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母の生い立ちについて
- 私の母の生い立ちについて考えると、複雑な気持ちになります。彼女の母親である祖母が彼女に濡れ衣を着せ、借金を肩代わりさせていたという過去があります。このような母親が娘を憎んでいるのか、どう思われますか?
- 私の母の母親である祖母は、父親の火傷事故と借金トラブルの影響で家族から追い出され、苦労の末に娘である私の母親を育てました。しかし、祖母は借金を娘に返済させていたため、母親は苦しい生活を送らされていました。このような家族の事情について考えると、母の生い立ちには複雑な背景があることが分かります。
- 私の母の生い立ちについて考えると、祖母の行動が虐待に近いものであると感じてしまいます。彼女は娘である母親に対して濡れ衣を着せ、借金の負担を強いていたのです。そんな状況で育った母は、心に深い傷を負っていることでしょう。このような家庭環境で育ったことが、母の人格形成にどのような影響を与えたのか、考えさせられます。
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親子の問題は一筋縄ではいきませんよ。 他の幸せな人と比べて、親を恨んでみたり、でも、懐かしさや愛おしさもある。 今の人権人権といってる時代の人から見れば、酷いの一言でしょうが、そんなに簡単なことではないと思っています。何が幸せかは本当に難しいのです。 少し、色んな話をします。 かつては、親の借金で娘が女郎屋に売り飛ばされるなんて、当たり前でした。売春婦をさせられなかっただけでも幸せともいえます。 戦前は、東北地方などの貧しい農家は飢饉のときは下手をすれば一家飢え死にです。娘が売られていくのは美談でした。売れる娘を持ってる人は幸せでした。器量のいい娘は高く売れますから、なお、親孝行です。 そして、今でも世界の国ではそういうことが横行してます。タイなど有名でしょう? 戦後はそういうことは減りましたが、それでも、ソープに売り飛ばされる娘もいました。 その後は親の借金は少なくて、そういう親孝行は流行らなくなったんですね。今度は彼氏の借金だったり、本人の借金だったりです。 思うんですけど、同じ売春婦に身を落としても、それが家族のためになっているのと、そうでないのと、どちらが幸せだと思いますか? 江戸時代の昔から遊郭で働く女性は多かったのですが、無事に年季が明けて幸せをつかむ人もいました(それまでに病気で死ぬ人が多かった)。そして、精神的にヤバイ人は少なかったんです。 現在、性産業に足を入れている半分素人気分の人が多いのですが、多かれ少なかれ精神的に不安定な人が多いです。何故でしょうか? 親が子供を利用するというのは、形を変えて、様々にあります。それがゼロの親はいないといってもいいかもしません。近年のお受験にしろ、習い事、塾通い、進学競争、、、、それらだって本人の意思だけでしょうか? 奈良で母子放火殺人がありましたね。東大寺学園?有名進学校に通う高校生が幼い弟妹と継母を焼き殺してしまいました。一流大の医学部を父親から期待されていた男の子でした。 結局、程度問題でしかないのです。 貧しい時代は、親に金銭で報いるように期待されました。今は一流大や一流企業が期待されています。 私の実家の近くの一家の話です。 貧しかったので、長男は中卒で都会に働きに出ました。当時は一流企業でも現場は中卒でも採用されました。給料からかなりの部分を親に送金、自分は行けなかったけど下の妹2人には高校に行かせてやってほしいと。結局、そのお兄ちゃんは二人の妹がお嫁に行く時も費用を持ってやり、幸せを見届けてからやっと自分の結婚相手を探しました。それから間もなくその両親が老いが目立ち、二人共を建てたばかりのマイホームに引き取りました。 大変な親孝行息子です。今だったら、とんでもない男で、お嫁さんのきてはないでしょうし、勝手すぎると離婚問題になって、この質問箱でもそうだ!そうだ!とお嫁さんに応援団がつくでしょう。 何が正しいのか?誰が立派なのか? その人の環境によって随分違うと思います。現在のものの見方だけが正しいとも思いません。 お母様は、辛くて大変だったと思います。でも、その時に親を捨てて「自分のことだけ」をしなかったからこそ、今があるのではないでしょうか?しかも、いつまでも引きずられずに、ここまでと自分で判断された。きっと、悔いはないはずです、それでも、恨みつらみはあるし、それと同じだけ、懐かしさも捨ててしまった悲しさもあるのです。 今の方は、「自分のことだけ」が過ぎると思っています。それでは本当は人間を生きたとはならない、もっと、矛盾に満ちたものが人間なのです。
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- horitate
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虐待の被害者である子どもは、加害者である親を逆に恋い慕い、引き離されるのを嫌がるそうです。どうして自分が親から嫌われるのかわからず、親から認められ、愛されることを願うのです。だから、お母様がお婆様の幸せを願うのはわかります。 お婆様が娘を虐待するのは、お爺様への憎しみが転移したものであるかもしれません。子どもの父親から愛されない母親が、子どもを憎しみの対象として虐待またはネグレクトする例はあります。お爺様が初めは豊かな暮らしではあったけれども、浮気性で、重度の火傷を負ってから家計を苦しくし、結婚しなければよかったという思いになったこともあるでしょう。 さらに、ネズミ講にだまされたという自分の過ちを認めたくないがために、反論できない自分の娘に転移させ、なすりつけ、自分の罪の意識を消し去ろうとしたということもあるでしょう。こちらの方の影響が強いかもしれませんね。
お礼
>子どもの父親から愛されない母親が、子どもを憎しみの対象として虐待 そうですね、愛されたいという気持ちの欲求不満から強い憎しみに変わり、罪ない子にぶつけるという悲劇が起こってしまうんですね。 送金をしながら離れて暮らしているなか、偶然スーパーで母親と会ったときブランド物を身に纏い「あら、お元気?ごきげんよう」と他人のような振る舞いで立ち去ったという話しを聞いたときには、私は本気で祖母を憎む気持ちになりましたが… 醜い憎しみは伝染しますね。 夫の愛に飢え、詐欺にあい、可哀相な人だったんだと思うようにしようと思います。 貴重なご回答感謝します。 本当にありがとうございました!
- SugarFreeSperm
- ベストアンサー率14% (34/239)
奴隷ですね。愛情もへったくれもない、ただの奴隷になりさがった貴方のお母様に同情します。 そのクソババアはもう死んで地獄に落ちていると信じます。
お礼
わたしも話を聞いていて、そう思いました。 貴重なご回答感謝です。ありがとうございました!
- blazin
- ベストアンサー率50% (20265/40176)
難しい問題だよね? 客観的事実を振り返れば。 明らかに貴方のお母さんは自分の母親に振り回され続けた 20代だった。 部分部分を取り上げたら。 当然虐待的な、お母さんの感覚を無視したような対応もしている。 度を越えている。 でも、それをそのまま貴方のお母さんが「ダメージ」として 受けていたのか、という部分はまた違うんだよね? 物凄く懐の深い人。 実は貴方のお母さん「だから」成り立っていた。 ギリギリの部分で自分を守れていたんじゃない? 自分に対して色々してくる、振り回してくる行為は辛い、そしてきつい。 でもお母さんは。 自分の母親の「表面的」な、「刹那的」な対応だけを 見ていないんだよね? その内側にある、裏側にある不安定な部分。 そういうお母さんがいる事を「分かって」いる。 自分が育てられてきたプロセスの中で。 お母さんが自分の夫に振り回されたり、すれ違ったり。 そういう部分を一番傍で見て来た。 お母さんはお母さんとして育っていく中で。 自分を育ててくれた母親に対して、 今度は私が幸せにしてあげたいという気持ちが「自然」に 育まれていたんだよね? 貴方がエピソードとして書き記した変化や混沌「以前」の お母さんも良く知っている。感じている。 それ故に。 幾ら酷い事をされても、振り回されても。 お母さんは憎しみ自体は抱かなかったんじゃない? ただ、このままでは駄目だと。 そういう気持ちで家族とは離れる決断をしたんだと思う。 自分のお母さんの問題というよりも、 今の自分として何が大切なのか? 貴方のお母さんは振り回された今までを背負うのではなくて、 自らの一歩一歩で新たに切り開こうとした。 そこで貴方のお父さんと出会ったんだよね? それは貴方のお母さんだからこそなんじゃない? お祖母さんの心中を察するのはとても難しい。 歪んだ愛情として自分が常にお母さんを把握して、管理して、 自分の手に届く存在として引き付けて置きたかった人。 色々あって、生活が一変して。 お祖母さんの心のバランスは崩れてしまった。 そのバランスが整わない「まま」ズルズルと時間を重ねてしまった。 結果的に自分の不安定を何かに関わる事でケアしたくて。 その矛先を貴方の娘さんに対する干渉、拘りに 求めてしまったのかもしれないよね? 憎しみとは違うんだと思う。 ただ、自分が保てないままだったんだよね? 自分が不安定な状態にあるのに、 自分の娘が安定している、幸せであるのはおかしいとかね。 おそらく混乱の中でもがいていたんじゃない? 真実はわからないよ。 貴方のお母さんの愛は届いてたのかもしれない。 でも届いている、と伝える事が出来なかった人。 結果的に逆向きの行動をしたり、 追い込むような事をしてしまったり。 それは本当に彼女にしか分からない。 貴方が複雑になるのは良く「分かる」けどね。 考えても考えても。 答えは無いんだと思う。 そうかもしれない、そうだったかもしれない。 そうではなかったのかもしれない。 ただ、お母さんはその複雑な流れの中から自ら浮上した人。 人間力のある人。 貴方も何かしら受け継いでいる部分があるんじゃない? 貴方には貴方にしか分からない部分がある筈。 その言葉にならない部分を、 貴方は娘として大切に大切にしていけば良いんだと思う☆
お礼
ご回答を読ませていただいて、涙がでました。 母の気持ち親身にご丁寧に汲み取っていただいて嬉しく思います、ありがとうございます。 >貴方がエピソードとして書き記した変化や混沌「以前」のお母さんも良く知っている。 おっしゃる通りです。 娘のわたしが気付けなかったことを沢山気付かせていただいて感謝します。 貴重なご回答を本当に有り難うございました!
お礼
その通りですね、難しい。 何が間違っていて何が正しいのかその時代時代によって複雑ですね。 凄く考えさせられました。 貴重なご回答感謝します。有り難うございました!