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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:もし福島第1原発で事故が避けられていたら?)

もし福島第1原発で事故が避けられていたら?

このQ&Aのポイント
  • 福島第1原発事故以降、原発に対する信頼度が一気に低下し、世界的にも原発廃止という方向に向かおうとしています。
  • 福島第1原発でもし電源同時喪失が起きないような設計がなされていたなら、「福島第1原発では未曾有な大津波に襲われたけれど、原子炉はすべて安全に停止し、大事故が避けられた。」と絶賛され、今頃は安全神話はそのまま生きていると思います。
  • たとえば日本の新幹線ですが、これまで40数年間これだけの運転密度での運行にもかかわらず一度も乗客を含む一般の人に対する危害を及ぼすような事故は一度も起きていません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sivbikku
  • ベストアンサー率37% (6/16)
回答No.7

 建前と本音がはっきりしている為に起きない筈の重大事故が起きてしまいました。 利益優先か、安全最優先かで設計とコストが分かれます。 メタルの冶金技術が向上しても振動と熱に対しての技術課題も万全ではありませんし、様子を見ながら運用している現状です。 点検と保守に忠実であれば事故に至る可能性は低く安心なのですが、事故が起きた場合に安全装置を付加するか外すかと言った場合にコスト重視に偏った福島原発には唖然としてしまいます。 建前は安全でありながら適当に作ったのが福島第一です。 30年で廃炉を前提に設計していたと考えています。 設計上問題があるのは第一と第二の外観を見れば一目瞭然です。 立地条件も地震国日本で津波被害も軽視して設計してますので真剣に設計してはいないでしょう。 本来であれば国の権限で厳しく査定し、指導監督すべき原発もお役所仕事ゆえに取り返しが付かなくなりました。 通産省、経済産業省の役人の理念は商工業の発展であって消費者保護の視点や安全意識が希薄です。 実際に設計される際のコストは電力会社の意向が反映されますので、最低の災害想定で建設されてます。 絶対安全だと広報している原発も国家犯罪の疑いがあり個々の原発によって危険度と安全度が違います。 更に深刻なのは、事故が起きない想定で二重の安全装置が設置されてませんので予備配管がなく重大事故に繋がります。 防水性能は皆無で、濡れては支障が出る設備さえ地下室に設置しています。 ベントの際の設備さえ、放射能フィルターさえ付いてないので一部の原発を除き多大な放射能被害が想定されます。 数え切れない危険性がありますが、国が安全だとお墨付きを与えていますので根が深いと思います。 電力会社も国策会社であり官民で利益共同体として機能してきた結果が露呈しただけと思われます。 本来であれば、国の厳しい基準で設計しなければ許認可されない原発も形式主義だけに終始し、本来の安全追求が軽視された事例が多いのは問題です。 しかし、安全性の高い原発も全て同じ視点で論じられるのは問題です。 真剣に安全性に配慮した設計者もいるわけで、技術者全体も悪いわけでは無いはずです。 災害想定を下した識者の結論を土台に安全に配慮した基準と防水性能を義務付けている国も現実にあるのです。 日本車の設計の良さは時間がくれば全体が寿命を迎え故障が少ないことです。 対して外車の設計では故障が多く壊れた部品を交換すれば何時までも寿命がこない事です。 日本人設計者の思考回路には壊れない思想で設計し壊れた場合の思考が希薄です。 事故は起きない想定で設計しますので事故後の制御系はお粗末なまま運転されています。 災害想定も想定内で安全には熟慮されてますが、想定を超えれば制御不能です。 今後これらが根本的に変革出来るかが多いに興味のある部分です。

TAKAMEYAMA
質問者

お礼

sivbikkuさま、ご意見ありがとございます。  「日本人設計者の思考回路には壊れない思想で設計し壊れた場合の思考が希薄です。」と書かれているのはたしかにそのとおりですね。  この考え方自体はそれでよいのでしょうけれど、日本の原発の場合は、本当は壊れる危険があるのにこの「壊れない」ことを前提として作ってしまったために、今回のようなことになってしまったということですね。  報道されているところによると、壊れた時のためにどこかがロボットの導入を電力会社に提案したところ、そんなものは不要と無視されたという話ですが、これはまさに「壊れるはずがないから壊れた時の用意は不要」という考え方ですね。  真にこわれない設計になっているのならこれでよいのですがね。「おごり」としか言えないことですね。

その他の回答 (9)

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (191/888)
回答No.10

福島第一は、安全について真面目に考えて設計されていた可能性があります。 事故当日、緊急冷却装置が3度にわたって人為的に切られていたことが明るみに出ています。緊急冷却装置が人為的に切られていなければメルトダウンを防げた可能性が高いということです。つまり、設計は大丈夫だった可能性が高いが、保守がダメだったということが言えるかもしれません。

TAKAMEYAMA
質問者

お礼

siege7898さま、コメントありがとうございます。  こういうことがあると、中国新幹線での列車衝突事件を連想してしまいます。  原発での普段の保守に関する訓練はどの程度行われていたのでしょうか。  「想定外の事故」についての訓練は全くしていない?  万一事故が起きたら重大な結果になるような場合は、普段からそれに見合った保守訓練をしておくべきなのですがね。

  • qqqq1234
  • ベストアンサー率23% (71/304)
回答No.9

>こういうことが現実に一度も起きていないのは、設計と日常の保守を完璧に行っているからに違いありません。 それは違います。 「完璧」などという物は世の中に存在していません。 どんな物でもどこかに線引きを用いて安全を保っているだけです。 原発は中軽度の事故については「起きるもの」として設計されています。 中軽度の事故を防止するために幾重もの防止策は作られていません。 その代わり、大事故は絶対に起きないように何重もの防止策が作られています。 ですから想定外の原発事故は世界で50年に2回しか起きていません。 電車でも数年前の福知山線の脱線事故で100名以上が死亡していますし、 もっと言えば自動車なんて年間1万人ほどが死亡しているんですよ? 50年間で50万人死亡している自動車は安全設計不足だと思いますか? 自動車も様々な安全設計がなされており、その一つが「運転免許制度」です。 試験を導入しているにもかかわらず、試験合格者が次々と事故を起こしている現実。 試験を厳しくすれば事故は減るでしょう。 しかし経済性など考えた結果、国があのぐらいの難易度に設定しているのです。 原発も同じです。 完璧など存在しないのだから、 どこかに線引きを置かないと安全対策は無限に必要ということになってしまう。 だから国が「このぐらいまで安全対策する。ここまでして事故が起きたらもう諦める。」という判断をしているわけです。

TAKAMEYAMA
質問者

お礼

qqqq1234さま、ご意見ありがとうございます。  「日常の保守を完璧に・・・」と書きましたのは言葉の都合上使ったまでで、真の完璧はあり得ないと思っています。  たまたま昨夜NHKスペシャル「日本新生」でどなたかが、「事故率」×「事故が起きた時の被害の大きさ」が問題だと話していました。まさにその通りで、今回の事故の及ぼす影響はまだはっきりしていないので何とも言えませんが、今回のような事故の許容発生頻度は私が「10分の1」と書きましたよりかなり小さな値しか許せないのかもしれませんね。  それでも、現状のように数十年に一度くらいの大事故だとこれを許容してしまう人がいることも事実で、これは、非常に怖がりの人がいる一方で命を落とすことをいとわない冒険好きの人もいるということである面仕方のないことなのでしょうか。  いまのところ、「あつものに懲りている」人が大部分なので原発廃止に賛成する人が圧倒的に多いようですが、これから20年も経つと、その間新たな事故が起きなければ、ほとぼりが冷めてしまって、一見「安くて美味しそう」な原発に触手を伸ばす人が増えてくるのではないかと危惧します。  それまでに自然エネルギーが普及して電力問題が解決されているとよいのですが。

  • syounan2
  • ベストアンサー率17% (53/300)
回答No.8

中越地震の時新幹線は1本脱線しました。柏崎原発では電源関係の火災・送電線倒壊など事故が起こりました。今回の地震は、はるかに甚大な大地震であったにもかかわらず、東北新幹線では脱線事故は0です。JRは技術改良し、緊急停止システムにおける警報に必要な時間を1秒短縮させました。 東電は、中越地震での、送電・電源システムの脆弱性を指摘されながらも、改善せず、今回の福島原発事故に至りました。そして全電源喪失、メルトダウンという深刻事故を起こしました。さらに何かと想定外想定外と責任逃れをしておりましたが、実際は、3年前に9mの津浪の可能性を想定しておりましたが、国に報告せずに隠ぺいです。(このことは2日前の報道で明らかになりました) 結局、改善・改良をせずに、おまけに電源喪失時の訓練もしていないという怖ろしい怠慢組織でした。 せめて非常用電源設備を原子炉建屋屋上に設置ししていれば・・・・・・ とにかく今回の事故は、怠慢組織の人災です。

回答No.6

>事故率10分の1というのは、「安全について真に真面目に考えて設計、保守する」ならば設計上それほど困難なことではないと思うのですが 完全ではないですけど確率を減らすことはできると思います。 でも現場(発電所)や電力会社の方針は、思っている以上に利益追従な気がします。

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.5

機械というものは一定の確率で必ず壊れるものなので、絶対に事故を起こさないシステムなどは有り得ません。技術が貢献できるのは事故の確率を減らし、事故が起こった場合の被害を少なくすることです。 食の安全にしても、病気の予防や治療にしても、100%の安全、逆に言えばゼロリスクというのはそもそもあり得ないものであり、これを求めるのは合理的な態度ではありません。ゼロリスク「幻想」と言われるのはそのためです。 日本というのはなまじ見かけのリスクが非常に少ない社会なので、このあり得ないゼロリスクを求める傾向があり、政府や企業も安易に追随しがちです。原子力の「安全神話」はその最たるものでしょう。 世の中には元々多種多様なリスクが存在し、ゼロリスクなどあり得ないことをまずは国民が理解し、特定のリスクを極端に下げようとするのではなく、総合的なリスクを下げるにはどうすればよいかを考えられるようになれば少しはまともな世の中になるでしょう。今回の事故がそのきっかけになれば少しは意義があるのですが。 原子力については、合理的なリスク評価によって安全性を確保しようとする動きは世界中で拡がっていますが、一番先行しているのはアメリカです。日本ではまだ研究段階です。アメリカでは、日本で義務づけられている定期的な分解点検など工学的に意味の薄い検査を大胆に緩和して停止期間を短くする一方、「重大事象」(それが10万回起これば1回の炉心損傷が起こると定義)の発生頻度を細かくモニタリングし、リスク評価を常に見直しています。 地震地帯のカリフォルニア州にあるDiablo Canyon発電所は海岸沿いに位置し、近くに断層もあります。地震と津波に対する対策は非常に保守的で、福島第一発電所の津波対策は明らかに見劣りします。同じ基準で対策していれば、事故は避けられたかもしれません。 我々が今の便利な暮らしを維持するには、どうしても大量の電力を消費します。便利さだけでなく、バリアフリーなど社会的弱者が健全な社会生活を送るための仕組みも多くを電力に依存しています。電力を作るには原子力以外の方法もありますが、どの発電方法でもリスクはゼロではありません。コストとリスクを考え、どのレベルのリスクまでを許容するかというコンセンサスを形成しない限り意味のある議論は出来ません。 そして、これも原子力に限りませんが、事故の確率を1/10にする、事故が発生した際の被害を1/100にするといったことなら、技術で達成可能です。リスクをゼロにしろ、と言われたら、技術者はどこかで嘘をつかないといけなくなります。

TAKAMEYAMA
質問者

お礼

 fiskerさまが冒頭に指摘しておられるように「機械というものは一定の確率で・・・(中略)・・・・事故が起こった場合の被害を少なくすることです。」というのが根本にあることでして、どんなプラントやシステムでも事故が全くゼロということは通常ありえないことというのはfiskerさまも書いておられる通りと思います。  本質問で、事故率を10分の1にできたらと書いたのは、仮の話として、原発の事故率がそれくらいだったら許容されるかもしれないと思ってそれを質問にしたわけです。  実際にはその許容値をどれくらいにするかについては多くの人のコンセンサスを得る必要はありますね。  ただし、こういう議論は一般の多くの人たちには理解できないことでしょうから、こういう決め方にはなかなか困難があることでしょう。  これまで、「原発は絶対安全」と言い切っていた人たちのうちで、良心的技術者ならば、上に書きましたように、何百年に一度の事故は許容するという代わりに一般に分かり易い方便として許されることかもしれません。ただ、現実には「かなりひどい事故率」で推移しているので、やはりごまかしていたとしか言えないでしょうね。

  • ATAOMO
  • ベストアンサー率8% (5/57)
回答No.4

まず、新幹線(高速鉄道)で事故が起き難いのは、在来線にて頻繁に繰り返される事故を検証(何が、どのようにして、どう起きたのか)し、新幹線に技術転用したのだと考えています。 つまり、対岸の火事は、己の火事と認識する。 質問の本命ですが、、、、 原子力発電所を運営管理する電力会社は、細かい不具合、事故などをひたすらに隠し通し、事実隠蔽したため、事故の検証が出来ず原発の安全係数を高める事に至りませんでした。 対岸の火事を笑い飛ばしていた事が、今回の補助電源損失に繋がったと言えます。 創られたxxxxは、身を滅ぼす。

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.3

平井憲夫氏は15年前にすでに亡くなられていますが、ここの動画でも言われて居る様に、日本の原発は毎日どこかで事故が起きているそうです。 http://www.youtube.com/watch?v=0x1AQ5HRu0o 私は、この動画を見る前はの重大な原発事故はスリーマイル島とチェルノブイリと今回の福島第一だと思っていました。 1991年の美浜原発事故が福島第一原発事故が起こる前の世界三大事故の一つだったそうです。 3.11の地震後、福島第二からも白煙が上がったのを地元の複数の人が見ているそうです。 菊池洋一氏と云う原発技術者も原発は地震で耐えても配管は地震に耐えられず、そこが壊れれば、今回の大事故のになると言っています。 http://www.youtube.com/watch?v=kG96mbT9tCU&feature=related 原発技術者の後藤政志氏もどんな技術を持ってしても原発は安全に造れないと国会で言っています。 新幹線は1962年から約50年間ありますが、その当時の列車は走っていません。 それに、列車の作業員が被曝することはありません。  それに比べ、定期点検の為の原発作業員は重たい防護服を着て、放射線量を気にしながら、時間を気にしながらの作業です。 作業準備に比べ、一人が出来る作業は大変限られています。 http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-1544.html http://www.nuketext.org/roudousha.html http://www.youtube.com/watch?v=x3x2fTeyzys&feature=related 原発の圧力容器は中性子線がいつも当たっていることで、老朽化するとガラス化するそうです。 圧力容器は16cmの鋼鉄製で、普通鉄は低い熱では水を掛けても割れることはありませんが、鉄がガラス化すると、低い水などでガラスが割れるように割れるそうです。 玄海原発の再開時にはそれが懸念されていました。  未来の原発と云う名目で、プルト二ウム燃料を使うもんじゅは造られてから、事故続きで一度もまともに動いたことがありません。 また、もし、地震などで火災を起こすと、消化する方法がありません。 また、空気に触れると爆発するので、解体も出来ません。 ナトリウム漏れの事故を起こした後に、もんじゅの技術者は謎の自殺をしています。 これが、日本で一番安全な原発の現状です。 原発は健全に稼動していても放射能を漏らしています。 ですから、交付金などが出るのです。 六ヶ所村の放射能漏れは普通の原発が1年間に出す量を1日で出しています。 そのリスクの為に地元の平均年収は1360万円だそうです。 原発1基が1年間稼動すると、広島原発の千倍の放射能ゴミが出るそうです。 放射能ゴミは処理方法がありません。 MOX燃料にしても減ることはありませんし、その毒性は4万世代先も続きます。  チェルノブイリ原発事故では2千キロ以上離れた西ヨーロッパにも放射性物質が降りました。 当時、生乳やほうれん草、きのこが汚染され、25年経った今でも森のきのこやそれを好む猪の肉に高い線量のセシウムが発見されています。 また、ドイツでは国民の3人に一人が甲状腺の病気を持っているそうです。 また、ダウン症も増えました。 事故率10分の1と云うのは、年間被曝量を1mSvから10mSvに上げるのや、日本政府が、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の意見を取り入れず、ICRP(国際放射線防御委員会)の意見を取り入れているのとなんら、変わりがないと思います。 ECRRは飲食と呼吸で取り込む核種による低線量の体内被曝を重視し、「公衆の構成員の被曝限度を0.1mSv以下に」と提言。 ICRPは外部被曝のみを取り扱い、原子力の利用は危険でも相応の利益があれば、経済的負担を軽くして、ある程度の人的被害(癌など)が増えても良いと云う限りなく、非人道的な基本スタンス。 子供年間被曝量20mSvや、作業員250mSvはICRPを基に決められました。 9.11の米国多発テロ以来、世界の原発の懸念はテロ攻撃にどう対処するかです。 欧米のストレステストの項目の最重要項目はテロ対策です。 そのため、米国の原発の所長を務める人たちは、元原子力潜水艦の船長とか、原子力の専門家で元軍人だそうです。 浜岡や玄海原発で発表された、日本の安全対策は電源車、防護服、穴を開けるドリル、重機だそうです。  日本も日本海側の原発がテロに襲われたら、日本は壊滅します。もんじゅが狙われたら最悪です。 六ヶ所村の近くにテポドンが落とされたこともあります。

TAKAMEYAMA
質問者

お礼

Mumin-mama さま、よい資料のご紹介、ありがとうございます。  平井憲夫氏が指摘しておられたように、本当に小さな事故が日常的に発生しているとしたら、大きな事故もそれに比例してある頻度で発生すると考えるのが自然ですね。ですから、小さな事故が現在より一桁以上少なくできない限りやはり原発は危険なものと言わざるを得ませんね。  それにしても、大きな事故は少なくとも何十年かに一度という発生率でしょうから、福島第一原発のようにたまたま発生してしまうと原発に対する信頼度は一気に低下するのに対し、もし仮に福島第一原発で今回のような複数の電源が同時喪失することがなかったとしたら、大地震の後には逆に信頼度があがることになるでしょう。このように結果によって行方が大きく違ってくるというのは何とも皮肉な気がします。 (福島第一でバックアップのつもりの電源が同じような条件の場所に設置してあったというのは、バックアップに対する考え方が根本的に間違っていたと思えてしまいます。身近な例で、パソコンのHDDにはバックアップを用意するのが普通ですが、バックアップのメモリをパソコンのそばに置いておいでよいのは、メインのHDDだけが故障した場合にのみ有効であって、もし火災に遭ったような場合を想定するなら、別の建物に設置する必要があります。)  原発は「安くて美味しそう」なだけに、危険性を覆い隠してまで作ってしまおうと考える人が多くいることは残念なことです。

  • makaikish
  • ベストアンサー率21% (6/28)
回答No.2

原発は簡単に言えば釜のまわりに数えきれない程の配管がとぐろを巻いているみたいな装置なので、なかなか完璧な保守管理は難しいと思います。 確かに新幹線の車軸は素晴らしい保守管理のもとで安全が確保されていますが、それは車軸が分解して取り外せるし、分解しなくても目で見えるからだと思います。 原発は溶接でくっつけているので容易に分解できないし、数えきれない配管がとぐろを巻いているようなものなので狭くてまともに観察できない場所もあります、特に最近は耐震性を高めるために補強を施しているのでますます狭くなってます。 さらに原子炉近くは放射線量が高いので時間的制約の為にますます保守管理は困難です。 莫大なお金と時間をかければ完璧な保守管理もできるかもしれませんが、それをするかどうかは電力会社の考え方なので私にはわかりませんが、電気代は確実にあがると思います。 というわけで新幹線なみの安全性を原発に適用させるのは現状では難しいと思います。 設計については、門外漢なので私にはわかりませんが、釜のまわりに数えきれない程の配管がとぐろを巻いているようなかたちは変わらないと思います。 何か天地がひっくり返るような技術革新があれば別ですが。

noname#140330
noname#140330
回答No.1

焦点となる問題は、確率よりも、被害の大きさでしょう。 新幹線であれば、大事故が起きても、飛行機事故と同じで、被害者の数は限られ、かつ、一時の問題で終わります。 しかし、原発の大事故は、3次元的な範囲どころか、時間軸まで含めた4次元の範囲に広がります。事故が、被害者にとってではなく、民族、人類にとって、致命的すぎるのです。 また、行き場の無い核廃棄物の処理について考えれば、事故が起きずとも、未来へ引き継がれる問題となっています。

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