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フェノールとサリチル酸メチルの融点
化学の授業で、 フェノールは固体なのに、それに-COOCH3がついたサリチル酸メチルは なんで液体なのか? と質問されて先生が困っていました。分子量や極性から考えてもサリチル酸メチルの方が 融点が高くなるのではないかと思うのですが、誰か教えてください。
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- swisszh
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回答No.1
1) 1882 に Thomas Carnelley が導入した考え ( Carnelley の ルール ) で説明されてでしょう 2) Carnelley^s Rule は 有機化学において、分子対称性の高いものはその融点も高くなるに関連して いる とし。 15000 化学物質をコントロールしてそのルールを導入しています。 3) 分子の対称性を比較するとフェノール (40.85C) と サリチル酸メチル (-8.6C) の違いがわかるでしょう 4) 高い融点は高い融解熱か低い融解エントロピーかそのどちらにも影響され、高い対称性分子は多くの 分子間引力で、その結晶構造は緊密に重なっているなどもカンガエラレテいます。 5) ベンゼン(6C), サリチル酸(157- 159C) などの融点を考えると、対称性、分子間引力(molecular interaction) などが融点におおきく影響していると考えられるでしょう 6) 参照 Google > Melting Point, Carnelly Rule