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真珠湾攻撃の際の突撃命令
有名な「トラ・トラ・トラ(奇襲成功)」の電文発進前に、「ト・ト・ト・・・」のト連送(突撃命令)が出されたといいます。この場合の突撃とは具体的にどういったことなのでしょう。飛行機による爆撃や雷撃はかなり組織的に行われるものと思いますが、たとえば歩兵の白兵突撃のように、突撃命令後は各自(各機)の判断で戦闘状態に入るということなのでしょうか?
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- medcol
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真珠湾攻撃の実施にあたって、心配されたのは相手が待ち構えていて迎撃に出てくるかということです。 米国に気付かれない場合を奇襲、迎撃された場合を強襲といいました。 奇襲の場合は雷撃隊が攻撃当初から停泊艦船に魚雷を打ち込む作戦ですが、強襲の場合はまず降下爆撃隊が迎撃機とか地上兵力を制圧する必要があります。 強襲の場合には戦闘による爆煙により、視界が悪くなり雷撃機とか水平爆撃機による攻撃が妨げられることになるので、奇襲のほうが好ましかったわけです。 ト連送は飛行隊長が奇襲とするか強襲とするかと判断した後、全攻撃隊に戦闘状態に入ることを指図した時に発せられました。 この合図によって奇襲ならば雷撃機が高度10m下げ魚雷発射に向かい、降下爆撃隊と制空隊は一旦高度上げ雷撃隊の後を負うことになります。 強襲の場合はこの逆になります。 なお強襲か奇襲かの合図は飛行隊長の発砲によって伝えたということです。 一発は奇襲、2発は強襲。
- hs001120
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「突撃」の部分だけ取り出してを考えると分かりにくいかも 「突入して攻撃を実施」の他に中止命令なども用意されていたと言われています。 ト連送の直後に 「トラ」連送、雷撃機を突入させる指示(戦闘機の迎撃はなかった。つまり奇襲に成功したということになる。) などの具体的な指示命令が続いています。 戦闘機の迎撃があった場合は、戦闘機を先行させる。など別の命令になったはずでした。 「トム」「トラ」「トサ」「トキ」など
お礼
ありがとうございました。 もし 「Tom Tom Tom・・・」「土佐 土佐 土佐・・・」「鴇、鴇、鴇・・・」だったらかなりマヌケでしたね(笑)
お礼
詳しくありがとうございました。