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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:標準操業度と基準操業度の違い)

標準操業度と基準操業度の違い

nayuta_lotの回答

回答No.1

こんにちは 基準操業度とは、製造間接費標準配賦率を算定する基礎となる操業度で、 当該企業において、一定の予算期間に目標とする操業度です。 操業度の設定の仕方はいろいろあるので割愛します。  標準配賦率 = 製造間接費予算 / 基準操業度 従って、基準操業度に達すると製造間接費予算が回収できることになります。 標準操業度とは、当月投入量 × 標準消費量(時間)で計算した操業度を言います。 つまり、当月投入量に対しての標準的な操業度です。 以下、例題です。 例 資料1.標準原価カード        標準消費量  標準価格(標準配賦率)  金額 製造間接費    2h     300円/時間      600円 基準操業度 2,000時間 資料2.生産データ 月初仕掛品  (0.4)200個 当月投入        800   計         1,000 月末仕掛品  (2/3)180 完成品         820 ( )内は加工進捗度を表わす。 資料3.実際データ 製造間接費  610,000円(1,900時間) 上記のような問題が出題されると思いますが、そもそも標準配賦率は、 前提として以下のように求められています。  標準配賦率 300円/時間 = 製造間接費予算 / 基準操業度 従って、基準操業度に標準配賦率(標準価格)をかけてやれば、基準操業度における 予算額が求められます。  基準操業度における予算額 600,000円 = 300円/時間 × 2,000時間 では、標準操業度はいくらになるでしょうか? 生産データが以下のようになっていました。 月初仕掛品  (0.4)200個 当月投入        800   計         1,000 月末仕掛品  (2/3)180 完成品         820 しかし、加工進捗度を考慮する必要がありますので、 月初仕掛品        80個 当月投入        860   計           940 月末仕掛品       120 完成品          820 となります。 当月投入は860ですので、当月投入の標準的な操業度は  当月投入量 × 標準消費量(時間) 従って  1,720時間(標準操業度) = 860 × 2時間  となります。 実際操業度は1,900時間でしたね。 当月投入量に対する標準的な操業度と比較すると 180時間非効率であるといえますね。 また、基準操業度は2,000時間ですから、標準的な操業度からみれば、280時間、目標より も操業していないことになります。 --------------------+---------------------+---------------------+           標準操業度1,720     実際操業度1,900     基準操業度2,000 では、どれだけ当月投入すれば基準操業度に達するのかというと  当月投入量 1,000 = 基準操業度 2,000時間 / 標準消費量 2h  ということになります。 裏返して言えば、当月投入量が、1,000に達すると、標準操業度は基準操業度と 一致するのです。 つまり、当月投入量を標準操業度によってはかることによって、実際との差異、基準に対する 差異を分析できるのです。 【差異分析】 ちなみに、標準配賦率300円のうち、200円が変動費、100円が固定費の場合の差異は以下の ようになります。 ※3分法による 全体の差異 (1,720h × @300) - 610,000 = 94,000(借) 予算差異  (1,900h × 変@200 + 2,000h × 固@100) - 610,000 = 30,000(借) 能率差異  (1,720h - 1,900h) × 変@200 = 36,000(借) 操業度差異 (1,720h - 2,000h) × 固@100 = 28,000(借) 標準操業度と基準操業度の違いが少しお判りいただけたでしょうか? なにかあれば補足してください。 それでは頑張ってください。

tobochite
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 例示していただいた問題の前に、 >標準操業度とは、当月投入量 × 標準消費量(時間)で計算した >操業度を言います。 >つまり、当月投入量に対しての標準的な操業度です。 この点が理解できません。 というのは、当月投入量は実際にかかった数量なので、 それに対する標準的な操業度…という箇所が腑に落ちません。 私の考えでは、 標準操業度=標準投入量×標準消費量(時間など) と思っています。 そのため、”標準投入量”の箇所が”当月投入量”という ご説明が理解できておりません。 ご丁寧に説明いただき恐縮ですが、補足賜れると幸いです。

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