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放射性セシウムと放射性カリウムは違うか
WW-Lの回答
放射性セシウムが放射性カリウムと同じだという甘言に乗って、放射性セシウムをガンガン食べてきた人たちはもう、沢山の放射性セシウムをお召し上がりになられたはずですが、妖怪人間ベクレルとしてキチンと生活なされているんですかね。 放射性セシウムは放射性カリウムより排出性が劣る為、食べれば食べるほど体内での存在量が放射性カリウムに比較して大きくなっていきます。 下のほうの回答で、「体内に蓄積された放射性物質によって人体への影響が発生する」かのような回答がみられていますが、その趣旨に沿うのであれば、放射性セシウムには極力用心してできるだけその摂取量を減らす努力が必要となります。 簡単に言えば、もし「体内に蓄積された放射性物質によって人体への影響が発生する」という下に述べられている考え方が正しいのであれば、放射性セシウムは放射性カリウムに比較し極めて危険であるとの結論が導き出されます。 放射性カリウムは自然半減期が12億年、体内での生物学的半減期がほぼ30日といわれてます。 一方、放射性セシウムは生物学的半減期が150日前後。自然半減期がCs-137で30年ほど、Cs-134で2年ほどです。 1日90Bqほど放射性カリウムを摂取し続けると、200~300日程度で4000Bqほどが体内に蓄積されて平衡状態になります。(この4000Bqほどが自然放射能として人間が元々持っている量に近いですね) 一方これと同量ずつ放射性セシウムを摂取し続けると、1000~1500日程度で20000Bqほどが体内に蓄積されて平衡状態となります。 この計算は摂取量と生物学的半減期から単純に計算して求められたもので、それ以外の要因も多々あると思いますが、計算上ではこうなります。 簡単に言えば、放射性カリウムと放射性セシウムを同ベクレル数取り続けていると、放射性セシウムが放射性カリウムの5倍は体内に蓄積されるという計算になります。 これに加えて放射性ストロンチウムについても考慮しておかなければなりませんが、放射性ストロンチウムの存在比率は放射性セシウムの1%程度と見なすのが今の日本の普通のようです。 放射性ストロンチウムは体内に一度蓄積されると殆ど排出しないと考えられますが、放射性ストロンチウムの毒性は高く、できるだけ摂取量を抑える工夫が必要ですが、放射性ストロンチウムは放射性セシウムと同時に含まれているため、放射性セシウムの摂取量を極力抑える事が有効です。 ちなみに放射性ストロンチウムの自然半減期は29年、通常のセシウムの生物学的半減期が50年ほどですから、放射性セシウムの体内半減期は18年程度になると見積もれます。
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有難う御座いました。