日本はベトナムと協議しないのですか？

質問

領土拡大を狙う中国は南沙諸島でベトナムなどの国と争っています。
日本は尖閣諸島を狙われています。同じような立場かと思います。
中国に狙われている国々で今後の対応策等、話し合いとかしないのでしょうか？もちろんアメリカも参加して。

回答No.2

kotsun0309

日本の政治家は中国政府が気に入らないことはしません

お礼

根本的にここが問題です。

日本のマスコミもです。台湾が多額の寄付をしてくれたのに、小さくしか報道しないとか。中国への配慮がものすごいのです！

回答No.1

noname#140269

南沙諸島問題は1970年末、ベトナムが南シナ海沖に油田を発見。1974年には早速中国が南ベトナムに進軍し、西沙諸島を占拠。この場所は南沙諸島へ進出する重要拠点となり、要塞化されてしまいます。1979年には、ベトナム本土へ人民解放軍が侵攻。アメリカさえ追い払ったベトナムが中国などに負けるはずもなく、人民解放軍はあえなく敗退します。1982年に国連海洋法条約が制定され、沿岸国に大幅な海洋資源の権利が認められるようになってから争いは激化します。他の沿岸国も領有権を主張するようになりました。ベトナムと中国も競って南沙諸島の小さな島々を一つ一つ占領していきます。まさに早い者勝ち状態です。

中国は南沙諸島の海域に複数の軍事施設を建設し、1992年には一方的に南沙諸島の領有を宣言します。しかし　台湾やフィリピンなども少数ながら島を領有し、中国船にフィリピン軍が威嚇射撃を行うなど、中国の思い通りにはなかなか行かない。そこでASEANの登場です。

ASEAN会議にはアメリカが仲介役で登場し、中国をけん制するためにフィリピンやベトナムに軍事要請を申し出ます。中国は当然猛反対しますね。フィリピン以外のASEAN諸国も地域内解決を主張しています。
元々この紛争はフィリピン駐留の米軍が撤退したことで力の空白が生じ、中国が増長したため起きたと考えられており、米軍が介入するのが、最もこの地域の安定に役立つと思うのですが、これ以上アメリカに石油をやりたくないという各国の思惑が透けて見えます。

協議は一応、ASEAN会議でアメリカの仲介で行われています。結局は領土の拡大もそうですが、一番問題視されているのは「石油資源の確保」です。アメリカが仲介に入らないと解決しないとは思いますが、アメリカに石油の利権を渡さん、という思惑では各国共通しているんです。それで複雑化しちゃったんです。

お礼

ホント日本と似ているのですよね。アメリカ軍がいなくなれば、力の空白が生じて中国がそこを狙うという・・・。
しかしアメリカにあまりに莫大な利権は渡したくないという・・・。