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what they seem
Things are not always what they seem. これを私は「物事は思うようにいかないこともある」と訳してみたのですが、 問題集の正解は「物事は見かけ通りとは限らない」でした。他にネットでも、この文の訳はやはり「“見かけ”通りとは限らない」でした。 でも「見かけ」と言ってしまうと、視覚からの判断と断定してしまうことになりますよね。 視覚に限らず、例えば“they seem easy”と言うようなこともあり得ると思ったので・・・。 なので、「思うようにいかないこともある」あるいは「予想通りに事は運ぶとは限らない」のような訳がぴったりかと思ったのですが、これでは意味がズレてますでしょうか? どなたかご教授願います。
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ChristinaMilianさんの訳では、“seem”よりも、“are not always”のところが引っかかります。 “are not always”は静的な状態のことを言っているので、「いかないこともある」、「運ぶとは限らない」のように動的な展開・発展を意味する訳語をもってくると、少しズレた感じになると思います。 「いく」とか「運ぶ」なら、“go”や“proceed”のような動詞を使うんじゃないでしょうか。 問題の文章の訳で「見かけ」と訳すのがいやなら、「物事は思ったとおりのものとは限らない」くらいにすればよいと思います。
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- honeyracoon
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>Things are not always what they seem. what they seem についてはみなさん仰る通りですが what they seem to beとto beが略してあります(略される事が多い) [...の様に思われる][...の様に見える]と云う意味です。 >これを私は「物事は思うようにいかないこともある」と訳してみたのですが、 思う様に行かないと云う意味ですと Things are not always what they wanted to be. Things do not always go as we like. 等の方がしっくり来るのではないかと思われます。 what they seem ( to be)でそれがその様に思われる Things are not always~で、物事はいつも~とは限らない。 ですので[物事はいつも、それがその様に見える様とは限らない] 解答の「見かけどおりとは限らない」は簡潔に表していると思います。 seem,look like ,appear等の説明が出ていますが seemは話者の主観を述べる場合に使います。 「天候」等の客観的な事実にはlookを使います。 It looks like rain. [雨になりそうだ] これは雨になりそうだと云う客観的な事実ですが 「雨になりそうな気がする」とは主観的な事を言っていますので It seems likely to rain. [雨になりそうな気がする] またappearはそう外見上はそう見えるが(そうでないかも知れない)を意味します。 He appears to be afraid. [彼は恐れている様に見える](が実際は違うかも知れない) lookは見えていることで、実際もそうである時に使います。 He looks afraid. [彼は恐れているのが目に見える] 他同じ様な単語としてsound[..の様に聞こえる,思われる]もあります。 Thats sound interesting. [それは面白そうだ]
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回答して下さりありがとうございます。 seem,look,appear等の違い、すごく分かりやすかったです! “話者の主観”と“客観”の違いがつかめたように思います。 私が「思うようにいかないこともある(いつも予想通りとは限らない)」と訳した経緯としては―― 例えばですが、“The problem seems to be easy.”(その問題は簡単だと思われる。) という表現があったとしますよね(センスのない例文で恥ずかしいのですが・・・)。 そうすると、その問題が話者にとって簡単だと思われる理由が“見た目から”とは限らない、と考え、 例えば以前同じ問題にあたった経験からとか・・・色々考えられると思い、「見た目」と限定したような 言い方がどうもしっくりこなくて、「思うように~」(話者の個人的経験から~など)としてみました。 うーん。。。でもそうすると皆さんご指摘下さる様に、話者の期待とか、この文には無いニュアンスを 日本語文で作ってしまいますものね。。。
- patrickbeckham
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what they seemで「見かけ通り」という意味になるのではなくて、 what they seem (to be)で「見かけ通り」の意味になります。 beが既出のため、省略されていると思います。 直訳すれば、「それら(物事)が在るように見える状態」という感じです。 seemの用法は、みなさんがおっしゃっている通りです。
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回答して下さりありがとうございます。 以前も大変お世話になりました。 なるほど。。。 >「それら(物事)が在るように見える状態」 とすると、「思うように~」とかは、余計な意味が入ってきてしまいますよね。 極端な意訳になり過ぎず、かつ自然な日本語に・・・難しいですね。
itikumiさんの説明どおりだと思いますが、seemとappearを書き間違えていますね。 私はseemは人間の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」からみて、「そのように(真実のように)見えるが違うかもしれない」というニュアンスで理解しています。一方appearは大雑把に言えば同じ意味なるも、そのように見える内容が弱いような感じがします。Look likeになれば更に弱くなり、違うことを認めた上で似ているという感じを受けます。 「思うように」「予想通り」といえば本人の思いや期待感が強くなり、あるがままではなくなりますので、この訳文としては飛躍しすぎでしょう。
お礼
回答して下さりありがとうございます。 なるほど。。。 >「思うように」「予想通り」といえば本人の思いや期待感が強くなり、あるがままではなくなります やはり、「思うようにいかない」とか「予想通りに」などは意訳しすぎなのですね。参考になりました。 seemの「~に思える」はどちらかというと、(話者のみの)主観よりも、たいていの人が「そう思える」、という場合に使えるのでしょうかね。 特定の主観にとらわれない“あるがまま”、そこがポイント・・・ですかね。
残念ながら「思うようには行かない」は不正解で、「見かけどおりには行かない」が正しい意味です。 Appear の訳語として「~と思える」がありますので、「思うようには~」と連想されたのだと思いますが、appear の原義は「見かけから現状を判断すると~のようだ」であって、「期待する」の意味は含まれません。手元の英英辞典でも次のような定義がされています。 to appear to be something or appear to have a particular quality:(マクミラン英英辞典) ただし、必ずしも外見から現状を予想するときにのみ使われる表現ではなく、人から聞いた話や活字などから「予想・判断」するときにも使われる表現ではありますが。 「思うようには~」と訳してしまうと、あなたの「期待どおりにはいかない」の意味が出てきてしまい、ずれが生じます。 「予想通りには~」という訳し方の方は、近いのですがやはりちょっとずれています。この訳しかただと、「これからの状況を予想していたが、違ってしまった」という意味に感じられます。appear という単語は、いま申し上げましたとおり、あくまで「現状を分析・判断」する表現であり、「今後の予想」はしていないからです。 というわけで「見かけどおりとは限らない」、場合によっては「推測とは異なる場合がある」のような訳しかたがよいでしょう。
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回答して下さりありがとうございます。 自分で勝手に想像を膨らませて意訳しすぎました。 appearの持つ細かなニュアンスも大変参考になります(seemと似てますしね)。 例文に多く触れて、覚え込んでいきたいと思います。
お礼
回答して下さりありがとうございます。 「思うようにいく」「事が運ぶ」などは、自分で勝手に意訳しすぎました・・・。 seemの持つニュアンスが崩れてしまいますね・・・。 他の着目点も指摘して下さりありがとうございます。 ご指摘下さったとおり、「“物事”≠“ありのまま”のこともある」という文なのに、話者の動作は関係ありませんものね。