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消失 意味

トコフェノールはフリーラジカルを消失させるそうですが,この消失なんですけど文字どうり消し去るわけではなく,トコフェノールとフリーラジカルが混和性を示し,トコフェノールラジカルとなりそれぞれの性質を失うことをもって消失と表現しているのでしょうか?違う意味合い,不足の意味合い等回答お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.3

ご存知のように物質が消失することはありません。 ここでいるラジカルの消失とはラジカルが電子などを授受して、ラジカルで 無くなったことを意味しています。したがって、ラジカルのもとの原子種が 消える訳ではありません。 ラジカルは不安定で短寿命でありますが、同時に反応活性は非常に強いものです。 また、電子対をなしていないため、他の物質に結合してもそれをラジカルとして います性質があります。 しかし、トコフェロールは何らかのはたらき(非共役二重結合?)によって 安定であり、ラジカルが結合してもラジカルの性質を示さなくなるのだと思います。

tombouya1
質問者

お礼

なるほど,これですっきりしました。 何度もありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#160321
noname#160321
回答No.2

かなり前、カナダのNRCのK.U.Ingold博士が東大に来られたときに、トコフェロールのラジカル消失機構について聞いてみました。 トコフェロールは不飽和脂肪鎖を持ち電子豊富なフェノール部分があるので、脂肪鎖が脂質二重層に埋まり、フェノール部分が親水性部分に突き出しているのだろうという点は博士も同意されました。 しかし他の脂質分子内に出来たラジカルとトコフェロールが反応してフェノキシラジカルになるためにフェノール部分が脂質二重層中にどうやって入るのか? トコフェロールの不完全な共役不飽和部分にラジカルが移動したとしてその部分とフェノール部分の間にどの様な電子移動、もしくは水素原子移動が生ずるのかについては、はっきり答えて下さいませんでした。 かなり前のことなのですでに研究が進んでどなたかが論文にされているなら知りたいですが、私の中では宙ぶらりんの儘です。

tombouya1
質問者

補足

すみません、質問の仕方が悪かったのでしょうか? 質問の要は「化学における消失の意味が知りたい。」です。 Wikipediaの記述に先のような消失の使われかたがあったのですが、化学素人なので使われ方に違和感があったので(化合変化ならしっくりくるのですが消失だと・・?って感じで)確認的に質問してみました。という事です。 良ければ再度お願いします。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

ラジカルというのは非常に広い範囲の物質を指します。 この場合は酸素ラジカルと見ていいのでしょうか? トコフェロールはやや不安定な物質で還元性があります。 ですから、酸素ラジカルによって酸化されます。 これによって、篠尾ラジカルは強い酸化力を失い、 トコフェロールは還元力を失います。 トコフェロールは主に動脈硬化の予防に使われています。 これは、通常、体内でわずかに発生するラジカルが細胞膜を 攻撃して過酸化物を作るのに対して、その直前で弱い トコフェロールが先に酸化されるので、細胞膜が守られるのです。

tombouya1
質問者

補足

篠尾ラジカルは酸素ラジカルの打ち間違いで良いのでしょうか? 化学ではそのような作用を消失と言うのでしょうか?(Wikipediaの記述に先のような消失の使われかたがあったので。)

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