いて水圧による横方向の力に 耐えるダムです。高さの5~6倍の基底となるので高さ40 だと200~240メートルの底部が必要です。 防潮堤と呼ばれる物は永続的な水圧を想定していません。 また移動する水圧に耐える強度を持ちません。破壊され ひっくり返ったのは移動する水の水圧が原因と思います。 軟弱地盤の海岸でまともなロックフェル式は不可能。 そこで単純に言えば単なる防水壁の構造となるのです。 それでも大規模だと重量が問題となるのでどこにでも作 るとは行きません。安易に堤防と言いますが津波対応が 出来る堤防の建設は難しいと考えます。あまり高い堤防 が無いのはこういう事情が在るからなんですよね。 解決してみようかという案がスーパー堤防という訳です。 その建設期間と建設予算が東京では政治問題になりました。 5メートル以下の津波には防潮堤で対応しそれ以上には 地下避難所を優先的に建設し高台には長期避難所を設置。 想定避難時間を10分と決めて避難場所を各自で選択。 間違っても人の手助けを想定しない事が大切。
お礼
防潮堤では防ぐことも作ることも難しいですね。作っても時間を遅らせる程度しか期待できません。基本的には海岸近くには住まない事が第一です。政治的には防潮堤に力を入れてほしくないです。震災瓦礫を防潮堤にに使うのには賛成しますが。次の三陸津波の時に同じ失敗をしてほしくないです。
- kawasemi60
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人工的な高台や強度の在る建物を避難所にすると いう案には課題が在ります。なだらかな高台を作 れば広い面積が必要であり狭い海岸には不可能。 建物の場合は高さ50メートル以上が必要でしょう。 その大面積の側面に津波が激突するわけです。設計 上の要求を満たすには高射砲塔並みの建造物と成る。 地盤の弱い海岸に建設するのは大困難であり巨額資金 が必要。15分以内での避難を想定すれば必要と成る 数は膨大です。その予算は大堤防の数十倍は必要。 今回の犠牲者にも建物に避難した人達が多いのです。 避難所専門の建物で無い限り強度は不十分です。 また助けてもらいながら避難するというのも不適切。 身内や知人を助けようとして危険地帯に侵入し死亡 した人達が大勢います。緊急事態に人の助けを要する ような対策は対策としての価値は在りません。 そういう考えを持つと津波に追いかけられて飲み込ま れた自動車と同じ運命をたどるでしょうね。 あの自動車には助けられようとする人と助けようとし た人達が乗っていたと思います。美談だから繰り返し ても良いとは言えないのです。救助効果無しと判定す るべき。へとへとで坂道途中で呑まれた人達を想うと 高台への徒歩避難要求は冷酷無残です。 効果無しの現実を無視して美談に摩り替えるだから 津波の犠牲は繰り返されるのです。高台に住むしか 適切な対策が無かったのは江戸時代の技術レベルと 資金レベルの場合です。現代なら技術も予算も津波 対策に十分な蓄積が在るのです。 避難所が流されたり寒さで震え腹ペコになるのは 効果無しという事を意味します。 個人地下避難所なら貴重品倉庫としても活用できる。 財産全てを失う事には成らないのです。
お礼
40メートルは極端なので20メートルとしても非常に大きな堤防になりますね。
補足
実際、堤防で持ちこたえる場合ですが、東日本震災の高さ最大40メートル代に対応するとなると、高さは必然的に40メートルで、底部は50メートル上部は10メートル程のコンクリートや岩石で固めないと持ちこたえれないと私は想うのですが、感想を聞かせてください。
- pokoaruki
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すみません、地下建造物のほうが揺れには強いのは事実のようなので、 「地震だけなら」地下シェルターは良いのでしょうね。 「破壊がない」とまではどうかなとは思いますが。 それでも、これまで書いた理由のとおり、津波対策に地下避難所は不向きです。
補足
高台や高くて丈夫な建造物が無かっ場合や建物より高い波が来ると予想の場合で逃げる時間がない場合の案です。あなたは、逃げる時間が無く近くの強固な建物より高い波が来る場合、で近くにシャルターあれば入る?入らない?
- pokoaruki
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道路が壊れているような状況下では、私なら絶対に地下シェルターには逃げない。 余震がありうるし、入り口が歪んで開かなくなったらもうアウト。 竜巻は地震とセットなわけでもないでしょうし、 海水とヘドロが染み込んで重量が増した瓦礫を、ヘドロで覆い尽くされた地面で撤去作業するわけでもないでしょう。
補足
道路が壊れている状況下では逆に逃げれないので必要では?
- pokoaruki
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>潜水艦のイメージでお願いします。一部分のみ陸に出ているとか・・・ ドラえもんか何かで、地中を水中のように進める潜水艦ありましたね。 そういうSF潜水艦だったら可能ですが、カプセルタイプみたいなのだと、カプセルそのものが頑丈でも、建物などに激突すれば中の人間はもたないし、 猛濁流の中コントロール不能で、外海に流されるリスクも高いです。 高齢者だと激しい揺れでもグロッキーでしょう。 一部陸に出ていても、半端な造りでは破壊されてしまうし、小規模なものにいちいち耐えられるコストをかけるのか。 また、ちょっと位の高さでは、瓦礫やヘドロで覆われること、救出が簡単に行かないことに、変わりはありません。 津波警報発令時に遠くまで逃げられない場合は、山や高くて丈夫な建造物の上階に逃げるんです。 今度は地震による被害とどちらのリスクを取るかの賭けの要素も出てきますが。防波堤や、高台へ逃げやすいルート、強度や高さが十分な避難所の整備が現実的です。 そして、津波到達までの数十分間に隣近所からも助けてもらって逃げること。 地域の連携作りも重要です。
補足
いろんなタイプがあってよいのではないですか?
- kawasemi60
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アメリカとか呼ばれる国では大きな竜巻が多数 発生するそうですが基本の避難場所は丈夫な地下室 が常識として推奨されているそうです。 出口が塞がれるとか上の建築材が落ちてくるとか は大きな問題とはされません。当たり前の思考です。 まず竜巻から生き残る事が重要で優先課題。 津波も同じ事。津波から生き残る事が重要なんです。 地下避難所からの脱出を問題にする人達は竜巻対策 を学ぶべき。竜巻も主な破壊力は水平方向なのです。 津波も水平方向。違いは防水能力だけでしょうね。 地下施設が地震に対して地上施設より対抗性が数段 高いのは建築土木の常識なので地震による破壊は無い。 津波の水は数時間で引きます。浸水が続いたのは低地。 なにも10メートルの水深が何日も続いたのでは無い。 このたびの津波でも直ぐに引き波となり多数の犠牲者 が出たのです。なので水対策は10時間で十分なのです。 だいたい健康体でも地震で道路が壊れたら、てくてく歩い て10や20分でどれほどの距離を移動できるのか? 車や瓦礫を避けながら・・ 高台に住めばよいというのは津波対策では無くて居住対策。 それを言うなら海岸に住むなという方が安全度が高い。 50や80メートルの津波にどうするのか? 空中避難が最適だけど金がかかり過ぎる。地下避難所の 方は低予算で十分な効果が見込めるのです。 普及しないのはやはり利権がらみでしょうね・・・
お礼
基本的には海岸付近には住まずに、念のための避難所のアイディアですから。
- pokoaruki
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どうしてもエエ~!と思ってしまうので、御免。 津波の力が横方向に働いても、津波の前にたいていは地震があるじゃない? 空気塔にしても、水はすぐには引かないし、引いた後もヘドロが凄い。 層を設けずに扉だけ数重にというのも同じこと。 扉も空気塔も空気管も塞がれる。中から自力では開けられなくなる。 避難所の場所の記録があっても、目印も倒壊したり、瓦礫で隠れたりする。 だいたい、点在する地下避難所をすぐに救出なんて不可能。 道路も何も瓦礫で埋め尽くされて通れない。 瓦礫の撤去も、遺体や個人の財産を壊さないように慎重に進められる。 自力で避難できない方の津波対策は、絶対を求めるなら、高台に住んでいただくしかないです。 でも土石流などほかの災害もあるから、果てがないけどね。 いずれにせよ、津波対策には大規模でも個人規模でも地下は不向きです。
補足
潜水艦のイメージでお願いします。一部分のみ陸に出ているとか・・・基本的には津波想定地域に住むべきではないので、どうしても建物がある場合や、海岸に近く逃げるのに時間がかかる場合を想定してください。
- kawasemi60
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津波非難に遅れて犠牲となるのは避難所が遠方に 在るためと避難手段の不適切と避難者の体力です。 やっと立ち上がる程度の年寄りに数キロ走れとは 無理な事。道路が壊れれば車は無理だし避難用の 車が絶えず発進準備をしている訳でも無い。 個人宅または数件分の地下避難所を作れば這って でも十分安全時間内に到達出来る。地震から直ぐ に津波が来るのでは無いのだから。今回の津波で も強い基礎部分は残っている。津波の破壊力は横 方向に強く作用する物なのです。地下に破壊力は かからない。津波後の救助も楽なもんでしょう。 どこに避難所が在るかが記録されていれば瓦礫が 大量に在っても救助は簡単。数メートルで確定。 十分な強度を持つ空気塔を避難所から出しておく事。 空気塔は非常脱出口を兼ねるので内径60センチ。 空気塔の破壊に備えて酸素ボンベを10時間分備蓄。 炭酸ガス除去装置を人力または無動力で設置。 空気塔以外に空気管を装備して外気を得る。 何キロも車や徒歩で避難するよりずっと安全確実。 今回の津波でも避難最中の犠牲者が大勢います。 今問題にすべきなのは避難所の安全度では無くて 避難行動中の安全度。だいたい危険な場所を避難 場所とは呼べないのです。 地下避難所を単純な、たこ壺と勘違いしている人 もいるようですが津波非難には地下避難所建設が 適切対応です。津波、火事、竜巻、爆撃に命防御。 忘れてた核物質汚染防御もありますね~
お礼
どちらにしろ、いくつものタイプの避難場所を作るべきですね。波を寄せ付けない防波堤、波をさける地下、高台、波に浮く、不謹慎な意見ですが、浮上する(ヘリ)タイプ
- wakko777
- ベストアンサー率22% (1067/4682)
地下に水が入り込んできたらいっかんの終わりじゃないですか。 いくら扉を完全防水にしても、大勢の人が入る以上、どこかに換気を作らなければいけないので そこから水が入ってくる可能性はあるでしょ。 地下の避難は全く意味がないです。
お礼
水が入れば終わりです。
補足
あなた一旦津波にのまれて、生き延びる方を選べばよいのです。実際に瓦礫にしがみついて生き延びられた方も沢山おられます。太平洋に2週間流されて助かった方もおられます。