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森林はCO2を吸収するか否か

WW-Lの回答

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  • WW-L
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回答No.8

元来、森林は大気中CO2を「無限に」吸収する機能を生態系として所持しています。 吸収されたCO2は森林土壌・樹木草本類・昆虫動物類に保存され、又は森林外環境へ炭素化合物を供給し、或いは降雨によって土層深部・海洋へと排出させていきます。 このような森は条件が許せば無限に増殖し無限の期間に渡り存続していきます。 であるため、いずれは大気中CO2は吸収されつくしてしまいそうになりますが、しかし森林はその「成長」や「現状維持」の為に大気中CO2を準比例的に必要としますので(森林が現状維持されているのは、成長を継続しつつあることを意味する)、大気中CO2濃度がある段階まで低下してしまうと成長速度が鈍ります。 ですので大気中CO2濃度の減少はある段階で止まり、大気中CO2濃度は一定に保たれます。 環境が安定していればこの状態で平衡します。 (以上、勿論森林だけがCO2を吸収するわけではない) この平衡状態の継続により大気環境は炭素量関連では安定傾向に至るのですが、その安定の理由は ■ 森林などの無限に大気中CO2を吸収する系がある からです。 ですので大気中CO2濃度が上昇しようとするのであれば、現環境が本来有しているこの機能のために大気中CO2濃度の上昇は抑えられ、上昇しないのですが、生憎と自然破壊のためにこの機能が破壊されています。 森林その他の自然界の大気中CO2吸収機能が「量的」質的に損傷を受け、加えて自然環境破壊が継続しているので、大気中CO2量は一定に保たれずに増大しており、その増大が収束する見込みもありません。現環境は異質のまた別の環境に推移しつつあります。 自然界は大量のCO2を大気に排出していますが地球温暖化の為にその排出量は増えてます。 森林が大気中CO2を吸収しないというのは明らかな誤りです。 森林の機能によって合成された有機物がいずれ腐ってCO2になって放出されるというのであれば、、、その前段階で雨水に溶けて地中に染み込み、終局的には海に流れ込み海洋生物の栄養源になり、それら連鎖の果てに海底に沈殿し、将来の石油石炭資源になります。 その前に地球温暖化のため、河川や海洋中のCO2が大気に遊離される量が増えてますけど、それを含めて考えて森林はCO2を放出している!と主張するのであれば、もはや正気を疑うようなゴタクにしか聞こえません。 更には未来に石油石炭を燃やすので森林はCO2を吸収しないとまで言えば、最早キチガイの部類です。 CO2を吸収している系と、排出している系は、別のものです。

kupa01
質問者

お礼

世の中には人が言ってない事を言ったと思い込んで喧嘩を吹きかけてきたり、いきなり関係ない話をしだしたりする人がいますが、学問上でもそんな性格が災いして邪説を主張してみたり、相手に押し付けてきたりするんでしょうね。

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