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金魚水槽が全滅した理由とは?
- 一か月ほど前から白点病と転覆病が再発し、治療したが再び症状が現れた。
- 最近の水は新水であり、バクテリアは少ない状態である。
- アグテンの使用が引き金となり、金魚の体内に蓄積した塩とグリーンFゴールドが問題となった。
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この環境で良く7年間も生きていたなぁと感心しています。 金魚は熱帯魚等と比べても、悪環境でコロリと死んでしまうほど弱くは ありませんが、しかし悪環境よりも最悪な環境下で7年間も生き続けた 事には驚いています。この環境下では我家なら1年も生きないですね。 まずバクテリアですが、この水槽にはバクテリアはゼロに等しいようで す。バクテリアが生きられる環境ではありません。 バクテリアは金魚から出る糞や食べ残しから出る有害な成分を分解して くれる働きがあり、主に底砂や濾過器内のフィルターで繁殖します。 底砂が無くフィルターも無いのですから、水替えをしても水が綺麗にな る事はありませんね。見た目には澄んで綺麗に見えても、目に見えない 有害な成分が無数に居ますから、これでは金魚は生きられないですね。 濾過器(側面掛け式、投げ込み式、上部式、外部式等)を設置する事で 水槽内の水が吸い上げられて濾過されます。濾過器のフィルターにより 有害成分は除去されるので、やはり濾過器は必要です。 メダカや熱帯魚のベタ等にブクブクは必要ありませんが、金魚に無いと 言う事は完全に水槽内の水は酸素が少ないと言う事です。 人間も酸素が無いと生きられませんが、金魚だって同じです。酸素不足 により呼吸困難を起こし、それで死んでしまったとも考えられます。 僕は水草は使用していませんが、やはり限られた空間で生きるしかあり ませんので、飼育途中には金魚もストレスも溜まるだろうと思います。 水草を入れる事で隠れ場所になりますし、水草を突っつく事でストレス 解消にもなります。水草の中には酸素を出す種類もありますし、水草が バクテリアのような働きもするので、レイアウトとして入れなくても、 ストレス解消のためには入れられた方が良いかと思います。 塩浴では全ての病気や障害は治りません。塩浴の目的は体力を消耗した り病み上がりの時に使用して回復をさせる事です。 白点病や尾腐れ病等の病気には全く効かず、イカリムシ等にも全く効果 はありません。塩浴と薬浴を併用する事は可能ですが、塩浴だけで病気 を完治させるのは無理です。実際に完治したと思っても、一時的に菌が 眠った状態になるだけですから、時期が来れば再び目覚めて状態を重く させてしまいます。 塩浴の場合は塩を溶かして水槽に入れただけでは効果はゼロです。効果 を高めるには水温を28~30℃に上げる必要があります。 これは薬剤でも同じで、常温では1~2割の効果しか出ません。 特に薬剤投与の場合は持続期間が1週間ですから、1週間目に効果が出 無い時は水を半分捨てて新しい水を入れ、再び薬剤を投与します。 また塩浴中も薬浴中も、治療中は絶食が原則です。元気な金魚を絶食さ せても、1ヶ月から40日程度なら死ぬ事はありません。 魚の体内に塩やグリーンFゴールドが蓄積する事は考えられません。 カルキも原因の一つです。カルキ抜きを使用する必要はありませんが、 バケツに汲み置きした水や、ペットボトル(キャップを外す)を使用し てもカルキは抜く事が出来ます。カルキは金魚には大敵な成分なので、 地下水や井戸水以外は必ずカルキ抜きが必要です。 水替えが頻繁し過ぎます。それでなくても少ないバクテリアが、水替え の度に減少し、分解されない有害成分が多くなるだけです。 最初から数えて10日目に1/2~1/3程度の水替え、それから2週 間後に1/2~1/3の水替え、それから10日後にフィルターやマッ ト等の交換、それから10日後に1/2~1/3程度の水替え。これを 繰り返します。これで分かるようにバクテリアを極力減らさないように するため、水替えとフィルターの交換は同時に行わない事です。 転覆病は99%治りません。1%の望みもありますが、これは奇跡とし か言えませんので、転覆病になったら先は短いと思われた方が無難だと 思います。しかし転覆病になっても生きていますから、死んでしまうま では管理は続けられるのが飼育者としての役目だと思います。 長くなって申し訳ありません。今のままでは生きる環境にありませんの で、友達の方に生きられる環境に改善して貰えるように伝えて下さい。 120センチの水槽なら、上部式濾過器か外部式濾過器が良く、淡水魚 用の底砂を入れ、隠れられる土管や岩や流木等を入れ、エアーポンプで 新鮮な酸素を送り、病気になれば上記に書いた方法で治療をするなどを 伝えて下さい。 金魚の好む水温は20℃から26℃程度です。冬場に20℃を下回る時 はサーモ付きヒーターを入れ、水温を22℃程度にしてやります。 病気治療の時にもヒーターは必要ですから、必ず使用するように伝えて 下さい。
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- x530
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グリーンFゴールド顆粒は「フラン剤」。 アグテンは「マラカイトグリーン剤」。 フラン剤とマラカイトグリーン剤は同時使用可能な薬剤です。 フラン剤とマラカイトグリーン剤が混じり合っても、特別、魚毒性が強まる事はありません。 薬剤使用順で、アグテンを入れて、魚が死んだのならば、アグテンの魚毒性に魚体が耐えられなかったと考察されます。 どんな治療薬にも、多少は魚毒性があります。 アグテンの魚毒性はメチレンブルーの約20倍と、観賞魚治療薬の中で魚毒性は強い方の薬剤です。 1・使用量を誤った。(薬量が多すぎた) 2・体力免疫力を失った魚の水槽に、短時間で一気に溶かし込んだ。 可能性としては、以上が考えられると思います。 なお、2の場合は、エアポンプによる強制エアレーションを実施し、飼育水中の溶存酸素量を高めていれば、魚への被害は少なかったと思われます。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 生き残った子たちは健全な水槽にもらわれる予定です。 この水槽 長く危険な状態が続いていたと思います。 たまたま生きていただけで、投薬を機に一気に崩れました。 この水槽をちゃんと知りもしないで私が提案した薬が 引き金だっただけにとても責任を感じています。 もっと時間をかけてこの水槽を理解してあげればよかった。 このたびはお世話になりました。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 生き残った子たちは健全な水槽にもらわれる予定です。 この水槽 長く危険な状態が続いていたと思います。 たまたま生きていただけで、投薬を機に一気に崩れました。 この水槽をちゃんと知りもしないで私が提案した薬が 引き金だっただけにとても責任を感じています。 もっと時間をかけてこの水槽を理解してあげればよかった。 このたびはお世話になりました。