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木造 構造用合板必要性

木造軸組みで新築を検討しているのですが、大体のハウスメーカーが耐力壁として構造用合板を使 用していますが、使用せずに耐震等級3もあれば使用していても耐震等級2のところもあるので不思議 です。あるのとないのとではあった方がいいように思いますが湿気とか防音とか気密性とかいろいろな 観点からみるとどうなのでしょうか?建てた後で簡単に付けれるものではないので悩んでいます。 宜しくお願いします。

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  • kei1966
  • ベストアンサー率46% (1033/2245)
回答No.3

湿気は主に土など下から上がってくるものと、雨で防げなかったわずかな進入水、冷やされることによる結露水の心配が必要です。床の湿気は床下換気がメイン、進入水は壁体内通気、結露は正しい断熱によって防いでいます。ですから壁に合板を使うことで湿気が防止できるものでもありません。ただ、断熱には木材ですのでほんのわずかながらに性能は上がります。 防音は材料の重さによっても効果があるものですから、ないよりはわずかに性能は上がるはずです。 気密性は何も貼らない軸組みより2×4のほうが気密性がよいのは明らかなです。 ただ、現在の気密住宅のレベル(ビニル袋で包むようなイメージの気密)からすればそこまでの性能ではありません。 また、地震力は重いほうが大きく受けます。 開口部の部分以外はすべて合板を貼る事で、自由に位置を選べてバランスの強化を図れる筋交いに対して間取り設計の壁の位置に偏りがあると箱として強くなるようにも思いますが、バランスの悪くなる可能性もある工法だと思います。動画で長優の耐震力でも耐震実験で倒壊したものを見ましたが、合板採用時から気になっていたのは1階よりどうしても2階の耐力壁量が増えがちであるということです。つまり屋根が軽くても2階が固まりすぎると地震によって1階に対する負担が大きくなり1階が持たない危険性です。 現在の基準法では軸組み計算で階層ごとの耐力壁の仕様の関係を表現していませんからここは私は改定してもらいたいと思っています。・・・といってももう大手に勤めていないので手立てがないのですが。 簡単に言えば私見では耐震3なら合板はいらないとおもいます。 気密はポリフィルムでとればよいし、板を張る位なら断熱性能を上げて通気工法をしっかりと計画し構造体の乾燥を守るほうがよいようにおもいます。 永く快適なおすまいになりますように。

72031338
質問者

お礼

とても参考になりました。ただ単に強くするだけではなくバランスが大事なんですね。専門的な意見で勉強になりました。耐震等級3でも構造用合板はないよりある方がいいのではないかと思いましたがおっしゃるとおり、耐震等級を十分にみたしているなら構造体その物の乾燥を優先させるべきだと思いました。ありがとうございました。

72031338
質問者

補足

違う質問になりますが省令準耐火の必要性はどうでしょうか?火災保険が安くなることは知っていますが、いろいろな観点からはどうでしょうか?

その他の回答 (4)

  • kei1966
  • ベストアンサー率46% (1033/2245)
回答No.5

http://www.e-hyoka.co.jp/flat35/images/35-37.pdf 私は省令準耐火をとったことがありません。準耐火構造しかやってません。 倒産されたF社はこれを認定をとってやっていましたね。 今では技術基準が制定されて割と簡単にとれるのだと思います。 サイトの図を見ると準耐火構造の建物に比べ、開口部は全部制限がなく、外装基準も制限がありません。 内装は準耐火構造の一部を採用しているというある意味 一部準耐火 といった構造ですね。 内部で火災発生した際にできるだけ一気に延焼しない措置された家であるといえます。 しかし、ここに合板を壁に貼る要件はありません。 内装下地にガラス繊維の入った強化石膏ボードを使用し、炎が抜けないように30ミリ角以上の木材でのファイアーストップを入れるという内容です。 屋根や軒裏は私のエリアは全て22条地域なので特別なものではありません。ただ、屋根材は最近飛び火認定のものも22条地域で使えるようになりましたが、省令準耐火は不燃材となっているのでおそらく不燃材使えないと思います。 ご参考になさって良ければ省令準耐火お受けになってみてはいかがですか? ぼやが起きても家を修繕して使える可能性のある家になるというイメージだと思います。

72031338
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。とても参考になる意見でした。ありごとうございました。

回答No.4

色々な観点から見るといろいろ問題がありますが、建築コストを下げる観点からは有用です。 資金が潤沢な木造建築で構造用合板を使う必要はありません。

72031338
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。

  • mimicann
  • ベストアンサー率43% (356/822)
回答No.2

確かに防音性能や気密性は向上します。 ただし防音性能だけを向上したいなら、石膏ボードの2枚張りで経済的に済みます。中側から貼る遮音シートは幾分か高いですが施工性は簡単です。 構造用合板を貼って、気密性を向上させれば表面結露(サッシ表面に水滴が発生)が起き易くなります。 それを防ぐにはペガラスにする必要があります。 表面結露を防げば内部結露、壁内とか見ない箇所に結露が発生して建物が傷む可能性が高くなります。 内部結露を防ぐには十分な換気です。 普通に十分な換気と言えば外気温と近づき断熱した意味が無くなります。 だから、全熱交換型の換気扇を取り付ける必要があります。 〔新鮮な空気の熱〕を〔排出する空気の熱〕と交換して取り入れます。 http://www.ads-network.co.jp/zairyo-kouji/S01-03.htm 以上より、気密性向上とは断熱性向上を伴い、むやみに向上させれば建物が傷む結果となる。 気密性向上させるために、換気経路や断熱をしっかり考えて施工すれば施工費は高くなります。

72031338
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。おっしゃるとおり一番気になるのは湿気の問題です。特に壁体内結露が気になるところです。 参考になりました。

  • tai-yu
  • ベストアンサー率32% (231/721)
回答No.1

昔から木造は筋違いを用いていました。地震力に抵抗するのは基本的にはこの筋違いです。 構造用合板は近年、筋違いに変わる水平力抵抗部材として使用されています。施工性が良いのが一番のメリットだと思います。しかし、建物が出来てしまうと耐震上重要な壁と、それ以外の壁が見た目ではほぼ判別不可能になるため、増築やリフォームの際は注意が必要です。 >あるのとないのとではあった方がいいように思いますが湿気とか防音とか気密性とかいろいろな観点からみるとどうなのでしょうか?建てた後で簡単に付けれるものではないので悩んでいます。 通常は施主が選ぶものではありません。地震に抵抗する部材は必要量確保するよう法規定がありますので、その部材として筋違いや構造用合板を設計者が適宜選択します。どうしてもこだわりがあれば設計の早い段階でその旨を設計者に伝えてください。

72031338
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。的確なアドバイスありがとうございました。

72031338
質問者

補足

今検討しているハウスメーカーは構造用合板がないのですが耐震等級は3です ので強度的には構造用合板はいらないのですが防音、気密という観点からはあ った方がいいのではないかと思いますし、強度以外の観点で必要性に悩んでい ます。ちなみにいまけんとうしているハウスメーカーは要望があれば構造用合板 をつけてくれます。

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