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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:災害復興のお金について)

災害復興のお金について

noname#212174の回答

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noname#212174
noname#212174
回答No.5

>災害復興のお金をどうまかなうか?…なぜそんなことが問題になるのかがわかりません。 税収が少ないからです。 いま政府が使っているお金の約6割は借金です。 借金は本来認められていない「赤字国債」を売って調達しています。 それを買っているのはほとんどが日本の金融機関です。 つまり、日本の蓄えを取り崩しているわけです。 >税収を増やす為に最も健全な方法は経済の活性化だと思います おっしゃるとおりです。 膨れあがった借金はどうすれば返せるか? 税収の増加以外に道はありません。 税収を増やすには経済が成長していかないと増えませんから、バブル崩壊後いろいろ試してきましたが結局借金は増え続けています。 経済成長がなければ、いつかは大幅な増税は避けられませんが、すでに増税で追いつくようなレベルの借金ではなくなっているのも事実です。 >戦後、経済が発展してきたのは人口増加ということが基盤になっていたと思います。 おっしゃるとおり、投資の世界では「人口動態」は絶対はずせない重要な要素です。 人口がどんどん減少していく国が持続的に高い経済成長率を維持することはまず不可能です。 BIRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)ともてはやされた国や、次に注目された「VISTA」と呼ばれている(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)などを見ても分人口動態が少子高齢化の国はありません。 もっとも、だから人口を増やせば成長できるという話にはなりません。 いわば「人口動態は高成長の必要条件、しかし十分条件ではない」といったところでしょうか? ※中国やロシアは今後人口動態が日本化してくるので成長見通しにも影響が出ています。 『ロシアと中国の人口動態パターンは日本に似ている』 http://markethack.net/archives/51687467.html ※もちろん産油国のようにお金が湧き出ているような国は例外です。 中国やロシアも日本よりは資源に恵まれています。 原油高が話題だった頃はロシアはぼろ儲けでした。 >海外から移民を大量に受け入れ >復興工事などに大量投入し >ただ、この方法だとアメリカのように低所得者の移民が増え、 >アメリカが抱えているような様々な問題に発展する可能性はあるとは思います。 安い労働力を手っ取り早く手に入れる方法として「移民」という方法は古くから行われていました。 欧米では主にアフリカから強制移民させ「奴隷」として使っていましたし、奴隷が禁止されてからも底辺の仕事を支える役目を担っています。 移民して社会的に成功するのは大変で、やはり多くは2世、3世になってからです。 近年は移民によるデメリットにばかり目が向くようになっていますが、アメリカの活力を支えているのが人種の多様さであることは否定しがたいでしょう。 日本も事実上東南アジアの働き手がいないと低賃金・単純労働は成り立たなくなりつつあります。 ただ、日本で正式に移民を認めるということは、世界中の国が手を焼いている「移民問題」が日本でも顕在化するということです。 具体的には、文化、宗教、言語の違いなどによるどうしようもない壁があります。 移民が低賃金・単純労働にしかつけない主因となっています。(高学歴も言語が壁になります。) 結果、貧富の差が生まれ、治安問題などにも発展します。 そのような問題がなければないで今度は「日本人の労働市場を奪う」という軋轢が生まれます。 このあたりはrobert594さんの懸念されるとおりです。 >税収も上がる 税金という義務を課す以上権利も認めなくてはいけません。 「移民だから」という理由で、教育や福祉の予算支出を制限することは差別にあたります。 また政治への参加も税金を払う以上議論の対象になるでしょう。 『移民問題 』 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%DC%CC%B1%CC%E4%C2%EA >お金をバンバン刷ってばら撒いて >社会にお金を増やし >人口と様々な需要が増えるから経済が発展し これは昔から行っている方法ですね。日本も公共工事などで需要を生み出すということを長年続けてきました。 近年の中国が同じようなことを行って高い経済成長を維持しています。 低コストの大量の労働力を武器に、政府主導で融資も活発に行い産業を発展させてきました。 しかし、低コストだけで持続が難しくなってきた現在、インフレや社会的地位による貧富の差の拡大など負の側面が目立つようになってきました。 中国政府は難しい舵取りが求められ試行錯誤しているところです。 『中国 インフレ、内需減速…国内で手一杯』 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110810/chn11081020430006-n1.htm >そもそも経済というのは、そうやって膨張してきたのではないのですか? はいそういう側面は否定できません。 今の市場経済は「信用創造」というものに支えられているので、常に緩慢なバブルを起こしているともいえます。 好・不況のサイクルが満遍なく起こればいいのですが、過去の歴史を見ると成長が行き過ぎ「大きなバブル」となり、その後長期の不況を余儀なくされるということを幾度となく繰り返してきています。 日本の80年代バブルしかり、米国の不動産バブルしかりです。 中国も放埓な融資の結果不動産がバブル化して、崩壊を避けられるかどうかの瀬戸際にいます。 『信用創造』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0 『どこまで行くのか?中国不動産バブル』 http://allabout.co.jp/gm/gc/376632/ ------------------------------ 結論としては早急な結果を期待する方法と言うのはデメリットもそれなりに大きいということです。 労働力の補填に移民は効果的ですが、大半は自動的に低賃金・単純労働に押し込めることになり、だからといって日本人と同等の処遇はしないというわけにはいきません。 政府支出の増大も定石どおりの正攻法です。 しかし、過去の負の遺産であるGDP比200%に達した債務を抱える状況では、きっちり経済成長に結びつかないと泥沼にはまり込む可能性もあります。 たとえば、インフレが進行した場合、日銀は利上げせざるをえませんが、それは同時に政府の借金の利払いが急増することを意味します。 そうなると借金の増大スピードを超えるような経済成長率を保てないと財政破綻に大きく近づくことになります。 『日本の借金時計』 http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm

robert594
質問者

お礼

様々な資料や偏りのない分析やご説明、ありがとうございました。 大変よくわかりました。  移民というのは確かに多くの問題が生まれてくることが明白です。 アメリカの場合、最低賃金など見てみぬふりをしているような現実があります そして、そういうことが多くの普通のアメリカ人の生活基盤になっている 側面があると思います。  だから日本も真似をすれば、日本人の多くは安定した生活ができ・・・といった ことをあからさまにいうことは誰にもできません。  しかしながら、現状では多くの企業が海外に製造拠点を移し、日本はますます おかしくなるように思います。ですから、そういうことを防ぐためにも海外から 安い労働力をいれ、そこから発生するであろう問題をどう解決するかが国の能力 ということになるかと思うわけです。このままでは、ほんとにどうにもならない 状況になりそうですよね。

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