• ベストアンサー

海水

海水が原子炉に入った浜岡ですが 海水の配管内に原子炉内の水は 混入していないのでしょうか? もちろん 福島のようなさやの溶融を起こしていないので影響は海でもあり 限定的でしょうが すぐに海水の調査を行っているものでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.2

中部電力から、報告書が出ています。 http://www.chuden.co.jp/energy/hamaoka/hama_info/hinf_tenken/__icsFiles/afieldfile/2011/05/20/230520shuhukusuiki5u.pdf 気になるのは、エンドキャップとやらが付いていた、復水器・戻り配管です。北陸電力・志賀原発で、この部分の配管の別の箇所にひび割れがあったとの報告も見つけました。 http://www.rikuden.co.jp/press/attach/03061901.pdf この配管は、復水器の内部配管で、この配管自体はひび割れして漏れても、海水は細管の中を通っているので大きな問題ではない(本来報告義務がない?)と言っています。 その点で、点検・補修が軽視されていた可能性があります。なぜなら、沸騰水型原発の弱点で、この復水器の中も原子炉内と同じレベルの放射能を持った水または蒸気が流れているため、復水器の中に長時間入っていると被爆線量が多くなるからです。 また、志賀原発ではパイプ同士のつなぎ目辺りにひび割れがあったので、発見しやすかったのだと思いますが、エンドキャップの特に溶接部のひび割れは見ていなかったような話もあります。 たとえば現在定期点検で止まっている発電所でも、溶接の形態から見て、健全性を保証することは、私見ですが、たとえ非破壊検査を実施しても困難なのかもしれません。

v008
質問者

お礼

大変わかりやすい資料ありがとうございます。 やはり 論理明快でありながら100%の保証は望めないという技術的な 報告に終始していますね。 (ようは 予測し得ないことにより事故が起こってもさほど重要ではなく 可能性として外に汚染水が出たことは予測できるじょうほうはないから 外部の計測結果は発表しない) すべからく そういった対応であることがわかりますね。 素人である私は いざというときの閉じ込め対策と 港湾閉じ込め対策のなさに驚きを感じます。 事故がおきたときに原因なんて調べようがないのだから 10万光年彼方の宇宙のごとく推測を行うのは 当然のことですが モニター数字などの発表を先に行うデリカシーもあってもよいのではないかと感じます。 広大なドームのなかに原子力発電は作り、いざとなったらベントしても外部には汚染物質は閉じ込め可能で 汚染除去装置付のな港湾の作成。 地中にも漏れ出さないように50メートルくらいの厚みのある数十層の 地中汚水対策を施したコンクリート地盤を作成して作らなければならないのではないか?とさえ思います。 当然津波対策は20メートルクラスの対策を施してということですが。

その他の回答 (1)

  • ankotare
  • ベストアンサー率50% (69/138)
回答No.1

海水が原子炉内の循環水に混入したのは、復水器の熱交換チューブが一部破損したからと報道されています。復水器の正常な運転状態ではチューブの外表面でタービンの排蒸気が凝縮し、この凝縮熱をチューブの内部を通過する海水で除去する仕組みになっています。この時の運転圧力は蒸気側は減圧下(大気圧より低い)海水側は数キロ(kg/cm2G)なので、チューブに穴が開くと圧力の高い方から低い方に漏れますが、原子炉内の水が海水側に漏れることはありません。しかし、実際の問題として海水の流れが乱れ、渦が生じると、渦の下流で圧力が下がり、たまたまこの部分に穴が開いていれば、漏れの方向が逆転し原子炉内の水が海水に混じる事は起こりえます。ただ、この現象が定常的に起こる確率は低く、たとえ海水が汚染されてもその程度は低く、海洋に排出されてしまえば希釈され、調査しても異常値は出ないと考えられるので実施していないでしょう。

v008
質問者

お礼

なるほど 圧力が正常であればそうしたことになるのは納得できます。 海水の流れが乱れる可能性はあまり考えなくてもよいし問題も大きいとは考えにくい そのとおりですね。 ただし チューブの一部破損そのものが異常なのですから その原因がほかにある 可能性を考えれば  モニターを行って風評被害を事前に防ぐという考え方は有用では?と感じましたが きっと 今回も行われることはないのでしょうね。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう