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今になってやっと出てきた「SPEEDI」

hatenatarouの回答

回答No.12

No.11です。 > IAEAには地震、津波発生後にはIAEAに報告とのことです。 すみません、youtubeの動画は見れませんし、信頼できるサイトと思っていません。 でも、これも気象庁のデータの話ですよね? SPEEDIのデータをIAEAに提供したと言う話は、探しても見つかりませんでした。 もっとも、公表が遅くなったことと信頼性の低い予測である点は、どちらも共通していますが。 > ドイツは…避難を呼びかけていました。 ドイツの避難呼びかけは予測結果に基づくものではなさそうですよ。仮に予測結果に基づく呼びかけであれば、信頼性の低い予測を元に避難を呼びかけていたことになってしまいます。 ドイツの予測は濃度ではなく、どう拡散するかを示すもので、危険性の判断に使えるものではなかったようです。 "予測結果は「実際に放射性物質が放出される濃度を示すものではない」と強調" "「放射性物質が拡散し、薄まるイメージを示したもの」" MSN産経ニュース:影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110406/erp11040611300004-n1.htm ■公表の必要性 意外と見落とされているのですが、実測データは公表されており、急を要する事態でないことも明らかになっていました。 そのような状況で、データ不足であてにならない予測データを公表することに意味があるのか大いに疑問です。 さらに言えば、公表されたデータを活用したと言う話はまったくありません。河野太郎さんも、データ公表後はまったくSPEEDIに触れていないみたいですし。 ■パニックになった例? 韓国でのパニックの原因を、ドイツなどの予測データが誤解されたことにあるとする報道もあります。 "ノルウェーやドイツの気象庁が、朝鮮半島に放射性物質が飛来してくる可能性を発表したのだが、ネット上で「尾ひれ」がついて「恐怖の放射能雨が降る」とうわさが拡大したようだ。" J-CASTニュース:「放射能が朝鮮半島に飛んでくる」 韓国はパニック、学校「一斉閉鎖」 http://www.j-cast.com/2011/04/08092609.html?p=all

Mumin-mama
質問者

お礼

熱心に関心を示してくださり、また、再度ご回答ありがとうございました。 >■公表の必要性 >意外と見落とされているのですが、実測データは公表されており、 >急を要する事態でないことも明らかになっていました。 どのような形で公表されていたのでしょうか? 「ファックスで送った」と言うのでは、緊急時の対策などされていなかった様に思われます。 原発事故の初動避難で、風向きは一番大切なことなのです。それをわかっていない人たちなのですね。受領を確認していなければ、送ったことにはなりません。『後は、送り先の責任にすればいい』と思っているのでしょうか。また、 福島で公表された実測データーとはどのようなものでしょうか。 急を要する実態でなかったというのは、誰の何時の見解ですか? 原発事故を甘く見た勝手な判断で、その人のお陰で、多くの人が被曝したのに、そんな簡単な弁解で許されるのでしょうか。12日の一号機後すぐ、14日の3号機の爆発時前にももしそれが公表されていたら、風下の住民に危険を知らせることが出来たはずです。 >そのような状況で、データ不足であてにならない予測データを公表することに意味があるのか大いに疑問です。 「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ※)は、原子力発電所などから大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれがあるという緊急事態に、周辺環境における放射性物質の大気中濃度および被ばく線量など環境への影響を、放出源情報、気象条件および地形データを基に迅速に予測するシステムです。」 なぜ、こんなに紛らわしい名前や説明を付けていたのでしょうか。 もし、データー不足で当てにならない予測データーというなら、元々SPEEDIとは何のためにあるのですか?お金をただつぎ込んだ物しか見えないか。データー隠しにしか思えません。 >■パニックになった例? 日本には元々「原発安全神話」や学校での「原発安全教育」で原発に対しての恐怖感が他国に比べて低いのだと思います。ですから、福島の子供達の年間許容線量20ミリシーベルトとか設定できるのだと思います。  私は、チェルノビイリ事故の時にドイツに住んでいました。その時のドイツ政府は、すぐに国民への安全対策に取り組みました。2千Kmも離れているにも関らず、すぐにドイツ中のほうれん草畑を潰させ、国民にフレッシュな牛乳は飲まない様に勧告し、ドイツ中の子供が遊ぶ砂場の砂を全部入れ替えました。学校では原発安全教育などしません。小説「Die Wolke」はドイツ語圏でベストセラーになり、映画も大変ヒットしました。其のせいもあって、ドイツでは反原発を唱える人が多いのです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9B%B2  ですから、ドイツ国内で核燃料の輸送時でさえも、反対派の騒ぎになります。 また、今回ドイツのTVで流れた、福島からの放射能物質の飛散予報ですが、それを流す前には福島原発事故の状況が原子力の専門家により説明されていました。現在では、彼らの言っていた通りの状況になっています。 日本のニュースでは、「ただちに健康に害を及ぼさない」と言う御用学者や枝野氏の解説ばかりでした。 人は馬鹿ではありません。正しい情報があれば、自分で判断できるのです。政府はまた、自分達の情報隠しから風評被害が起こっていることに気がついていません。 日本人は福島の原発事故は日本国内の一部の地域の短期間の放射性物質の飛散問題と考えている人が多いですが、水素爆発で放射性物質はエアーゾール状、粒子になって世界中に飛散します。 そして、降り積もって、何十年、何百年、何万年も放射性物質によって放射性物質は降り積もります。放射性物質の怖いところは、見えなく、匂いが無いことです。それは、被害者には大変恐怖で、加害者には大変都合のよいことです。 もし、避難が遅れて体内被曝したことで癌になっても、東電や政府を訴えることは大変難しくなるのです。なぜなら、データーが無いからです。東電は今は政府をも黙らせるほどの権力を持っていますから、政府も東電は潰せません。事故を起こした東電は現在はまるで人が起こした事故の様に、事故費用を電気代に上乗せや税金で払ってもらうのが当たり前の様な発言をしています。 子供の甲状腺癌は5年後から目だって発症するそうです。もし、今から対策をしなければ、日本は子供から死ぬ国になりますよ。 今の大人が、立ち上がって、今後のケアー対策の法律など作らなければ、病気になった人たちは不安や治療費で大変なことになります。 福島原発事故はまだ進行中です。汚染水はすでに地下に漏れ出し、福島の汚水施設も汚染しています。一度放出された放射性物質は回収できません。長い時間放射線を出し、生物に影響を与えます。 福島第一の処理しなければならない燃料数はチェルノブイリ事故の時の約10倍だそうです。  7:55~「内閣参与である平田オリザ氏は韓国ソウルの講演会場で、低濃度放射線汚染水の海洋放出に関して説明…。」 http://www.youtube.com/watch?v=h6c8tbDWZEA&feature=watch_response

Mumin-mama
質問者

補足

>すみません、youtubeの動画は見れませんし、信頼できるサイトと思っていません。 でも、これも気象庁のデータの話ですよね? SPEEDIのデータをIAEAに提供したと言う話は、探しても見つかりませんでした。 YouTubeはPCによっては見られないこともあるようです。信頼できるか出来ないかは、個人的見解だと思いますが。 【放射性物質飛散予測】 IAEAに報告、日本国民に伝えず 【福島原発】 2011.04.07 (木) 衆議院 災害対策特別委員会 吉野正芳 http://www.youtube.com/watch?v=_heeWURhqrk&playnext=1&list=PLE14DDB0DC4E814C9 http://www.google.co.jp/#sclient=psy&hl=ja&biw=1920&bih=957&source=hp&q=2011.04.07+%28%E6%9C%A8%29+%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2+%E7%81%BD%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A+%E5%90%89%E9%87%8E%E6%AD%A3%E8%8A%B3%E3%80%81%E3%80%81+&aq=&aqi=&aql=&oq=&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=4fd2121deb7c084b

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