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原発と原爆の被ばくについて
今 進行中の原発の放射能汚染ですが、知人にそのことを言うと 原爆落とされた広島 長崎は今は人住んでるし、ぜんぜん大丈夫と言われます。 でも 山本太郎さんの動画を見たら、東京もかなり汚染されてるとの事。 実際 どうなんでしょうか? 友達の言うとうり大丈夫なのか、 それとも 原爆とは 違いかなり深刻な状態なんでしょうか?
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- ww8
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なお、これをご覧の方が原資料を紐解き、当時の放射線量を調べる事もごく当たり前に考えられますので、その際の注意をしておきます。 低線量の空間放射線量率の測定というのは極めて敏感なものであり、測定器・測定手法によりかなりのバラツキが出るのが普通です。 近年採用されているモニタリングポストによる空間放射線量率の測定手法は、このバラツキを極力抑える工夫がされていると思われますが、それでも機器本来によるバラツキは避けられず、時折係員の調整等必要になるほど、敏感なものです。 30年以前当時は、この種の空間放射線量率の測定法が確立・普及しておらず、その途上であったと見られ、その当時の数値その物を直接的に採用できるものではありません。 当時の測定は現在とは、単位も各種に異なり、測定機器が異なり、測定手法が異なっています。 現在普及している測定様式とは大幅に異なる場合がある上に、極めて敏感な対象の測定をしていた訳でありますから、当時に測定された数値に対する評価・解釈が必要です。 この点、単なる物品上若しくは物品内の放射能を測定するのであれば、過去の測定値もかなり精度を期待できます。 膨大な資料の中には、空間放射線量率の測定について、「過去の測定手法」と「その後の測定手法」との両者の間の換算係数を示した調査もあり、これによれば、 当時、シンチレーションサーベイメーターを用いて、非明示の手法によって測定された空間放射線量率の測定値は、逐次普及していたシンチレーション型モニタリングポストによる測定値と、「1対0.6」程度の比率を持ちます。 つまり、前者から後者を導き出すには約0.6を掛けると換算できる模様です。(これは私が個人的に当時の資料を眺めているうちに発見した方式であり、公式に採用されているのかどうかは知らないですが、恐らく当時の担当官数人が、後世の参考となる目的も含め、併記報告したような感じですね。) その他、当時の測定値の「単位」は様々であり、単位同士の換算方式はそれぞれご当人で調べてください。この換算方式にも何種類もあって、どれを採用しようかと迷いますし。。。 また、当時の多くの測定値は現在の状況と比較すれば、採用困難なものも多く含まれてます。 数字は数字だが、その数字の解釈に工夫が必要である… そのような状況があります。
- ww8
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えー、その後の新発見を記入しておきます。 30年前に、現在の放射線量の2倍の放射線量を、現在と同等の測定手法により観測していた地点は、静岡県の浜岡原発関係であります。 デマの後段部分に「放射線障害労災認定」なる記載が出てきますが、これは浜岡原発関係の原発作業員がらみの問題なのではないでしょうか。 とのことで、30年前に浜岡原発に常習的な放射能漏れの恐れ有り。 その作業員は、浜岡原発固有の問題が日本全国普遍的に適用できる一般現象であると錯覚した可能性有り。 なお、福島原発関連では、30年前は今回の事故前より、放射線量は低い状態でした。 その他、「日本国中において、30年前には事故前の放射線量の2倍だった」とみられる現象はありません。 また、大気中の放射性物質の落下や、落下前の浮遊状態では、空間放射線量率の顕著な上昇が発生するには、当時の大気中放射性物質の量は、あまりに少なく
- ww8
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更にもう一つの考え方を紹介しておきます。 ------------------------- > そういえば、東京を含めて日本国内、30年くらい前は現在より放射線量がもっと高かったですね。 > 正確な数字が直ぐに出てこないんですが、おおよそ東電福島原発事故前の2倍くらいだったはずです。 > > この名残は色々な所に残っていて、労基法における「放射線障害労災認定」の数字にも名残があったはずです。 ------------------------- 証明するためには、30年前の日本全国の(とは言っても数的に無理ですから数箇所とかの)放射線量を提示し、と同時に最近の原発事故前の対応する各地の放射線量を提示し、それらに2倍付近の差があることを示せば良いですよね。 ただそれだけで良いんです。 私はそれを提示できますし、その解釈法も用意してあります。 万々一、各地に降った、或いは各地に漂っていた放射性物質を吸入した際の被曝量(=放射線量?)が、2倍だと? いうこと? もうそれしか解釈法が殆ど残ってないんですが… 今の平均被曝量がナンボで、30年前の浮遊放射性物質を吸い込みながら生活したときの被曝量がナンボで、それらの比率が2倍であると? 原発事故前の日本人の平均被曝量は1.5mSvで、30年前は浮遊放射性物質を吸い込んでいたから3mSvであった… 1.5mSv増は純粋に浮遊放射性物質の吸引による。。。と?
- ww8
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------------------------- > そういえば、東京を含めて日本国内、30年くらい前は現在より放射線量がもっと高かったですね。 > 正確な数字が直ぐに出てこないんですが、おおよそ東電福島原発事故前の2倍くらいだったはずです。 > > この名残は色々な所に残っていて、労基法における「放射線障害労災認定」の数字にも名残があったはずです。 ------------------------- 提示の資料を見てもどこにこの根拠があるんでしょうかね。 他のスレでの痛ましい状況と錯覚しているのではないかと思うんですが、ここで問題なのは空間放射線量率の問題であって、放射性降下物の問題ではない。 たとえそれら放射性降下物が空間放射線量率を上昇させたとの強弁を行使しようにも、原理的・科学的に不可能なのですが。 仮にも、空間に浮遊する少量の放射性物質が空間放射線量率を著しく引き上げたとする特異現象があるのか?と思い、多少はじっくり見てみたのですが… ない。
- kenchin
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ちょっと間違いを訂正 【誤】 それに分析機器もGe半導体検出器で、これは40年前に既にメジャーであった分析機器 【正】 それに分析機器もGe半導体検出器で、これは30年前に既にメジャーであった分析機器 私が勉強した当時に見た資料(Ge半導体検出器に関する測定法の規定。どの省庁が発行したかは忘れましたが)が制定されたのは、昭和50何年の資料だったはずなので、まぁ30年前とするのが妥当ですね。 (メジャー=公的公認を受けて統一的な測定規定が制定された......との解釈)
- kenchin
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出典は「日本国の保存する資料」である気象庁気象研究所の資料です。 Webでも入手可能な部分なら以下のURLですかね。 http://www.mri-jma.go.jp/Publish/Technical/DATA/VOL_36/36.html 測定値のトレンドが掲載されてますが、断続的ではないですな。(苦笑 測定方法が前近代的、確立途上、測定単位が異なる等々。 気象研究所技術報告第36号「降水・落下塵中の人工放射性核種の分析法及びその地球化学的研究」(地球学研究部、DECEMBER 1996)の付録「分析要領」http://www.mri-jma.go.jp/Publish/Technical/DATA/VOL_36/36_035.pdf ここに試料採取方法と分析機器が書いてあります。 降雨なら、水盤で受けて云々。 これは現在でも原理的には同じですな。 そうですね、今はひょっとしたらオートサンプラーって装置でも使ってるかもしれない。 でも根本原理は同じ。 それに分析機器もGe半導体検出器で、これは40年前に既にメジャーであった分析機器。 もちろん、現在ではデータ処理用PCが付随したりするでしょうけどね。 JISの規定変遷を見てもらっても良いんですが、測定精度にはまぁ大差は出てないでしょう。 >半減期30年の放射性セシウムやストロンチウムは30年前は2倍量のはずですから。 気象庁が30年前の試料を後生大事に保存しておいて、それを今年測定し、「これが今年の”降下物”の数値でござい!」と発表しているのなら、これはもう仰ることが正解ですな。 でも毎年試料は「その時降っている雨等」ですのでね。 ついでにモニタリングポストについて。 中の測定器も、まぁ新型にはなっているでしょうが原理的には同じものを使ってるでしょ。 まぁ異なった原理に基づく測定機が複数あるのも事実ですが、測定原理が違っても測定値はほぼ同じ(まぁ数%の誤差の差はありますが)で測定できなけりゃ、そんなもの測定器として通用しないです。(苦笑 測定器によって2倍差が出たら全世界がひっくり返っちゃうのは前述した通り。 各原発建設時に「確立された測定方法=今日でも使われている方法」でポストが作られていますな。 そうじゃないと地元との協定も通りませんが? (除く美浜以前。 記憶も資料も見いだせなかったので、念のため除外ってことで。)
- ww8
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30年以前は環境放射線量率の測定法が確立・復旧の途上であり、今から見れば前近代的な手法も含めた測定が断続的に行なわれていたのみであります。 測定単位も異なり、測定機器も異なり、測定手法も異なっていました。 数字としては2倍量であっても、実態は2倍の放射線量ではなく、現代の平常時の空間放射線量率にほぼ等しいです。 これは日本国の保存する各種資料によって明らかです。 また、この「放射能量」が例えばほうれん草に付着した放射性セシウムだとか、魚介類に含まれる人工放射能を意味しているのだとすれば、核実験の後遺症も残っていた時代でありますから、今日の原発事故直前と比べれば多かったでしょう。 半減期30年の放射性セシウムやストロンチウムは30年前は2倍量のはずですから。 しかしこういう解釈も彼の文章の後段部分によって否定されると思われますので、やはり「放射能」とは「空間放射線量率」を指しているものと推測されますし、それを読む人もそう解釈するでしょうから、、、 つまり、その彼の投稿はデマ若しくは思い違いと断定しても良いはずです。
お礼
ありがとうございます。 ..
- kenchin
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「広島型原爆投下後(直後に限らず、一定期間経過後も)から観測されている急性障害が、現在の東京で報道されていない」のは何故なんでしょうね? 国家機関が報道管制を引いて「影響が無い」とデマを飛ばしてるんですか? スクリーニングや健康診断を受けた人も多いでしょうが、その人々の甲状腺や血液検査結果から顕著な証が出ていても報道管制出来るんでしょうかね? 入市被ばく者で起きた脱毛が東京都で発生していても隠し通してるんですかね? 入市被ばく者も含めた被害状況は、「MEDICAL EFFECTS OF THE ATOMIC BOMB IN JAPAN」を参考にされると宜しいでしょう。(入手できないなら岩波書店から、一部を引用した書籍が出ているはずです。) 直後の市内の状況についてはhttp://www.rist.or.jp/index.htmlあたりから引っ張れます。
お礼
ありがとうございます。 ..
- ww8
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原発事故がありましてから、事故の影響を過小に評価させるかのような動きが時折見られまして、その中の代表的なものが、「核実験時代には今の数万倍の放射能が降っていた」というデマですが、 このデマについてはこれまで幾度となく折に触れ、修正してきました。 このデマが収束したら今度は「核実験時代には今とは比べ物にならないほどの濃厚な放射能が漂っていた」とのデマを流す原発御用学者が出てきまして、、 私がこの件に関して調べてみましたら、 30年くらい昔の空間放射線量率の測定の手法が今日とは相違しており、今日の通常の測定法であるところのモニタリングポスト測定法がまだ確立途上であった模様です。 当時の空間放射線量率の測定は、その測定単位が現在の公式方式とは数種に異なり、測定機器が異なり、測定手法が異なっておりますから、その計測数値を今日のそれと単純比較して、「今の2倍の放射線量が30年前にあった」とするのは、どう見ても理系の人間のする事ではありません。 労働系か文系か… 当時、徐々に空間放射線量率の測定手法が確立されてきており、その手法によって測定した数値と、それ以前の習慣的測定法で測定した数値が、併記されて報告されています。 当時の各公務員さん、ご苦労さんでした。大変に参考になります。 。 以前の測定方式の数値の6割くらいがモニタリングポスト測定値になってますね。 で、そのモニタリングポストの単位がGy/hですからww Sv/hへの変換は0.8を掛けるのが常道でしたか。 とすると… なんともピッタリ今の2倍の数字が当時の数字になるので。 つまりは、今も昔も平常時の放射線量に殆ど差は無い… と。日本国の膨大な歴史的科学資料からも判明してます。 ただし、積雪地帯においては恐らくは「雪」による放射線量の増大が時々見られていた模様ではあります。← この部分だけ、想像。
お礼
ありがとうございます。 ..
- kenchin
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話は簡単なんですよ。 「広島原爆より今の方が深刻(特に死の灰を引き合いに出す人は)」と言うなら、現在の東京では外部被ばくに起因する急性障害が発生していないという(広島でも長崎でもこれで多くの人が被害を受けましたが)をどう説明するのか?ですね。 新聞報道の引用では、これが全く説明できない。 ちなみに私は絶対比較と相対比較からして、広島型原爆投下より3か月程度の状況より、現在の方がずっと線量としては低いであろうと考えています。 ただ、「線量が低い=健康被害が出ないと確信出来るレベルか?」と言う点は「論理的に納得出来る回答は自分の中にも世間にもないね(ただしWHO&IAEA基準に照らし合わせて。」ですな。 新聞報道にある「空間放射線量率」が理解できないと、その数値はどうにも評価できないはずです。 まさか、「空間放射線量率=外部被ばく量(≒内部被ばく量)」とは捉えていないでしょうが。 測定と測定による摂取可能性の評価(内部被ばく)については、(無断で他回答者様の回答を引用して申し訳ありませんが) radioisotope氏の過去発言を見られたら宜しいでしょう。
お礼
5年後 10年後にならいと わからないので これからも気をつけます。 ありがとうございます。 ..
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お礼
ありがとうございます。 ..