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早急→「さっきゅう」と「そうきゅう」の使い分けは?

何か意味合いの違いとか強弱とかの使い分けに基準って有るのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
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回答No.4

「急に」→「早急(さ・キュウ)に」、「却って」→「早却(さ・キャク)にて」、「速かに」→「早速(さ・ソク)に」というように、漢籍に本来の出典がないもので、単漢字の形容動詞ないし副詞に対し、「早(さ)」という接頭辞をつけて音調を整える表現形式が江戸時代の文書や芝居芸能の科白に現れるようになったと推定されます。 そして、この「早(さ)」が促音化して、「早急(サッキュウ)に」、「早却(サッキャク)にて」、「早速(サッソク)に」と発音されるようになったのだが、後の世に至り、その字面だけみれば中国式の読み方としては不自然だとして、「ソウキュウ」「ソウオク」などと呼び習わす向きも出てきたのではないでしょうか。 ちなみに「早急(さっきゅう)」の中国語訳は「火速/火急/緊急(=そうきゅう)」(「日漢大辞典」机械工業出版社)となっています。 早急は如何なる場合でも「さっきゅう」で何ら問題ないですし、今どきは「ソウキュウ」でも気にしませんが、もし「ソウキュウ」しか認めないという向きがあれば、そちらには本場の「緊急/火急」をばおおススメいたします。

lions-123
質問者

お礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >早急は如何なる場合でも「さっきゅう」で何ら問題ないですし、今どきは「ソウキュウ」でも気にしませんが、もし「ソウキュウ」しか認めないという向きがあれば、そちらには本場の「緊急/火急」をばおおススメいたします。 そのような方は少ないと思いますし、こだわり派は、どちらかと言えば「さっきゅう」が本流・本筋で、読み易さから「そうきゅう」が普及し定着したとの解釈ではないでしょうか・・・ 例えると、円周率πを3. 14159程度までは覚えさせられていたのが、何時の間にか3.14にて十分になり、現代では3で計算すると言うニュースもありました。 実生活では余り影響がないのでしょうが、少し寂しく「昭和は遠く成りにける」の心境です。 <団塊世代のおっちゃんの独り言>

その他の回答 (3)

  • tomo6745
  • ベストアンサー率51% (22/43)
回答No.3

どちらでもいいのでは? 「ソウキュウ」と読んでも現代なら通じますよね。 ひと昔前なら無学と思われても仕方なかったけれど。 「サ(ッ)」の読みの方が古いのだと思う。 早苗、早乙女など和語で使うことが多い。 「早急」は漢語だから 「ソウキュウ」と読んでも違和感が少ないため、 いわゆる「誤用」が定着したのだと思う。 他の方がおっしゃるように、 本来は「ソウキュウ」なのかもしれない。 結局、使い分け方はないと思う。 ところで、 >「げんしつ」でも良くなったように、 >「さっきゅう→遡及」 知りませんでした。 今、調べて見たら、たしかに慣用読みとして、 「言質ゲンシツ」「遡及サッキュウ」 という読みは存在するらしい。 でもどうなんだろう、、、 さすがに現代でも、 「言質をとる」を「ゲンシツヲトル」と読んだり、 「遡及的に」を「サッキュウテキニ」と読むのは、 無学のレッテルを貼られても仕方ないと思うのだが、、、 まあ、そういう私も無学者なんですけどね。

lions-123
質問者

お礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >どちらでもいいのでは? 「早急」は漢語だから 「ソウキュウ」と読んでも違和感が少ないため、 いわゆる「誤用」 が定着したのだと思う。 そうですね・・・「歌は世につれ世は歌につれ」と言う様に言葉や読みも世につれかも? また、拘りや微妙な言い回し・表現を気にしている自分とワープロ→パソコンに慣れ親しむに従って誤字脱字や語彙が収斂減少して来ている現実に驚かされています。 美しい日本語、正しい日本語と声高に難しい問題提起をする積りはありませんが、個人レベルでもラブレターを書き、詩や論文を手書きし推敲していた頃にはなかった、これもデジタル化の中の便利さの裏返し、弊害・副作用かも?

  • senbei99
  • ベストアンサー率55% (876/1588)
回答No.2

使い分けはありません。 どちらも正しいです。 「さっきゅう」が正しく「そうきゅう」は誤用が定着したという説もありますが、 以下のように、本来は「そうきゅう」が正しいという説もあります。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410530589

lions-123
質問者

お礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >使い分けはありません。 どちらも正しいです。 両論併用OKと言う説に賛同・安心しました。 個人的には「さっきゅう」派ですが・・・ 武家言葉・講談・力強い表現には語韻・語感が「そうきゅう」よりも微妙な差ですが「さっきゅう」の方にあるのかなぁ~と言う程度ですが。 同様に、日本→「にほん」よりも「ニッポン」と呼ぶ時には強さ、応援の熱が伝わり、優美さやキメ細やかな日本の心や美意識には「にほん」が似つかわしいと感ずるように・・・

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

「さっきゅう」が正しい読み方。使い分けは関係ない。

lions-123
質問者

お礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 「さっきゅう」が正しい読み方。使い分けは関係ない=間違いであれば、分かり易いのですが・・・ どうも、そうではありません、テレビやラジオのアナウンサーも、人によって両方の読み方を使われているので、疑問が解決せず今回質問してみました。 ~質問の背景~ (1)どちらも辞書に掲載され、実際に使用されている。 (2)火急・至急・緊急等の類似語も含めると、使用区分・意味合いのニュアンスが一層ややこしい。 (3)個人的には、「早急=さっきゅう」と読み使用していますが・・・ 言質が「げんち」でも「げんしつ」でも良くなったように、日常で使われている実態を反映なのか?とも考えます。 「げんち→現地」のように、「さっきゅう→遡及」も聞き間違えや混同しがちなので会話・口語では使い分けるのかとも思っていましたが、それでは「そうきゅう→送球」の事例も出て来て、やっぱり迷います。

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