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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:除草剤について)

除草剤の総使用回数の制限について

csmanの回答

  • csman
  • ベストアンサー率22% (81/363)
回答No.2

以前、農薬について得たことを示してみます。 まず大きな勘違いがありますので、正しますと、 『土壌残留性が無い=安全』 ということは、まったくありません。 残留性が非常に短くとも、人畜毒性や魚毒性の強いものはいくつでもありますし、 残留性が相当長くても、毒性の低いものもあります。 現在、農薬に係る主な毒性は、急性毒性(人畜毒性、魚毒性)と慢性毒性によって 確認されており、残留性は、通常、半減期によって示されています。 農薬は、殺菌剤、殺虫剤、除草剤に大別され、一般に殺虫剤は強毒性ですが、 分解性の早いものが多く、除草剤では低毒性だが、半減期の長いものもあります。 というのは、雑草類は、一時期に一斉に発芽するのではなく、多種類のものが、 だらだらと発芽してきますので、一定期間の殺草効果を示すものでなければ、 たびたび薬剤を散布しなくてはならず、高コストになってしまうというためです。 このため、残留性は、除草剤の性状では、大変重要な要素となっています。 なお、殺菌剤は、殺虫剤と除草剤の中間的特性をもつものが多かったと記憶して います。 かつての古い農薬には半減期のごく長いものが多く、たとえばDDTの半減期は2年、 ディルドリンでは1年とされ、毒性が強く、催奇性も高いため社会問題化しました。 またPCPなどの農薬には、副産物としてダイオキシンなど、環境に多大な影響の ある物質を含有することも明らかとなりました。 このため、『残留性が長い=強毒性』との考えが広まったわけです。 今日、施用している除草剤は、土壌処理剤と茎葉処理剤(接触型除草剤、吸収移行型 除草剤)に区分されます。 土壌処理剤は、作付前に散布すると、土壌表面から所定の深さに薬剤成分の集積層を 形成し、ここから発芽する雑草を枯死させるもので、効果期間は3~4か月のものが 選ばれています。 接触型除草剤は、植物体の葉緑素にダメージを与え、非選択性で、DCPAや 中毒事故(自殺)が続出したパラコート(現在は登録失効)などがこれに相当します。 吸収移行型は、植物生長ホルモンの合成阻害によって殺草するもので、グリホサート (商品名:ラウンドアップ)、MCPPなどがあります。 以上のほとんどの除草剤は、毒性の低いのが特徴となっています。 なお、希釈倍率と散布量によって農薬成分量は同じになりますが、それぞれの雑草への 殺草効果は異なりますので、経済的な希釈倍率と散布量が求められています。 均一散布を行なおうとするならば、水量の多い方が効果的ですが、殺草効果が発現 しなければ何にもならないし、逆に高濃度で散布する場合は、多量の薬剤を購入 しなければ、対象地に散布できなくなったり、作物への障害も出やすくなります。 こういった弊害を回避するために、標準施用量が定められているのです。 これらについては、お客様コールセンターに聞くのではなく、地元の農家や農協 にでも聞いた方が、的確に〝指導”してくれるはずです。

kenshinss2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご意見参考にさせて頂きます。

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