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真珠湾攻撃について

真珠湾攻撃は宣戦布告前の攻撃であった為、卑怯なだまし討ちであったと米国内では言われておりますが、客観的(連合国側でも枢軸国側でもない)に見た評価はどうなんでしょうか? 歴史的に宣戦布告されてからの戦争は少ないような気がしているのですが、どうなんでしょう?

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回答No.3

インドのバール判事がどうのこうのという話もありますが、 客観的に見てもやはり「だまし討ち」だったと思います。。。 歴史上の他の戦争はさておき、真珠湾攻撃の最大の問題点は「日米交渉の最中に無通告で攻撃した」ということです。 ハルノートは日本にとって事実上の最後通牒と言われていますが、表向きには米国側からの提案に過ぎません。客観的に見れば交渉の余地は残されていた訳です。 ハルノート受理後、日本は南雲艦隊をハワイに出撃させておきながら、野村駐米大使には米国に対し奇襲攻撃が悟られないように交渉続行のそぶりをみせるよう指示しています。 客観的に判断するならば、最低でも交渉決裂を米国に通告しておくべきだったでしょう。 しかし実際は、外交暗号は完全解読されていたので米国は日本が対米開戦をすることは十分承知していたのですが。。。 >客観的に見れば「目くそ鼻くそを笑う」的なのでは? 戦時中の「リメンバー・パールハーバー」は戦意高揚のプロパガンダとして使われましたが、戦後は原爆や東京大空襲などの大量虐殺に対する国際的非難をかわすためのプロパガンダとして使われています。 この国際的非難をかわすという企ては概ね成功していますので、客観的に見れば「日本の自業自得」であり、やはり真珠湾は「卑怯なだまし討ち」ということになると思います。

sikorsky
質問者

お礼

バール判事とは、防衛戦争だったと述べた人でしたか? 交渉中の攻撃だったのですか・・・ 納得しました 有難うございます。

その他の回答 (6)

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.7

補足しますと、最期通牒=国交断絶=宣戦布告ではありません。 日露戦争では国交断絶を通知した後、戦闘が始まってます。 旅順を攻撃した時は、宣戦布告前の2月8日で、ロシアの宣戦布告が9日、日本は10日です。 日清戦争の、豊島沖海戦を事実上の開戦とすれば、宣戦布告前の攻撃となってます。

sikorsky
質問者

お礼

度々有難うございます。

noname#2781
noname#2781
回答No.6

私は日本人ですから、「だまし討ち」という言葉には抵抗があります。 結果、相手国からみれば確かに宣戦布告前の攻撃だったかもしれませんが、決して日本は騙しはしていないと思っています。 事務処理の不手際で後手に回っただけです。 攻撃後ではありましたが、宣戦布告はしています。 意味が無いといわれればそれまでですが。。。

sikorsky
質問者

お礼

>「だまし討ち」という言葉には抵抗があります。 非常に同感です。 そこで客観的評価はどうなのかと思いまして質問してみました。 ご回答有難うございます。

  • good0wiil
  • ベストアンサー率21% (4/19)
回答No.5

 イギリスのチャーチル首相は、真珠湾攻撃の結果としてイギリスが日本に宣戦布告をするときに、「ある人の中には、この儀礼的形式を好まぬ者もいる。しかし、人を殺さねばならぬ場合に当たり、礼儀正しくあることは、いっこう損にならぬ。」と言ったそうですから、まぁ、客観的にみてもだまし討ちと言えるのではないでしょうか。  もっとも、自衛のための戦争はかならずしも宣戦布告はいらないのでこの場合も不要だという解釈もあったようです。だまし討ちをしてはならないと山本五十六などが強硬に主張したので宣戦布告を行うことにしたそうです。  その宣戦布告が指定した時間にアメリカ側に届かなかった理由は、緊迫した情勢にも関らず、在アメリカ大使館の外交官たちが呑みに行っていて暗号解読が遅くなったところにあります。その時の責任者はたしか結果的に次官まで出世しています。これは、遅れたということに対する処罰を与えていないということで、わざとだまし討ちをしたと外国から見られても仕方がないことではないかと思います。(個人的にはこいつらを断罪することから戦争に関する精算を始めるべきだったと思ってます)  それはともかく、客観性を重んじるのであれば、リアリズム政治学の古典である永井陽之助先生の『現代と戦略』を見られることを勧めます。  ついでに書くと、日清、日露戦争ともに宣戦布告は行っているはずです。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163395407/qid=1037116505/sr=1-3/ref=sr_1_0_3/249-3850007-2939526
sikorsky
質問者

お礼

チャーチル首相の話はとても参考になりました。 リアリズム政治学という分野があるのですか。 とても興味を持ちました。読んで見たいと思います ご回答有難うございました。

  • takeshi12
  • ベストアンサー率15% (12/78)
回答No.4

回答ではありませんがアメリカは真珠湾攻撃以前に日本に参戦しています。 開戦前に最新鋭戦闘機とパイロット約100名、地上要員約200名 の フライング・タイガーと呼ばれる一隊が、義勇兵を装って、蒋介石軍に参加していた 事実があり卑怯な騙し討ちはアメリカが先にしたものです。

sikorsky
質問者

お礼

勝てば官軍で負けた方は何を言われても仕方がないような気がしてきました。 こういう気持ちが自虐的史観につながっていくのでしょうね。 ご回答有難うございました。

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.2

宣戦布告なしで、戦争始めるのは、多いですよね。 1945年8月のソ連の参戦も、日ソ不可侵条約破ってるしね。 日清、日露も宣戦布告なしで始めてます。 国際情勢で、一触即発はわかりますから、不意打ちなんてのは、軍隊にとって一番恥じですよね。 アメリカはヨーロッパ戦線に参加したかったけど、世論が反対してたんで、そのきっかけとして、真珠湾攻撃を、スネークアタック(不意打ち)と宣伝しました。 事実、その後の議会は全会一致で参戦に賛成してます。 これは、補足ですが、トラトラトラは、攻撃隊指揮官の淵田美津夫中位(当時)が発信した暗号です。我奇襲に成功せりという意味で、攻撃前に、打たれてます。 相手が気付いてない場合は奇襲、相手が気付いてる場合は強襲となって、雷撃、艦船爆撃、急降下爆撃の順位が違っていたからです。 実際は、急降下爆撃の指揮官の勘違いで、同時爆撃になってしまいましたが(笑) この時に反復攻撃を、飛行隊、第二航空戦隊の山口少将は意見具申しましたが、南雲中将は引き上げました。 近くに空母もいましたから、攻撃続行していれば、どうなっていたか・・ 歴史のIFですね。

sikorsky
質問者

お礼

御礼が遅くなりましてすいません。 詳細な情報有難うございます。 非常に勉強になりました。

  • akubihime
  • ベストアンサー率25% (33/128)
回答No.1

やはり、戦争状態のない国に通告なしで、攻撃するのは、国際法違反になるみたいですね。 真珠湾攻撃(1941) -------------------------------------------------------------------------------- 1941年12月8日、帝国日本軍はハワイ・オアフ島のパール・ハーバー(当時 真珠湾、と訳された)に集結していたアメリカ軍艦隊を闇討ち。アメリカ軍 に甚大な被害を与えました。1時間後、日本の駐米大使はアメリカに対して 最後通牒を執行。太平洋戦争が始まります。 本来は、この最後通牒が出た直後に真珠湾攻撃がなされる予定でした。とこ ろが文書のタイプを、重要文書であるからといって秘書に任せず、大使自ら が打ったため、予定の時刻を大幅に遅れてしまったといいます。このため、 日本の攻撃は戦争状態にない国に対して非人道的なゲリラ攻撃を加えたとい う、国際法に反する卑劣な行為であることになってしまいました。 もっともアメリカは日本の暗号通信は全て解読していましたので、日本が最 後通牒を執行することも、パールハーバーを攻撃することも知っていたので すが、なぜかこのことがハワイに集結していた部隊に知らされていませんで した。そのため、ハワイのアメリカ軍は完全に不意打ちを食らって、2000名 を越す死者を出し18隻もの艦船を失うことになってしまったのです。 太平洋戦争の開始は日本・アメリカ双方にとって悲劇でした。 この作戦を実行するため、日本の艦隊は鹿児島湾で桜島をオアフ島に見立て て何度も訓練を行い、ハワイに迫ります。そして佐世保の現在のハウステン ボス近くに今も立つ針尾無線塔から発せられた「ニイタカヤマノボレ」の信 号を受けて、攻撃を開始しました。 完全に相手の虚をついたため、日本側の被害は少なく、死者はわずか64名、 失った航空機29機にすぎません。そして指揮官の南雲忠一中将は敢えて2度 目の攻撃は避けてほぼ無傷に近い状態で艦隊を返し、「トラトラトラ」の信 号を発して、攻撃成功を報告したのでした。 まさか、まだ最後通牒が執行されていなかったなどとは知らずに。

sikorsky
質問者

補足

ご回答有難うございます。 なるほど。国際法ですか・・・ しかし米国も国際法で禁止されている無差別爆撃を当たり前のように行って数十万の市民を虐殺したのだから、客観的に見れば「目くそ鼻くそを笑う」的なのでは?

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